『♡ Kyoko Love ♡』14-2
14-2.
「上司と親兄妹とはちが・・ウ・・」
「違いませんっ。姑に口答えなんかできないんですよ?
っていうか、してもいいけど、したら終わりでしょ? 普通。
上司にだって 口答えや異論なんてなかなか言えないものでしょ?
同じ。ストレス溜まりまくりー。気がつくと大好きだった夫は、
いなくてもいい存在に・・ってね」
「石川さん、経験したことないよね? 」
「ないですけど。
この手の話は結構聞いていて、同居で上手くいってるっていう話は
残念ながら、あまり聞いたことないんですよね。
離婚して奥さんが出て行くか、我慢しているか、どちらかでしょうね」
「へぇ~」
「自分の思い込みだけで同居に拘ってると幸せな家庭を
築くのは難しいと思いますよ」
「俺、この飲み会に参加して良かったよ。
今までそんな話を聞かせてくれる人間はいなかったから」
皆、言いたくても、言えなかったんだよー・・とは
そこまでは言ってはなるまい、っとぉ。
「そんなお上手言ってもらって、だとしたら、私も
少しは人のお役に立てたってことで、この飲み会に参加
して良かった・・のかしらホホホ」
こんなこと言ってたら、縁遠くなるんだろうなぁ~。
次、誰かに別の会に誘われたら、今度こそネコ被っと
こぉー、っと。




