欲張りな卑怯者
優雅な人生をおくれるかどうかは、その人の我慢しだいだ。つまり、努力。
努力は、誰でも出来るなんてよく聞くけれど違うと思う。
例えば、目の前に恐ろしい怪物がいるとしよう。
その時の人間は、大きく分けて三種類いると私は思う。
震えながらその怪物の事を分析して精一杯、今出来ることをして立ち向かい、生きようとする勇敢な者。(感化され、立ち向かった者も含む。)
命がなくなるのを恐れてその場から動けなくなる臆病者。
一目散に逃げて、安全な所で
「死んだアイツは、勇敢で良いやつだった。」
なんて後悔を歌って怯えている卑怯者。
誰が一番生き残る可能性が高いか?
そんなのは、簡単だ。
怪物いるこの場では、逃げている卑怯者が一番、生存率が高いだろう。
しかし、長い戦いで見たときに一番、勝率が高いのは、勇敢な者だろう。
卑怯者は、たとえ、その物事が命がかかっている場合でも安全な所に逃げて何も考えず、ずっと後悔を歌う。
臆病者は、命や大切な物事を理解して考える事はできる。ただ、失敗した時のリスクを考えすぎて動けない。
勇敢な者は、考えて行動することができて、成功した時のリターンを考える。勿論、怖いものは、怖いし、面倒くさい物は面倒だろうが、リターンを考え、行動することが出来るだろう。
だから、勇敢な者は、リターンをしっかり受け取る事が出来るだ。
臆病者も、いざというときには後悔を力に変えて行動が出来ると私は思っている。
行動した臆病者は、もしかしたら勇敢な者よりリターンが貰える確率が高いかもしれない。
卑怯者は、行動することは勿論、考えることすらしない。ただ過去の思い出の中で後悔を歌っているだけ。
ちなみに私は、卑怯者だ。
その根拠に、このような言葉たちを吐いている。
私の全ての言葉は、私の逃げ続けた後悔の言葉だ。
たとえ、誰も見なくなってもずっと吐き続けるだろう。
あなたが呆れて、ウザいと思うくらいに。
何度も非難されてきた。罵倒されてきた。
呆れられてきた。怒号を受けてきた。
だけど、傷ついただけで何も変わらなかった。
変われなかった。
全部、逃げてきたから。
だから、努力を綺麗に魅せないで欲しい。
私でも出来るって期待してしまうから。
やる気になるたびに何か変わるって期待して何も変われなくて結局、自己嫌悪。
もっと、見ている人が吐くほどに血生臭く、欲深さを表して報われなかった時の絶望の表情も殺意が湧くほどの表現を………
って、何、言ってるんだ?
何、欲張ってんだ?卑怯者の癖に。
いつも読んで下さってありがとうございます。
こんな後悔の言葉たちを読んで一瞬だけでも価値を与えて下さっている皆様には本当に感謝しております。
僕はあなたが呆れるくらい言葉を吐き続けます。
卑怯者でも産まれてきたからには
生きていたいので。