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異世界ギャンブルライフ  作者: 波多野匠
3/6

3話

私の両親は優しく時には厳しく、私をしっかりと育ててくれた。


すくすくと成長していき、私は小学生になっていた。


小学校の授業は前世と特に変化もなく至って普通のものだった。


休みの日に母と一緒に買い物に行った時、街にはパチンコ店や


スロット店などのギャンブル施設が前世の時より多い印象を受けた。


そんなこんなで小学校を卒業し中学生に上がった。


中学校の授業で見慣れない科目が存在していた。


ギャンブル理論というものがあった。不思議に思って父に聞いてみると


なんと父の職業はギャンブラーであり、中学生になるとギャンブルを授業で学び、


卒業すると皆、ギャンブラーに就職するという、とんでもない事実を知った。


この世界の人は皆ギャンブルで生計を立てているという。


中学生になりとんでもない世界に生まれ変わったことに気づいてしまった。


授業でギャンブルのことをしっかりと学び立派なギャンブラーにならなければいけない。


立派なギャンブラー . . . 。自分で言ったが変な言葉な気がする。


しかし、ギャンブラーにしかなれないのであれば、授業をまじめに受け


有能なギャンブラーになるしかない。


3年間ギャンブル理論の授業を受け続け、私は中学校を卒業し


ギャンブラーになることができた。





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