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異世界ギャンブルライフ  作者: 波多野匠
2/6

2話

何が起こったのか。


小さなカプセルのようなものに閉じ込められていて


私は泣き叫んでいる。


その中の私を若いであろう男女が覗き込んでいて、


女性の方は涙を流しながら笑顔で私の顔を見つめているではないか。


男性の方は満面の笑みでこちらを見ている。


「まぁ、なんて可愛いんでしょう。」


「あぁ、俺の子供とは思えんぐらい可愛いな。」


その男女は私を見ながらそんなことを言っている。


それにしても人間の顔はこんなにも大きかっただろうか。


ふと自分の手を見ると成人男性のそれとはかけ離れているほど


指が短く非常に小さかった。


どうやら赤ん坊になってしまっているようだ。


先程、男の方が「俺の子供」と言っていた。ということはこの二人は


自分の両親なのか。思い返してみると私はパチンコの帰りであったはずだ。


その先の記憶がない。酔っ払って車にでも轢かれて


死んでしまったのか、目覚めたらこの現状だ。


生まれ変わって赤ん坊になったということなのか?


まぁ、中途半端な人生だったので大して未練もない。


あまり深いこと考えずに寝よう。


そうこうしてるうちに何日か経ち、私は両親に連れられ退院した。

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