今日から中学生
朝、清々しい朝。
今日から僕は中学生、名前は笹山武志って言います。
いやぁ、なんだか学ランってカッコいいですね。ははっ♪
今、隣の家に住んでる幼馴染みの新山誠って男を待ってます。アイツの着なれてない学生服姿を見るのも楽しみです♪
「うーっす」
おっ、来たみたいですね。さてさて気だるい感じの声ですが、学ラン姿はどんな感じかな?
「おっ、学ランカッコいいな、くそっ、俺もセーラー服じゃなくて学ランがいいぜ。」
...ん?なんだこれは?目の前に髪が短めのボーイッシュなセーラー服姿の美少女が居るんですけど...誰ですかコレは??
「何ボーッとしてんだよ武志?早くしないと入学早々に遅刻だぜ。」
アレ?アレ?...これもしかして誠??
...分かった!!完璧に理解した!!
「せいっ!!」
"ボゴッ!!"
僕は容赦なく自分の頭を右手でボコッと殴りました。
「おぉい!!どうした武志!!」
痛い、めっちゃ痛い、これ夢じゃない感じですかね?
じゃあコスプレか!!
「あぁ、驚いた。もうビックリさせんなよ。早く学ランに着替えてきな。」
「なんでだよ?女子はセーラー服だろ?」
...うぇ、もしかしてコレは...友達が急に女体化したの??
「お前、女になったの?」
「はっ?俺は生まれてこの方女だぞ。」
あぁ、そっちか!!なるへそ!!
えっ?
「僕、お前の目の前で立ちションしたことあるけど??」
「いや別にガキのチンチン見ても大丈夫だろ?ウチの高校生の兄貴なんか風呂上がりに裸でマンモス級のモンをぶら下げてるぜ?」
「プールは!?プールの時間にお前のスク水着見たことないぜ!?」
「いや、俺カナヅチだから仮病でサボってたよ。」
「えっ、じゃあ時折お前に僕がキュンってなるのは?」
「いやそれは知らんよ。病気じゃね?」
...な、なんてこった。男友達と思ってた奴が女友達だったなんて...そんなん現実にあります!?...あったわ。
だからコイツのケツをスキンシップで叩いた時に女子がドン引きしてたのか。
いやぁ美少年とは思ってたけど、まさか美少女だったなんて、ははっ♪...いや笑い事じゃないですね。
「僕、お前と友達続けていく自信ないわ。」
「急にどうしたんだよ...早く学校行こうぜ、んで帰りは駄菓子屋寄るぞ。」
「デート?それはデートですか!?」
「はぁ!?」
そう言って赤くなる誠の顔が妙に可愛く見えて、なんだか男友達が女友達に成るのも悪くないかもしれませんね。




