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刻印の付与魔導師(エンチャンター)  作者: 大和・J・カナタ
第16章 エメアリア魔法国
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16-02 第六回世界会議/思惑

これまでのあらすじ:いよいよ世界会議です。

 夜が明け、僕達は案内者の先導で王城横に建設されていた新しい建物へ向かう。成程、ここは世界会議の為の会場だったんだね。

 建物は白い七角柱型で、恐らくは七種族を示しているんじゃないかな?

「この短期間に、よく建てたなぁ」

「とても素敵な建物ですね」

「アンドレイおじちゃん……本気だね!」

 確かに、アンドレイ叔父さんの世界会議に対する本気度が解る。相当に気合が入っているようだね。


 会場内も、とても綺麗な会議室だ。これ程の設備は、そうそう無いだろう。

「ようこそ、我が国の世界会議室へ。驚いてくれたかね?」

 悪戯が成功したような表情のアンドレイ叔父さん。アンドレイ叔父さんのこんな顔は、初めて見たよ。

「驚いたぞ、イングヴァルト王。これは一月程で建てたと聞いたが……」

「まぁ、アヴァロン王国から建築用の遺失魔道具アーティファクトを借り受けて出来た事でな」

「あぁ、成程」

 アヴァロン王国や遺失魔道具アーティファクトが、常識外れの代名詞みたいになってませんか?


「それにしても、素敵な建物ですわね」

 会議室を見渡して、ポーラ大公が微笑む。

「実は、大まかな意匠はうちの第二王子の案でな」

 第二王子……ってことは、アクセル君か!

「凄いじゃないか、アクセル君!」

「その年齢で、こんな素敵な建物をデザインしたんですか!」

「アクセル君、すごーい!」

 僕達の賞賛に、アクセル君がはにかむ。そんな息子を見て、誇らしげな表情のアンドレイ叔父さん……これ、単に息子自慢したかったのかな?

 アルファもアクセル君も才能豊かだし、シルビアは素敵な淑女だし、イングヴァルト王家は安泰だね。


************************************************************


 さて、会議室を眺めていては話が始まらない。僕達は各々の用意された席に座る。いよいよ世界会議だ。

「私が今回の進行を勤めさせて頂きます」

 第六回は、アングルスが司会か。

 今回も、前回までの総括からだ。

 転移門の解放と増設案。アイドルグループの結成。貿易リストの作成。魔導列車の建設と、橋上の線路の敷設。孤児や難民の移民の件。

 いつになく様々な意見が交わされる会議になったんだよね。


「前回の総括も話し合う事が多いと思いますので、今回は先に今回の議案を募り、前回と今回の議案について話し合う方式でいきたいと思うのですが、如何でしょうか?」

 ふむ、新しい進め方だね。

「僕としてはやってみる価値はあると思う」

「そうだな、私もそれでやってみたいと思う」

「はい、私も異論はありません」

 僕の言葉を皮切りに、肯定的な意見で満たされる。アングルスは満足そうに頷いて、今回の議案を募り始めた。


 僕からは、悪魔族四天王から聞き出した情報の共有と今後の対策。それと移民面接の再実施についてだ。

 続いてエメアリア魔法国より、魔石の産出条件についての新説の発表。これには各国の代表も目を輝かせた。

 ミリアン獣王国からは、残る五人の勇者について。今回、会議に参加する勇者はノゾミのみなので、必然的にノゾミが今回の勇者代表になる。

 ジークハルト竜王国からの議案は、古代遺跡の発見の報告。その遺跡はどうやら人が暮らしていた形跡があり、歴史を知る発見になるかもしれないとの事だ。

 シンフォニア王国からは、人材交流について。アヴァロンが設立した職人ギルドに倣い、他のギルド……例えば商人ギルドも立ち上げてはどうかという提案だ。


 こうして意見が出揃う中、ある人物が立ち上がった。

「発言を許可して頂きたい!」

 トルメキア王国の貴族だった。

「おやめなさい、ガロン侯爵! 我々トルメキア王国に、発言権はありません!」

「冗談はやめて頂きたいですな、王妃様! トルメキア王国の事を思うなら、ここで弱腰になるべきではないのです!」

「あなたは何も解っていません! 世界同盟から一時除名処分を下されたのは、我が国がアヴァロン王国を攻めた事が原因です!」

 ……トルメキア女王、苦労してるみたいだな……。

「我々が一時除名で済んでいるのも、アヴァロン王のご厚情あっての事! それは散々説明したでしょう!」

「たかが十五年生きただけの若造に、何が……」

 その言葉に、トルメキア女王が立ち上がって護衛騎士に命令する。

「グラント、フィリス! ガロン侯爵を退室させなさい!」

「「はっ!!」」

 素早く騎士達がガロン侯爵を両脇から拘束し、引き摺っていく。

 ほう、あの二人は中々のステータスだな。逆にガロン侯爵は典型的な魔法特化エルフで、身体能力はくっそ低い。


「我が国の侯爵がご無礼を致しました……」

 肩を落として頭を下げるトルメキア女王に、フィーリア王女や他の貴族が同じように頭を下げた。

「苦労しているようだな」

「お恥ずかしい限りで……」

 ヴェルデの言葉に、女王は頭を下げたままだ。

「頭を上げてくれ、トルメキア女王。昨日の今日で万事うまくいくなんて誰も思っていないさ」

 僕の言葉に、トルメキア女王が頭を上げる。

「これからも大変な時期が続くと思う。しかし、亡き先王の遺したものを守ろうとする貴女の強さを、僕は尊いものだと思う。筋は筋として通さなければならないが、こちらも可能な限りの便宜は図ろう」

「寛大なお言葉、心より感謝しますアヴァロン王」

「では、この件はここまでとしよう。ゲイル伯爵、進めて貰ってよろしいか」

 僕の言葉に、笑顔で頷きながらアングルスが立ち上がる。

「では、会議を進めて参りましょう。まずは、前回の議題から……アヴァロン王国の転移門に関する話からでよろしいでしょうか」

 誰も異議は無いようなので、アングルスが着席する。ここからは、王同士の話し合いの時間だ。


************************************************************


 会議そのものは、充実した内容だった。

 転移門運営は設置国とアヴァロン王国で運営するが、通行料や運搬料は統一する事になっている。

 増設箇所としては、各大陸の端にある既設の門とは逆側の端だ。西大陸はシンフォニア王国・南大陸はジークハルト竜王国・北大陸はオーヴァン魔王国ボルド領。東大陸はギルス帝国なので、エメアリア魔法国に設置する事が多数決で可決された。


 世界同盟公式アイドルグループの結成は大々的に公表し、アイドル達の活動を開始する準備は着々と進んでいる。七人のアイドル達は歌や踊りの練習に打ち込んでいるそうだ。


 貿易リストは各国が持ち寄り、供出できる物と希望する物が明確になった。これで貿易国交が活性化するだろうと、加盟国もホクホク顔だ。


 魔導列車は複数国が建造を完了し、橋の線路敷設も完了した。

 いよいよ、開通式を行い運用を開始する方向で話が纏まった。これで魔導列車と転移門による、国交活性化の道が繋がる事になるな。


 孤児や難民、浮浪者の移民面接は、加盟国全体で行う事になった。今後は加盟国側が選んだ者を、アヴァロン王国で面接する事になった。

 こうなったのには理由がある。アヴァロン王国に移民した者達が、各々の分野で目覚ましい活躍を見せているのだ。

 有用な人材の流出は、国家としても問題だからね。


 ギルド設立……こちらは、冒険者ギルド・職人ギルドに加え、商人ギルドが設立される事となった。

 ギルドは要するに互助会だから、協同組合みたいなものだね。農協とかもいるかなぁ?

 異世界ファンタジーのお約束であるギルド……他にはメイドギルドとか執事ギルドとかがあった気がする。

 いきなりあれもこれもは大変だから、商人ギルドが軌道に乗ったら折を見て話してみるか。


 そして、残る勇者五人について。アヴァロンとラルグリス・シンフォニア以外の勇者についての情報が無い現状はよろしくないというのが、獣王の意見だった。

 そこで、南大陸の加盟国……ミリアン獣王国・ジークハルト竜王国・ケルム獣帝国の三カ国は、連盟で勇者を擁するニグルス獣聖国とリレック獣皇国に会談を申し入れるらしい。その際、うちの勇者を同行させて欲しいという事だ。


 任せるならば侯爵でもあるユウキと、その恋人であるマナがいいかな? 現地産ヴェルスフィアの勇者である僕は一応国王だし、メグミはその婚約者だ。ノゾミはあくまでラルグリスの勇者であり、マサヨシは奴隷だからね。エルザとマリアも帯同させて、ユウキチームで向かって貰うのが良いかもしれない。


 エメアリア魔法国からの、魔石の生成条件については疑問に思う人達の方が多かった。

 そこで、エメアリア魔法国は鉱山の地層深くにて魔石発掘を試みる事を発表。それで魔石が多数発掘出来たならば、この説は信憑性があると判断できるだろうと告げた。

 プリシア、どうやら魔法技術に関しては妥協しないらしい。かなり強気な発言だもんね。

 しかし言う事は最もなので、各国も検証発掘の結果を楽しみにしていると返答した。


 さて、ジークハルト竜王国で発見された遺跡は、どうやらワイズマンとも別口みたいだ。

 資料によると、竜王国とも獣人族の国々とも違う文明の痕跡があったらしく、円卓の絆ラウンドリンクで撮影した写真が共有された。その写真を見て、僕は唖然としてしまう。

「……これ、ガラケーじゃないか?」

 思わず口にしてしまった言葉に、参加者達の視線が集まる。

「ユート、これが何か知っているのか?」

 しまった……仕方ない、説明するか。


「僕の作った円卓の絆ラウンドリンク……これは、勇者の世界の通信端末をモチーフにしているんだけど、その通信端末をスマートフォンって言うんだ」

 僕が言葉を切ると、ノゾミが無限収納庫イベントリからスマホを取り出す。

「ふむ、それは確かに見覚えがあるな。ノブヨシの遺品やフミナの所持品にも、それがあった」

 シンフォニア王も頷いて肯定する。


「ガラケーっていうのは、スマートフォン等が普及する前に使われていた通信端末の別称なんだ。確か……ガラパゴス携帯の略だっけ?」

 ノゾミに視線を向けると、苦笑して頷く。

「世界の通信端末の発展とは別に、日本独自の進化を遂げた携帯電話です。ガラパゴス諸島という、他の島との接触が無かったために独自の進化を遂げた生物が多数存在する島になぞらえた呼称ですね」


 さて、問題はガラケーが何故そんな遺跡から発見されたかだ。

「ガラケーが普及していたのは、スマホなんかが広まる少し前。おそらく二十年も経っていないだろう。しかし……この様子だと、相当な年月が経っている……百や二百年じゃ無いよね」

「うむ……鑑定ではあの遺跡が作られたのは、千年前と予想されている」

 千年……そんなにか。だとしたら、やはり地球とこの世界の時間の流れは違うのか?

「他に、遺跡から見つかった物は無いのか?」

「うむ……後は、古代文字の様なものが見つかっている。これだ」

 更に配布される資料。

 うん、予想してたけど日本語っすね!! 書かれているのは、どうやらメッセージみたいだ。内容は……。


************************************************************


 私は陣野じんの亜沙美あさみ

 この大陸に、もし日本人が訪れたならば知って欲しい。

 ここから南に真っ直ぐには……

 ワンデルト神聖国を……

 彼等は大陸中に……統一……

 私と共に召喚……死んで……

 ……どうか終わ……。


************************************************************


 念話で指示してノゾミに読んで貰ったその内容に、各国の王達は眉を顰めた。

 所々が風化して見えないが、何とか読めた部分から推測してみる。

「ワンデルト神聖国……ジークハルト竜王国の南に、そんな国があるというのか?」

 僕は幼い頃から、ベアトリクスさんから仕入れた本を読んでいた。なので、世界の国々の配置なんかは覚えている。

 地図を頭に思い浮かべるが、南大陸の更に南には特に何もないはず……アヴァロンみたいに、小さな島に建国された国ならばもしかしたら……?


 そこで、僕は一つの可能性に思い至る。

 中央海を囲むように存在する四つの大陸……地図上のその端は、地球の世界地図同様に繋がっているものだと思い込んでいた。

 しかし、それは”地球は丸い”という前提条件を知っているからだ。もしかしたら、この世界の人々は”世界は平面”と思っているのではないだろうか? というか、地球のように丸いという保証もないのか……なにせファンタジーだからな。

 これは、調べてみる価値があるかもしれない。


「このワンデルト神聖国……これについて思う所もある。少し調査してみようと思うんだ」

「確かに、調査するならばユートの遺失魔道具アーティファクトに頼る事になるだろうな」

「うむ。ユート君、調査に必要な物資等は提供しよう。世界の新たな謎を解き明かす為ならば、協力を惜しむつもりはない」

 アンドレイ叔父さんの言葉に、各国の王達も頷く。色々と、また忙しくなりそうだな。


 遺跡の件については、調査の結果を待つことに決まる。最後に、僕からだ。

 悪魔族四天王の一人から聞き出した、地上で暗躍する悪魔族の情報。そして、地底世界の現状等だ。

 ゼルバインから聞き出した内容によると、悪魔族の王の名はヲルバ。

 地底世界の深部にある居城で、悪魔族を指揮しているらしい。

 その腹心・四天王ズールが東大陸の何処かに潜伏している。

 最後の四天王ジェスターはヲルバの側に控えて、結界に穴を空ける役を請け負っている。

 ズール以外に生存している悪魔族は、ニグルス獣聖国とオーヴァン魔王国にいるそうだ。

 封印の地は、四大陸の中間にある中央海に浮かぶ島。


 悪魔族は個体数が少なく、同族同士では子供が出来にくいので、他種族の女を犯して孕ませ子供を産ませるのが目的という事が判明。つまり、悪魔族はゴブリンやオーク、オーガの仲間という事だね。(暴論)


 ジェスターを含む数人がかりでワイズマンの結界を攻撃し、一人か二人くらい通れる穴を空ける事で地上に侵入した悪魔族は、三年前から暗躍を開始した。

 しかし、他種族の女を連れて行くと、結界に辿り着く前に道中で環境に適応できず死んだ。故に、悪魔族は地上で繁殖を試みている。


「よくそこまで聞き出せたな?」

 ヴェルデの疑問に、笑顔で答える。

「うん、丁寧に実力行使おはなししたからね」

 僕のこれまでの容赦のない対話方法を知っている面々が、深い溜息を吐いた。

「……何か、不穏な気配がする」

「その”おはなし”って、まさか拷問じゃないだろうな」

「ノーコメントで」

「否定しないんですね、アヴァロン王……」

「ユート……もしかして結構、過激な人?」

 加盟間もない面々にちょっと引かれた。


「さて、それじゃあ今後の方針なんだけど、まずはオーヴァン魔王国の内部に潜伏した悪魔族二名の捕縛か討伐を優先すべきだと思う」

 その言葉に、アマダムも真剣な表情で頷いた。

「うむ、王都・四都は悪魔族が居ない事を確認した。それ以外の場所に捜査の手を伸ばさねばなるまいな」

 四都とは、東西南北の伯爵領の都市だ。つまり、主要都市には居ないのが解っているわけだね。

「何かいい手がないか、こっちでも考えてみるよ」

「うむ、頼む」

 そして、問題はまだ残っている。

「東大陸に潜む四天王ズール、そしてニグルス獣聖国に潜む悪魔族も放置は出来ない。そちらも併せて対策を考えないとな」


 すると、ここでプリシアが手を挙げる。

「アヴァロン王は、これまで悪魔族を捕捉して来たと思うのですが……それで悪魔族を看破する事は出来ないのでしょうか?」

 あー、それなー……まぁ良いか、そろそろ情報を開示しても構うまい。

「ここに居る面々は、僕が遺失魔道具アーティファクトを制作できる付与魔導師だと知っているし、明かしても良いだろう」

 僕の言葉に、出席者が身構えた。

「……いや、何?」

「……お前がそんな前置きをすると、必ず何かあるだろう?」

 失礼だな、アルファ。

「ってか、お前は僕の左目の事知っているだろ?」

「あぁ、それか……」

 左目という単語に、安堵と同時に呆れた表情をする面々がちらほら。いや、まぁ確かに反則レベルの遺失魔道具アーティファクトだけど。

 逆に僕の左目の事を知らない面々は、首を傾げた。

「僕の左目は特別製でね、遺失魔道具アーティファクトの義眼なんだ」


 僕は左目の義眼”真実の目プロビデンス”について解説する。

 視覚共有・解析・遠視・自己確認・空間把握・地図等々。僕が製作した遺失魔道具アーティファクトの中でも、ダントツの刻印付与が施された逸品だ。

「ただ、完璧に全てを見通す力があるわけじゃないんだ。例えば、悪魔族が憑依している人を看破するには解析アナライズで視る必要があるんだが、これは視界に入らないと駄目なんだよ」

「な、成程……」

「理屈は理解できた……できたのだが……」

「規格外過ぎるだろう! 何だその遺失魔道具アーティファクト、ヤバ過ぎる!」

 うん、自覚はある。

「実は、大迷宮攻略もコイツの地図マップが大活躍してくれたお陰でね?」

「あー。成程、道理で……」

 真実の目プロビデンスの性能は、ハッキリ言って反則レベルだ。それが解っていたから内緒にしていたのだが、事ここに至って隠し通すほどの事じゃない。


「あのー……それなら、一つ考えがあるんですけど……」

 再び挙手したプリシアが、おずおずと意見を口にした。

「空の上から地上を見れば……視界に収まるんじゃないでしょうか?」

 プリシアの意見に、僕は目を見開いてしまった。

 ……その手があったか!!

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