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刻印の付与魔導師(エンチャンター)  作者: 大和・J・カナタ
第11章 ラルグリス王国
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11-09 幕間/ある日のノゾミ・モチヅキ

 それは、ある日の事。

 アヴァロン王国の王都アーカディアにて、一人の少女が街を歩いていた。

 彼女の名前はノゾミ・モチヅキ。つい三日前に、アヴァロン王国に留学して来た少女である。


 勇者達は、学校じゃないのに留学? というツッコミをしたのだが、この国の王は……。

「まぁ、アヴァロンの勇者達と、同等の力を身に着ける為に学びに来てるんだ。それなら留学で良いんじゃないかな?」

 との事だった。

 言われてみれば、学校が無くても学ぶ事はあるのだから、留学でも良いだろうと勇者達は納得した。


 そんなノゾミは街を歩いて、ラルグリス王国との違いを実感する。

(そもそも、こんな風に自由に出歩くなんて出来なかったもんなぁ……)

 ラルグリス王(偽)は、貴重な戦力である勇者を拉致されたり、暗殺されたりするのを避けるべく、兵士達に彼らの護衛を命じていた。食事・風呂・お花を摘む時にも、すぐ側に護衛の兵士達が居たのだ。

 無論、ノゾミに付けられたのは女性兵士だったし、彼女達との仲が悪かった訳ではないのだが、それでも監視されている気分だった。


 それに、自由に外に出る事は出来なかった。外に出れば他国やバルドレイに反抗的な貴族の付け入る隙が多くなる訳で、バルドレイはそれを嫌った。

 その為、許可なく王城の外に出る事は許されなかったのだ。

 ノゾミ自身、王城の外に出たのは魔物の討伐訓練や国の行事、そして勇者の集いに出席する為にクロイツ教国へ旅をした時くらいである。


 それに比べて、今いるこの場所はなんて自由に溢れているのか。

 ラルグリス王国やクロイツ教国に比べて国の敷地面積は狭く、王都もそこまで大きくはない。更に言えば、人も多いわけではない……のだが。

 王都を歩く人々の表情は生き生きとし、笑顔で談笑している。


 東西南北に各一箇所ずつある広場には、他国からの行商人が露天を開いては客引きをしている。

 建物の建築工事をしている職人達は、威勢よく合図を出し合って作業に精を出している。

 ラルグリス王国ではバルドレイの悪政の影響で、どこかギスギスした空気が漂っていた事も相俟って、この国が眩しく感じられた。


「……来て良かったな」

 ノゾミは、思わず笑顔を浮かべるくらいには、この国を好きになった。そのまま彼女は、活気に溢れる街を行く。

 自由に散策すると良いと言い出したユートに、ノゾミは訝しげな顔をしたのだが……。

「好きなように過ごせば良いよ、束縛されるなんてそういう趣味の人以外は嫌じゃん?」

 そんな風に、許可を出したのだった。


 最も、ノゾミはユートより、身を守る為の装備が与えられている。

 胸元のペンダント、左腕に付けられた腕輪、右手中指の指輪。アヴァロンの中核メンバー全員が所有している物だ。

「……これ、本当に全部遺失魔道具アーティファクト……なんだよね……」

 遺失魔道具アーティファクトがどういう物かは、ノゾミも知っている。


 ラルグリス王国にも、二つの遺失魔道具アーティファクトがあった。

 一つはバルドレイが持ち、今はバルムンクが所有する剣。その効果は“相手の動きを鈍くする”という実戦的な物。

 もう一つは、魔力回復を促進する効果を持ったローブである。

 どちらも国宝として、代々の王が所持している。


 歴史の長いダークエルフ族の国家でさえ、これまでその二つしか無かったというのに……この国には、遺失魔道具アーティファクトが溢れている。

 身に着けているのは三つだが、指輪……宝物庫の指輪ストレージの中には、更に複数の遺失魔道具アーティファクトが収納されている。しかもそのどれもが、色んな機能を保有する逸品。

 本来であれば国宝レベルの遺失魔道具アーティファクトだというのに、その上位互換の様な物があちこちにある。


「これなんか完全にスマホなんだけど……しかも変身機能付き」

 改良に改良を重ねた円卓の座ラウンドワンは、見た目が完全にスマホと化した。

 余談ではあるが、既に関係各所にもバージョンアップ品を贈呈済みである。魔導通信機マギフォンは王族や取引のある商人等へ、円卓の座ラウンドワンは親交のある殿下勢+アマダムへ贈られている。

 アヴァロンコアメンバーは無論、全員が円卓の座ラウンドワンを所有している。

 実際に変身した姿を見たが、男性陣は完全に特撮ヒーローだし、女性陣は変身魔法少女だった。

 でも、ちょっと気になっていたので、既に貰った日に変身してみた。露出の多い意匠はちょっと恥ずかしかったけど、ノゾミ向けの神官プリーストスタイルはちょっと可愛かったので、思ったよりも満足している。


 そして、更に魔導兵騎もだ。

 専用機はまだだが、どんな物が良いかユートから面談でヒアリングされた。一国の王だというのに、すっごく楽しそうにデザインとか戦闘スタイルとかについて話していた。

 王様らしい所もあるけど、少年らしい所もある。そんなユートだからこそ、周囲の人達は笑っているのだろうな、とノゾミは思う。

「……私も、これからはその一員なんだなぁ……」

 そう思うと、これからの生活が楽しみに思えた。折角なので、用意して貰った魔力駆動二輪で、王都の外を走ってみる事にした。


************************************************************


 魔力駆動二輪で王都外を走っていると、同様に魔力駆動二輪で走っている男女の姿があった。

(あれ? 獣人族の人だよね……あんなヘルメットの人居たっけ?)

 すると、相手側もノゾミに気付いたらしく、近付いてくる。


 速度を落として停車すると、相手方がヘルメットを脱いだ。獅子獣人の男性と、虎獣人の女性の様だ。

「初めて見る顔だな?」

魔力駆動二輪それに乗っているという事は、ユート様のお知り合いですよね?」

 気さくに話しかけて来る二人は、どうやらアヴァロン王の知り合いらしい。


(もしかして、王様の臣下かな? )

 そう思い、もしかしたら仲間になるかもしれないと考えたノゾミは自己紹介をする事にする。

「初めまして、ノゾミ・モチヅキといいます。陛下のご厚意で、アヴァロン王国に留学させて頂く事になった、一応まだラルグリス王国の勇者です」

 その言葉に、二人は顔を見合わせた。


「ラルグリスの勇者か、確かフリードの奴が助けたっていう」

「大変でしたわね、ノゾミさん。アヴァロンなら心配はいらないですよ、ユート様はその辺りに大変お厳しい方ですから」

「あ、はい! 陛下は凄いですね。建国してまだ間もないのに、国としてしっかり機能しています」

 そんなノゾミの言葉に、二人は苦笑する。

 遺失魔道具アーティファクトとコネクションをフル活用して、短期間で王城や王都を作り上げていくユートは確かに凄い、むしろ異常だ。


「おっと、名乗るのが遅れたな。俺はブリック、ミリアン獣王国の第一王子だ」

「……は!?」

「私はブリック殿下の婚約者で、マチルダと申します。これからどうぞ、よろしくお願いいたします」

 ノゾミは慌てて頭を下げる。

「で、殿下とそのご婚約者とは知らずに、申し訳御座いません!」

 更に頭が高いと気付き、大慌てで魔力駆動二輪から降りて跪くノゾミに、二人はまた顔を見合わせた。

「……何か、こういう反応が逆に新鮮だな」

「ユート様の周りの方は、もう慣れてしまいましたものね」

 二人は別段、気分を害した様子は無さそうであった。


「顔を上げて下さいな、ノゾミさん」

「って言うか、アヴァロンの敷地でツーリングしてる俺らの方が変な訳だしさ」

 実際、他国の王子と婚約者が友好国とはいえ、他国でツーリングをしているのは異常な光景と言わざるを得ない。が、ユートもブリックも既にアヴァロン王国建国前からそんな状態だったので、今更だと思っていた。

「そんなに硬くならないで下さいね、ユート様達とは友人としてお付き合いしていますから」

「は、はぁ……」

 朗らかに笑うマチルダだが、まだまだノゾミの表情は硬い。


「まぁ、その内慣れるだろ。後で城の方に行くから、ユートに伝えてくれるか?」

「あ、はい! 必ず伝えておきます!」

「ありがとな! それじゃあ、また後でなー!」

「失礼しますね、ノゾミさん!」

 手を振って去って行く二人を見て、ノゾミは溜息を吐いた。まさか、こんな場所で王族に出くわすとは思っていなかった。

「しかも、何か凄くフレンドリーだった……」

 とりあえずノゾミは、王城に戻る事にした。


************************************************************


 王城までの道を、そのまま魔力駆動二輪で走っていく。

 王都の人々は慣れたもので、魔力駆動二輪を確認すると道を譲る。よく訓練された国民である。

 すると、街道の途中である人物に遭遇した。

 ユート・アーカディア・アヴァロン……この国の王である。


 あるのだが……彼は今、子供達と一緒に何やらやっているようだ。魔力駆動二輪を停め、そちらに近付いて行く。

「あの、陛下?」

「ん? あぁ、ノゾミじゃないか。ツーリングの帰り?」

「え、ええ……それで、何をなさっているんですか?」

 ユート達の手元を見ると、土でドロドロになっていた。

「子供達がここに花壇を作りたいって言うからさ、手伝っていたんだよ」

 この人、王様だよね? とノゾミは思った。

 しかし子供達の笑顔を見ると、そんな事はどうでも良く思えてきてしまう。


「へいかー、このおねーちゃんだれー?」

「へいかのあたらしいおくさんー?」

「残念、このお姉さんは勇者でね、フリードと良い感じなんだ」

「ブハッ!? ちょっ、陛下!?」

 ユートの発言に、ノゾミは顔を真っ赤にして慌てる! 子供達はおぉー! と目を輝かせる! 


「ノゾミ、君に頼みがある」

「何ですか、何なんですか!?」

 にこやかな顔でノゾミに向き直り、ユートは真面目な口調で語りかける。

「フリードの事、頼むよ。生真面目で堅い男だけど、僕の左腕だ。幸せになって欲しいと思っているし、君になら任せられると思うんだ」

 突然の言葉にノゾミは顔を真っ赤にしつつも、その言葉を反芻する。ユートがフリードを大切に思っているのが、伝わって来る。


「……解りました」

 そう返答すると、ユートは笑みを深めた。

「って事は、やっぱりフリードが好きなんだね?」

「っ!! は、図りましたね陛下!!」

「いや、君の本心は知っているから、確認だけでもしとこうかと。態度とかでめっちゃ解るよ?」

 ユートの指摘に、そんなに解りやすい態度をしていたのか? とノゾミは項垂れる。


「まぁとりあえず、僕は君を応援する。それと、余計なお節介はしないように、何かする時は君に了承を得てから実行に移すから、安心してくれ」

 安心しろと言われても、安心できない心境だった。

「はぁ、言っても無駄かも知れませんが、自重はして下さいね……」

「僕が自重したら、ただの平凡な付与魔導師に成り下がるんだけど!?」

「陛下の存在って自重無しの成果なんですか!?」

 実際、自重していたらこんな風に建国とかしていないだろうとユートは確信している。


「まぁ、それは良いとして……ノゾミ、陛下呼びは止めようか。もっとフレンドリーで良いから」

 砕け過ぎの王様に、ノゾミは溜息を吐く。

「じゃあユートさんにしておきます。あぁ、ブリック殿下とマチルダ様に会いました。後で城に来るそうですよ」

「何だ、ツーリングに来てたのか。事前に連絡してくれればいいのにねぇ」

 やれやれ、とジェスチャーをするユート。


 こっちがやれやれだよ、とか内心思いつつ、ノゾミは花壇に目をやる。

「……あの、私も手伝っても良いですか?」

「おっ、手伝ってくれるの?」

「おねーちゃん、てつだってくれるのー?」

「やったー!」

「ゆーしゃのおねーちゃん、ありがとー!」

 子供達が喜んでくれたので、ノゾミは言い出して良かったと微笑む。そのまま、ノゾミはユートや子供達と花壇作りに精を出した。


 夕暮れ時になった頃には、立派な花壇が出来上がっていた。子供達は皆、笑顔である。

「よし! ここに植える花の種は、リインに相談するか。皆、次は種植えだぞー!」

「やったー!」

「おはなー!」

 子供達が喜んでユートに抱き着く。泥だらけの手でそんな事をするものだから、ユートの服は汚れてしまうのだが、彼はそんな事は気にしないらしい。泥だらけになりながら、子供達と笑い合う姿は王には見えない。

(なのに……すごくいい王様だなって、思っちゃうな……)

 少なくとも、玉座でふんぞり返って命令するだけの王様バルドレイよりは格段に良い。

(というか、あんな偽王と比較するのはユートさんに失礼だよね)


 子供達と別れ、ユートとノゾミは王城へ帰る事にする。

「このナリだし、今日は楽するかー。転移魔法陣開くから、ちょっと待ってて」

「あ、はい」

 門弾ゲートバレットをぶっぱして、転移魔法陣を開くユート。街の人達は慣れたもので、手を振ってユートやノゾミを見送る。

(……本当に、良い国だなぁ)

 転移魔法陣を潜りながら、ノゾミは思わず微笑んでいた。


************************************************************


「お帰りなさいませ、陛下。おや、ノゾミ殿もご一緒でしたか」

 ユートとノゾミを出迎えたのは、フリードだった。

(あ、あわわ……!! ユ、ユートさんとデートとか思われていないよね!? )

 そんな事を考えて慌て出すノゾミ。


 ノゾミの内心を見抜いているユートは、苦笑しつつもフリードに声をかける。

「ただいまフリード。ノゾミとは街中でバッタリ会ってね。子供達の花壇作りに加勢してくれたんだよ」

「あぁ、道理で。湯浴みの支度が必要ですね、レイラ殿達に伝えて参りましょう」

「済まないな、お願いするよ」

 フリードは薄く微笑み、使用人の方へと歩き出す。

 どうやら、変な勘繰りはしていないようだ。ノゾミはホッと溜息を一つ吐く。


「さてと。飯の時間までに王様仕事だし、僕は自室でシャワー浴びて済ませちゃうよ。ノゾミはゆっくり湯船に浸かっておきなー」

 そう言って、ユートは謁見の間の方へと歩いていく。

(あぁ……エレベーター玉座か……)

 初めてアヴァロンに来た日に、エレベーター玉座は目の当たりにした。とってもビックリした。正式名称は”天空王の玉座”なのだが。


 ……


 湯船の中で、ノゾミはぼんやりと外の景色を眺める。

 アヴァロン王国の王都アーカディア、その光景が見下ろせる。活気に溢れた人々の笑い声が、ここまで響いてきそうだ。

「良い国だなぁ……」

 そう感じ、アヴァロンに来て良かったと、再度笑みを浮かべる。


 そんな風にしみじみしていると、入口の扉が開く音がする。

「あれ、ノゾミさんだ!」

「どうも、ノゾミさん」

 マナ・ミナヅキとメグミ・ヤグチ。ノゾミと同じ勇者である。

「あ、どうも」


 二人は洗い場で身体を洗い始める。

(……うわぁ、二人とも綺麗だなぁ……)

 ノゾミ自身も美少女なのだが、自分では地味系女子だと思っている。なのでスタイルの良いメグミや、スレンダーであるもののモデルのように手足の長いマナに、思わず見惚れてしまう。


 ――そこで、気付いた。

「……っ!?」

 メグミの胸元に、そしてマナの項あたりにある、赤い痣のような痕……。

(キスマーク!? キスマークだよね!? お、大人だぁ……!! )


 メグミは十五歳、マナは十七歳だと聞いている。

 そしてメグミがユートの婚約者である事、マナがユウキの恋人である事も。加えて、彼等がそれぞれハーレムを作っている事もである。

(わ、私と上下一歳しか違わないのに!! む、向こうじゃ犯罪だよ!? あ、相手も十八歳未満だ。十八禁じゃないの!? )

 地球と異世界のギャップに頭を抱えたい。あと、ノゾミは失念しているのだが、ヴェルスフィアの成人は十五歳である。


 そんな風に悶々としていると、メグミやマナは身体を洗い終えたようで、浴槽に入ってくる。二人の美肌が眩しい。

「ノゾミさんは、いつもこの時間にお風呂ですか?」

 穏やかな表情で語りかけるメグミに、我を取り戻したノゾミ。

「いえ、今日はユートさんや子供達の花壇作りに出くわして、流れで手伝ってドロドロになっちゃったので……」

 そこまで言って気付く。他人ひとの旦那に近付く泥棒猫とか思われたりしないかな!? と、心の中で叫ぶ。


 しかし、メグミは穏やかな表情のままであった。

「成程、そうだったんですか」

「いやぁ、子供って可愛いよねぇ。ついつい構いたくなっちゃう」

 二人はあっさり納得し、ノゾミの近くに腰を落ち着けた。

「そ、そうですよね! それに、何か……子供達がああやって花壇作りとかするのを見てたら、そういうのは地球も異世界も変わらないんだなって思っちゃったんです」


 これは本音だ。

 ラルグリスではそんな光景に出会えず、毎日朝から晩まで戦いの訓練や、偉そうな人との会食ばかりだった。

 異世界だから、地球とは何もかも違うと思っていたノゾミだったが、アヴァロンに来てその考えを改めた。買い物をする人々、街道で遊ぶ子供達、子供達を見守って談笑する母親達。

 文化や文明は違えど、地球と変わらない温かさを感じたのだ。


「私、アヴァロンにきてよかったです」

 そんなノゾミの言葉に、二人は微笑んだ。

「よーし、ノゾミン! 今日から私の事をマナって呼び捨てにしてー!」

「私の事も、メグミで良いです」

 サムズアップして仁王立ちするマナに、優しく微笑んで言うメグミ。

「えっ? あっ……」

 二人が、自分との距離を詰めようとしてくれるのに気付いたノゾミ。


 思えば、女性騎士達は周りに居たが何処か余所余所しかった。更に、同郷とはいえど乱暴なツヨシや、軟派な性格のシキは仲良くしたくない相手である。そんな境遇だったノゾミにとって、心許せる親しい存在は居なかった。

 その心遣いや優しさが嬉しくて、ノゾミは異世界に訪れて初めて、心からの笑顔を浮かべた。


「……うんっ! よろしくねメグミ、マナ!」

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