告白1
私「はい、もしもし?」
2度目の電話。
さっきまでの電話の内容が内容だったので、大丈夫なのか、不安な気持ちで電話に出た。
君「さっきは、ごめん。親身になって聞いてくれてありがとう。」
少し落ち着いたのか、いつも通りの声音。
ほっとしつつ、しばらく他愛ない話をしていたが、少しの違和感を覚えた私は…
私「…なにか、緊張してる??」
《もしかして、また辛いことがあったのではないか…》急にそんな不安が込み上げてきた。
私「なにかあった?」
君「え…?いや、大丈夫だよ?」
私「でも、なにか緊張というか、いつもと違くない??」
君「そうかな…?」
私「そうだよ!聞くから言ってみ??」
君「…」
ただ、君の力になりたかった。
話を聞くことしかできないけど、それで少しでも気持ちが楽になれば…と思い話してくれるのを待った。
君「…あのさ」
私「…ん?」
君「俺、千秋ちゃんのこと好きだよ」
私「…」
嬉しいとかビックリしたという感情よりも先に鼓動が早くなり、体が緊張したのを覚えてる。
真剣に話を聞いて泣いてくれたのが嬉しかった…
自分の気持ちを伝えたくなった…
そんなことを言っていた気がする。
私「…ビックリした」
第一声はその言葉だった。
私「嬉しいけど、付き合うとかそういうのは待ってもらってもいい??」
数ヵ月前に彼氏と別れたばかり。
お互い好きあっていたものの、遠距離という理由だったため、まだ、その子への気持ちもあったし、すぐには答えを出せなかった。
…なにより、過去の恋愛へのトラウマもあり、考える時間が欲しかったんだと思う。
君「わかった。自分の気持ちを伝えたかったし。急にごめんね。」
私「ううん。うちも言わせたみたいで…」
そう言い、通話を終えた。
そして、私はドキドキした気持ちのまま、部屋へ戻った。




