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重なる影

作者: オウス


    ~手紙~


 ”

  ~前略~


 私の住む街は片田舎というほど寂れているわけでもなく、ほどほどに住宅が立ち並んだ普通の街だと思います。

 その日、私はいつものように家路に着くために近所の路地を歩いていました。

 家々に挟まれた舗装されていない細い路地で、その間を歩いているとひとりの女性が路地の真中にぽつんと立っていました。

 薄緑色のワンピースに茶色いカーディガンという出で立ちで、何をするでもなくぼーっとこちらに気がついているのかいないのか身動き一つしませんでした。

 その様子に私は、何か変だなぁ、と思いつつ、彼女の横を遠巻きにすり抜けようとできるだけ反対側を歩きました。細い路地なので遠巻きに歩いても、一メートルも離れられませんでしたが。

 チラチラと視線を向けながら、何なんだろうと思いながらだんだん彼女の方へと歩いていきました。

 ただ、彼女の表情はどんなに近づいても何故か読み取ることができませんでした。長く垂れた黒髪が彼女の表情を隠していたわけでもなかったのに。

 その時には流石に怖くなっていて、彼女の横をできるだけ早く通り過ぎようと早足になっていました。彼女との距離はもう一メートルを切るところまで近づいています。

 ふと彼女を見ると、彼女が何故か合掌をしているように感じられました。両腕はだらっと垂れ下がったまま、微動だにしていないのに。

 次の瞬間、彼女はなんの前触れもなく、前へと倒れました。力が抜けたとか、前後に揺れて前に倒れたとかではなく、本当になんの力も加わっていないように見えていたのに、急に前へと倒れこんだんです。

 私は慌てて彼女を支えようと手を伸ばしました。流石に目の前で倒れられたら、怖いとかそういう感情抜きで反射的に手が出てしまいます。

 けれど、その手が彼女に触れることはありませんでした。

 なぜなら彼女は地面に激突することなく、直立の姿勢のまま地面から五十センチくらいのところで止まっていたんです。なんの支えもないのに。彼女の長い黒髪が地面すれすれまで垂れ下がっているが印象に残っています。

 私は驚いて、固まってしまいました。そんなのありえない。そういう思いが頭の中でぐるぐると回り続けるだけで動けずにいました。

 そのまま動けずにいると、彼女の体は今度は何事もなかったかのように元の姿勢へと戻ってしまいました。重力に逆らって、ビデオの巻き戻しを見ているかのような戻り方でした。音もなくすうっと浮き上がって、気がついたときには最初に見た状態でした。

 今、先ほどの光景が嘘だと言われたら、見たものを忘れて信じてしまいそうなほど異常な光景でした。

 私はその異常性に恐怖を覚えました。足がガクガクと震えているのがわかります。きっと、顔も血の気が引いていたことでしょう。

 私は少しずつ家へと向かう方へと後ずさり、踵を返そうとしました。その間にも彼女は前方に倒れては起き上がるという動作をもう一度繰り返していました。

 そして、完全に彼女から視線を外す直前に、彼女の体は長く白いベールのようなものに覆われていました。

 彼女の頭から足まで全身を隠すように重なる半透明なそれは、風で揺らめくように揺れていて、彼女自身は動いていないはずなのに、私の方へと向きを変えているかのように感じました。

 私は悲鳴を上げることもできず、恐怖に駆られるままに家に向かって走り出していました。

 家に帰りつくと、そのまま床にへたりこんでしまい、しばらくの間、動くことができませんでした。

 私が見たものはいったい何だったのでしょうか?

 ”



 私がその手紙をもらったのはいつのことだったか。

 後日、手紙をくれたA子さん(仮名)に会うことができた。

 場所は都内の某喫茶店。

 待ち合わせの時間よりも早い時間についたにも関わらず、A子さんはもう既に店に来ていた。

 私は軽く挨拶をして名刺を渡してから、A子さんの向かいの席に座った。

 「お待たせして、申し訳ない」

 席に着いた私は恐縮そうにそう言った。

 「いえ、私もついさっき来たばかりなので……」

 「それで、早速なんですが、先日の手紙から進展があったそうですね?」

 「はい、実は……」

 そう言って切り出された内容は驚くべきことだった。

 なんとその時の女性B子さん(仮名)と別の場所で知り合うことになったそうだ。しかも、現在は友人関係にあるという。

 知り合った当時は、まだB子さんが手紙にあった女性だとは気づいていなかったという。

 なぜ気がついたかというと、仲良くなる中で、何度か不思議な現象に見舞われることがあったそうだ。

 そうした現象のうちいくつかが、A子さんが体験した憑依とも言えるB子さんの姿が謎のベールに包まれるというものだったらしい。それで既視感を覚え、確認してみたところ、当たりだったというのだ。

 怖くはあったらしいのだが、B子さん自身は親しみやすく、そのおかしな現象のせいで人付き合いが円滑にできなかったという話を聞いていたので、逆に離れてやるものかという気持ちが強くなったという。最初の手紙の件があったので、若干の耐性が出来ていたのだろう。

 そんな話を、喫茶店のウェイターに注文を挟みつつ、じっくり時間をかけて聞いていった。

 ある程度、事情を聞いた後、A子さんはおもむろに携帯を取り出した。

 「どうしたんですか?」

 その行動の意味がよくわからず、A子さんに尋ねてみると少しの沈黙の後、

 「……本当は、お会いする気はなかったんです。

 B子と知り合ってから手紙について恐怖心もなくなってたし。あ、完全になくなったわけじゃないんですけど、でも、知らなかった時ほど怖くはないっていうか、思い出して恐怖するっていうのはなくなったから……」

 そこで、また言葉が途切れる。

 テーブルに置かれたコーヒーを一飲みして、再度話しだした。

 「……これを見てください」

 携帯のアプリを開いて、何かを再生させた。

 そこにはどこかのプールではしゃいでいる女性が映っていた。

 「彼女がB子です。撮っているのが私なんです」

 動画は、先日プールに遊びに行ったとき、戯れで撮ったものだという。

 撮影者のA子さんとB子さんの楽しげなやりとりと、B子さんのはっちゃけた感じの行動が続いている。

 ふと、A子さんを見ると、その表情はとても愛おしそうな印象を受けた。

 「……彼女、アレのせいでまともに友達づきあいできなくて、プールで遊ぶのも子供の頃以来だったらしいんですよね」

 そうつぶやくA子さん。

 動画はしばらく続き、はしゃいだB子さんを茶化したり、鹹かったりするA子さんの声が終始続いた。見ている私も実に楽しい気分になるものだった。だが……

 「……ここからです」

 A子さんが私に注意を促した。



 動画は、プールの中のB子さんを映し出していた。

 B子さんはついさっきまではしゃいでいたはずなのに、急に立ち止まって動かなくなっていた。

 それまで楽しそうだった表情は立ち止まった瞬間に消え失せ、能面のような無表情となる。

 A子さんの驚きと疑問の声が入っていた。B子さんの行動がよくわからなくて、困惑しているようだった。

 すると、B子さんの顔がカメラに向けられる。

 だが、今まで映っていたB子さんとは何か違うもののように感じられた。


 ――目が光っていた。

 

 いや、光っていたというのは語弊がある。

 B子さんの目の色が日本人であるはずの黒い瞳から白くなっていたのだ。ただ白いだけなら白目をむいていると思われそうだが、その瞳は若干の光を照り返して白銀のように見えた。それが光っていると感じたのだ。

 日陰に入り、表情が影の中で没していく中、その瞳だけが爛々と輝いていた。

 そこからすべての音が消えた様な錯覚とともに、A子さんの息を呑む声が聞こえた。

 Aこさんも身動き取れなかったのだろう。少しの間、何ものも動けない時間となった。

 ふいに、B子さんのその視線がカメラから外れた。体の向きを変え、カメラに背中を向ける。

 そのタイミングに合わせたかのように、唐突に白いベールのようなものが現れた。B子さんの姿と重なるように出現し、B子さんの姿を完全に隠してしまった。

 それでようやく撮影者のA子さんの時間も動き出したのか、カメラの映像が大きくぶれた。そして、慌てたようにBこさんのもとへと走るように画面が揺れる。

 画面の中には、既に白いベールのようなものは映っておらず、そこにいるはずのB子さんの姿すら消えていた。

 プールの中へと飛び込み、急いでBこさんのもとへと駆け寄るA子さん。B子さんを呼ぶ声がこだまする。

 ……その後のカメラ映像は、A子さんが飛び込んだプールサイドに放置されるだけのものとなっていた。



 A子さんが携帯の動画を止める。

 「……B子はプールに沈んでいました。

 この後、彼女をプールから引き上げて係員さんを呼んだり、救急車を呼んだりと大騒ぎでした。幸い、彼女はすぐに意識を取り戻したんですけど、何が起こったのか覚えていませんでした」

 自嘲気味に笑う。

 「お祓いとか、そういうことをしても何も変わらなくて……こういうのを集めたり調べたりしている人なら何かわかるんじゃないかと思って、今回お会いしてもらったんです。

 お願いです。B子を、彼女を助けてください。このままじゃ、いつかあの子死んじゃう気がして怖いんです。お願いします!」

 深々と頭を下げた。

 「……分かりました。お力になれるかわかりませんが、協力させてもらいます。ただ、まだ何をどう手をつけていいのかわかりませんので、しばらく間を開けさせてください。いろいろ調べたりしないといけないでしょうし、そういったことで時間がかかると思いますので……いいですね?」

 「ありがとうございます! お願いします」

 再度頭を下げるA子さん。

 それから、これからのことを少し話して今回は解散となった。



 その日の夜。

 私は今日聞いた話を整理するためにPCで作業をしていた。

 調査はこれからするとして、ある程度情報をまとめておくため、2DKの自宅の畳部屋で手紙と証言の内容をまとめていた。

 しばらくPCの前で作業をしていると、だんだんと眠気が強くなっていく。ウトウトしていたようで書いた文章をどこまで確認していたのか一瞬わからなくなる場面が何度かあった。

 うつらうつらするようになっては作業が進まない。

 私は一旦作業をやめて仮眠を取ることにした。このまま続けていても本当に時間の無駄になるだけだろう。

 私は座っていた座椅子から降りて、ゴロンと横になった。こういうとき、本当に畳の部屋は便利だと思う。何も気にせず、寝たりすることができるからだ。

 横になるとすぐに眠気はやってきた。何か得体の知れないものに引き込まれるように……


 

 ……ふと気が付くと、どこか知らない道のど真ん中に立っていた。

 

 ――はて、どこだろうか?


 周囲は田舎の住宅街のようで背の低い垣根であまり家を隠していない。道も舗装はされておらず、雨が降ればぬかるむだろうと思われるほど凸凹していた。

 そんな中に私は立っていた。

 辺りを見渡すと、自分以外の人間が近くに立っていることに気がついた。女性のようだ。

 私が言えたことではないが、こんな昼間からこんなところで何もせずにただ立っているのは不自然だった。

 薄緑のワンピースに茶色のカーディガンを羽織っている。長い黒髪にはクセもなく、束ねられることなく地面に垂直に垂れ下がっていた。

 その女性は微動だにすることなく、私から見て左のほうを向いたまま動かない。

 じーっと女性を見ていると、目も離すことができずにだんだん視界が女性の方へ近づいていくような気がしてくる。どうしてそうなるのかわからないが、私の目は女性に吸い寄せられるままに視線を動かすことができなかった。

 気が付けば体が動いている感覚はないのに女性のすぐそばまで来ていた。ただただ引き寄せられているとだけ感じてしまう。

 と、その時、女性の髪が舞い上がった。

 ゴウっと風を感じた瞬間、女性の目の前を電車が通り過ぎていた。ガタッゴトッと電車の通り過ぎる音が女性のすぐ目の前を通過していく。目視での距離は1mもないように感じられた。

 そんなさなかに、フラッと今度は女性が電車に吸い寄せられるかのように倒れこんだ。


 ――危ない!!


 そう叫んで、目の前で起こるであろう惨劇を想像して、視線を外らせてしまう。

 だが、それはほんの一瞬の出来事で、すぐに視線は女性のもとへと戻っていく。想像できるのは倒れ込んだ女性が電車に引かれた絵。どうすることもできなかった。


 ――……え?


 そこには髪が舞い上がる前の女性の姿。倒れ込んだはずなのに、風が吹いたことすら錯覚だったかのような立ち姿。つい先ほど通り過ぎたはずの電車の姿も忽然と消え去っていた。

 よくよくみると、女性のそばに線路などなく、電車が走るはずなどない。

 ほっとしたのかなんなのかよくわからない感情に襲われるが、何事もなくてよかったと思う。

 その時になって女性の口元が見えた。表情は髪に隠れて見えないが、その口はもごもごと動き、何かをつぶやいているのが確認できた。


 ……ブツブツブツ。


 見ている間ずっと何かをつぶやいている。もしかしたら、女性を見つけた時からそうだったのかもしれない。

 また、視線が女性から外せなくなる。

 先程と同じように吸い寄せられるように女性へと近づいていくのを感じた。

 ただ、先程と違うのは女性のつぶやきがだんだん聞き取れるようになっていったことだ。

 耳を澄ませているわけでもないのに、だんだんと大きくなっていくつぶやき。

 それはお経のようで、ずっと唱え続けて、途切れることがなかった。

 そう感じた瞬間、女性の姿が立ち姿ではなく、合掌しているようなそんな印象へと切り替わる。腕は未だに垂れ下がったままだというのに。

 その姿は、二重に何かが重なって見え、私は恐怖を覚えずにはいられなかった。


 ……ブツブツブツ。


 続く読経。


 ……ブツブツブツ。


 その様子に恐怖を覚えているというのに、私の視線は一向に女性から外れることができない。それどころか、どんどんどんどん吸い寄せられていく。

 

 ………近づく。

 ……近づく。

 …近づく。

 

 その距離は既に伸ばせば手が届くほどのところまで来ていた。

 女性の顔は未だに見えなかった。だが、突然女性が顔を上げて、こちらを見た。

 ガバッと上げた顔は鬼のような形相で、その立ち姿は変貌していて、頭から白い半透明なベールのようなものをかぶった姿で私に襲いかかってきた。

 私は、その姿に恐怖を感じたまま、動けなくなっていた。



 ……ハッとなって、私は目を覚ました。

 はぁ、はぁ、はぁ……と呼吸は荒く、心臓は早鐘のように鳴り響いていた。

 先ほどの夢のせいで、自分が今どういう状態なのかわからなかった。だんだん焦点が合っていって、私は自分が横になって寝ていたことを思い出す。目の前に投げ出された腕が見える。

 荒い呼吸を整えて、現状を確認しようと視線を動かしたところで私は気がついてしまった。


 ――金縛り。


 動けないと、一瞬パニックになりかける。だが、こういう仕事をしていると金縛りの話を聞く機会はいくらかあって、すぐ冷静さが戻ってきた。

 実際に起こる金縛りの大半は脳の錯覚で、霊などは関係ない。しかし、今回に限ってはそう思えなかった。今まで一度も金縛りになったことなどなかったのに、あんな夢を見た上に金縛り。関係性がないと思う方がどうかしている気がした。

 私は、どうにか動けないかと腕を振り上げて仰向けになろうとする。だが、腕を上げる感覚があるだけで、目の前の腕はピクリとも動いていなかった。動け、動けとは思うが、全く動く気配がない。

 私は心の中でだけため息をついて、動くことを諦めた。無理に動こうとしても無意味だと思ったからだ。だから今度は周囲に注意を向けることにした。

 寝転んでいるので見えるのは畳と自分の腕。あとは寝る前からつけっぱなしの扇風機。視線を動かしても腕が邪魔をしてあまり見える範囲は広くならない。

 動けない上に、視界は広くない。次第に感覚は聴覚に集中していった。聞こえるのは目の前の扇風機とPC音だけ。私以外誰もいない部屋なので当たり前だが、ほかの音は一切しなかった。

 それが、逆に恐怖を煽る。

 落ち着いていた心臓がまた早くなるのを感じた。

 

 ジー…………。


 扇風機とPCの音。聴き慣れているはずの音が、なぜか全く知らない音のように感じる。


 ジー…………。


 徐々に、徐々にだが、音が大きくなっていく気がする。1メートルほど離れているはずの音が近づいてきて、今では耳元で鳴っているような気さえしてくる。

 またパニックになりかけて、早く動かなければという感情に襲われる。

 その思いから、また動こうと一回深呼吸をしてから腕を振り上げた。早く仰向けになって、耳元で鳴り響く音を消したかった。

 ……やはり、腕を上げる感覚はあるが、動いていない。だが、焦っている私はそれでも動かずにはいられなかった。

 私は動かない体のまま、叫んでいた気がする。なぜ、気がするなのか。これを書いている時点で、叫んだ感覚はあるが、叫んだ記憶がないからだ。

 少しの停滞のあと、いきなりバッと腕が振り上がった。そして、そのままの勢いで、仰向けになった。なれた。ようやく動けたのだ。

 私は、動けたことに一瞬呆然となり、自分の手を見上げた。動けることを確認するように拳を作ったり、開いたりを繰り返す。

 心底ほっとした。

 私は体を起こした。その時にはもうすべての感覚が元に戻っていた。耳元で鳴っていた音も何も感じない。

 頭を振って、完全に意識を取り戻す。そして、先ほどの金縛りを思い返す。

 

 ――夢? 錯覚?


 こうやってすべての感覚が元に戻ると、先ほどのことが現実感を失っていた。金縛りに遭っていた時見た光景。耳元で鳴り響いていた音。本当にあったことなのだろうか?

 すべてが曖昧になり、金縛りすら本当だったのかという疑問すら浮いてくる。

 しばらく、そのまま動かずに金縛りの時のことを考えていたが、PC作業が中途半端だったことを思い出した。

 座椅子に座り直して、PCと向き合う。今回まとめるデータについ先ほどの夢と金縛りを書き加えながら……。




初投稿です。


これは自分の見た夢に設定とシナリオをつけて書いた、ある意味実話です。

かれこれ10年近く小説なんて書いてなかったのに、この夢を見たら書かなきゃいけない気持ちがふつふつと湧いてきてしまいました。

実際の流れは、「夕方の仮眠⇒『手紙の内容⇒女性取材&動画』の夢⇒目が覚めてリアル金縛り」です。


これを最初に書き上げた初期原稿時完成日の深夜に絶叫していたという話を聞いたときはマジで何かに取り憑かれたんではないかという気さえしました。


まあ、自分の話は置いておいて、楽しんでいただけたら幸いです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 女性が憑依される様子と、金縛りで動けない様子の描写がリアルで臨場感がありました。 こういう実体験を基にした怪談は、作り物でないからこそ分かりやすい怖さがなくて、じわじわ来る感じがいいですよ…
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