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修三と陽介の、いつも馬鹿すぎて楽しい会話

もう少し話すことあると思うけど、体重のことしか話していない

作者: 五月雨花月

修三「ああ、今日も疲れたなー。疲れた時はブ・ラ・パ?(インドネシア語でいくら?の意。この場合はスロットで幾ら負けたの?)」

陽介「カスが!」

「ああ、今日も元気だねえ。何かいいことでもあったのかな?(ゴミいちゃん)」

「普通だよ、ペッ!」

「今何してるの?」

「ゴロゴロしてたけど、ジョギング行こうかと思ってたところだよ」

「こんな時間から行くの?もう真っ暗だよ」

「いいんだよ、闇の住人だから。闇に紛れて行動しないとダメなんだよ」

「あっはっは、さすが河川敷ガーディアン。闇をひたひたと走ってくると。良い人に会えるといいね」

「カスが。80を超えるわけにはいかないんだよ。最後の砦なんだよ」

「大丈夫。体重計の針に細工したらいいよ」

「あっはっはっは、カスが!」

「って、今そんなに体重あるの?そんなにブクブク太ってたの?やばくなーい?」

「くっ、太ってしまったんだよ。飲み会行くとすぐ太る」

「大丈夫。てっちゃんよりは軽いんでしょ」

「まあ、軽いと思うけど」

「今何キロ?」

「78くらい」

「嘘だな。79.9999くらいだな」

「はっはっは、カス野郎」

「ところで俺は65くらいだよ。しかしやっぱ65もあると動きに切れが無いよね。60がベストだね。もう俺って最低!死んだ方がいいかもしれん」

「カスが」

「はっはっは、そういや最近てっちゃんはどうしてるの?」

「さあ?カスのようなメールは来るけど会ってないなあ」

「向こうも君に会わないようにしてるんじゃないの?会社でばったり会わないように」

「そうかなあ」

「そうだよ君の姿を見た瞬間、回れ右!ダッシュで逃げているんだよ。むう、もしかしたらバーストリンカー(加速世界)かもしれん」

「あっはっはっは、すぐアニメネタに走るなあ。しかも少し古い」

「まあ、てっちゃんはそれだけ君のことを意識しているってことさ」

「つまり変態だな」

「君もね。多分彼、こんなんだよ『てくてく、どこにいるの僕の愛しい人、あ、いた!きゃー、隠れなきゃ』」

「ふっふっふっふ、カスが!また俺○空か。そのフレーズ本当に好きだよね」

「ところで、今日の現場でさ、協力会社の人が音楽をかけてたんだけど」

「はあん?」

「まあまあ落ち着いて落ち着いて♪その音楽なんだけど、すべてアニソンだったんだよ。それも深夜アニメばかり」

「ぷっ」

「その人とアニメの話とかしたことないんだけど。同じ趣味だと思われたのかな、もしくは布教活動か」

「あは、実際同じ趣味なんだから話せばいいじゃないの」

「ええ、そんなあ、だって男の子だもん、涙が出ちゃう♪」

「カスだな」

「まあ、結局黙っていたけど、俺もそのアニソン、だいたいわかってしまうのが悲しかったな」

「君も立派なアニメエリートだよ」

「いやいや君に比べれば俺ごとき遠く及びませんよ」

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