まどろみ
こぶね 揺れる
思い出のうえで
花 花散る
泥の川
深いみぞ そっと抜けて
たまに浮かぶ
あわあわ はじけ
はじけ 弾けて
すこし 寒い
気づき 撫でた隙間
風はそこから
こもってたから
いいの
淀みよ 流れてお逝き
いづこへ
するする ながれ
ながれ 流れて
少し あつい
こぶね 揺れる
ゆらゆら 日々めぐり
今日も明日も過去も
雑ざる きらめきと汚濁
うえに乗った
ちょうどいい 温度
とんと圧されて
意識をなくす
さぁ
もう揺れない
とおく とおく
まっすぐに
沈んでいくだけ
花よ花
おまえはどんな 夢
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