ささやき
掲載日:2014/06/23
「好き、好き、好き」
俺は君に会ったら、三度好きと囁く。
耳元で囁けば、君の頭に残ると思って。
「好き、好き、好き」
一度目の「好き」は、君のことを想って。
二度目の「好き」は、死んでも一緒にいたいと願って。
三度目の「好き」は、やっぱり死にたくないと。
永遠なんてものがないことは知っている。
だけど、君との時間は、他で感じるものより長い。
ずっと、ずっと、ずっと、長く感じてしまう。
永遠を願ったところで、いつかは死を迎える。
その時に、君に俺を覚えておいて欲しい。忘れて欲しくない。
手をつなげば感じる温もり。 キスをすれば感じる愛。
話していれば自然に笑顔になれる。 俺はお前が好きだ。
だから、永遠を願う。
願っても叶うことはないけれど。
だから、せめて、来世で一緒になりたいと願う。
俺のまだ知らない世界。 誰も知らない世界。
もしかしたら、叶うかもしれない。
願ったら、また一緒にいられるかもしれない。
俺はお前を手放したくない。 お前は俺のものだ。
だから、俺は君に会ったら、三度好きと囁く。
一度目の「好き」は、君のことを心から想って。
二度目の「好き」は、死後の世界でも一緒にいたいと願って。
三度目の「好き」は、やっぱりお前を残しては逝きたくないと。
俺はお前のモノ。 お前は俺のモノ。 好き、好き、好き。




