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俺は模写眼  作者: 霧崎刀
帝高編 1章Dランク
8/15

この話は第8話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。


前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。


もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。


by霧崎刀

辻「それじゃあまず1階から案内するね。」


刹那「お願いします。」


そして1階に降りると辻さんが説明し始めた。


辻「まず全階基本構造は一緒で、武術基礎訓練室が3つと空き教室が1つ、クラスが1つ、あと休憩室かな。」


刹那「全階同じような感じなんですね。」


辻「だから基本的に探索してもあまり何もないよ。あるとすればグラウンドぐらいかな。だからもし探索したいならグラウンドがおすすめだよ。ただやり過ぎないようにね。」


刹那「ありがとうございます。それじゃあ俺はグラウンド探索をしてきます。」


辻「くれぐれも西館に入らないようにね。」


刹那「分かってますよ!」


そして俺は辻さんを置いてグラウンドに走った。


刹那「相変わらずグラウンド広いな…!」


グラウンドでは一部の人が運動をしていた。


刹那「すごい向こうで戦ってるな…!」


向こうでは自分より高ランクの人たちが戦っていた。


戦闘は激しく、戦闘位置から遠いのに砂埃がこちらまで飛んできた。


刹那「俺もあんなふうになれるかな…」


そんなことを考えつつ俺はグラウンドの探索を進めることにした。


刹那「体育倉庫か…」


グラウンドの奥に体育倉庫を見かけた。


刹那「すみません。」


俺はグラウンドにいた人に声をかけた。


???「お前何ランクだよ。」


刹那「Dランクですけど…」


???「なんだよDランクかよ。話しかけんじゃねえよカスが。」


刹那「…」


俺は話しかけるのをやめ、ひとまず体育倉庫に向かうことにした。


体育倉庫に向かうと中にはライフルや拳銃、バズーカなどが入っていた。


刹那「やっぱりこの高校おかしいよな…生徒の行方不明だったり体育倉庫に武器入ってたり…大丈夫かな…この高校?」


???「何してるんですか?こんなとこで。」


俺はその声にびっくりして後ろを振り返った。


刹那「あなた誰ですか?」


???「私はBランクの東郷和葉とうごうかずは


東郷「あなたここで何してるの?ここはDランクの人は入れないはずよ?」


刹那「というか俺はがDランクって知ってるんですか?」


東郷「あなたがSランクに人と仲がいいって噂が流れててね。ちょっとだけ話が聞きたくてね。」


刹那「俺から話すつもりはありませんよ。」


東郷「じゃあ力づくで話してもらおうか。」


そして戦闘が始まった。


東郷「能力:黄昏の(とばり)


そして周りが黄昏色の帳で覆われた。


刹那「能力:模写眼」


俺は能力で拳銃を取り出した。


東郷「そんなんで勝てるの?」


そして東郷さんは姿を消した。


刹那「条件下の透明化ね。」


そんなことを言っているとどこかから弾幕が飛んできた。


刹那「めんどくさいな…」


そういうと俺は弾丸で弾幕を破壊した。


東郷「射撃がうまいね。本当にDランク?」


刹那「Dランクだよ!」


俺はそう言って目の前に爆弾を生み出した。


刹那「死なばもろともだよ!」


そう言いながら俺は自分を砂に変化させた。


東郷「テレポートか!」


奴は帳を緊急解除したが、もう遅かった。


刹那「それじゃあ起爆だ。」


そして爆弾は爆発した。


だが、俺は砂に変身していたので吹っ飛ぶだけで命にはかかわらなかった。


俺は自分を俺に上書きした。


東郷「急に爆発か…こざかしい奴め…でもあいつは爆発で死んだだろう。」


刹那「何が死んだだって?」


俺は後ろから刀で切り付けようとしたが、避けられてしまった。


東郷「まだ生きてたのね?無傷で。」


俺はその言葉を無視して拳銃で頭を狙うと一発で命中した。


刹那「ひとまずこれでいいか。」


死体は消え、能力核のみが残った。


刹那「黄色だから…脳型だったのか。」


俺はそれをためらいなく飲み込んだ。


刹那「相変わらず食べてる気がしないんだよな…」


そして俺は何事もなかったかのように教室に戻った。


遠藤「お帰り。なんか外で戦闘がいろいろ起きてたけど巻き込まれなかった?」


刹那「特に巻き込まれなかったよ。」


遠藤「そう。それならよかった。」


アナウンス「キーンコーンカーンコーン」


千田T「チャイムが鳴ったので全員集合してください。」


そして全員が集められ、3時間目が始まった。


千田T「今回は武術基礎訓練室で訓練をします。各自訓練をしてください。もし皆さんが私と戦いたいというのであれば私が相手になりましょう。もし私に勝てればクラスを上げましょう。」


千田T「それじゃあ訓練開始!」


俺は武術基礎訓練室βに向かった。


βにはサンドバッグや殴ったり蹴る用のスポンジ付きの鉄の柱などがあった。


刹那[これを破壊したりしたら怒られるのかな…]


俺はひとまずきちんと自分のために訓練に励んだ。


サンドバッグは思っていたよりも頑丈で、まるで金属を叩いている感覚だった。


刹那「なんだこれ…⁉こんなのサンドバッグじゃないじゃないか…!怪我したらどうするんだよ!」


辻「ねえ。天野君…だったよね?」


刹那「辻さん!このサンドバッグが…」


辻「ここでは基本だから気にしない方がいいよ。」


刹那「そうなんですね…」


俺は改めてこの高校の恐ろしさを実感した。

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