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俺は模写眼  作者: 霧崎刀
帝高入学編
4/15

この話は第4話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。


前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。


もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。


by霧崎刀

俺は帝高に入学することになったが、俺は所詮Dランク。


俺が帝高なんかに入学してもいいのかと思った。


そして準備をしながら悩んでいると永遠が話しかけてきた。


永遠「刹那。Dランクだからって入学が不安?」


刹那「そりゃあそうだろ。だって最底辺だぞ。」


永遠「大丈夫。あなたと同じようにDランクの人もいると思うから。」


刹那「じゃあ能力ランクを上げる方法はないのか?」


永遠「私も知らないね。」


刹那「そうか…」


そして入学カバンなどの手続きを終え、


本当に入学が決まってしまった。


永遠「私も今年入学するから。何かあったら頼ってよ。」


刹那「そりゃあそうさせてもらうよ。」


そして明日入学式があると告げられ、その日は情報収集に努めることにした。


刹那「なんだこれ⁉」


そのサイトに書いてあったのは、


「能力ランクの上げ方について」だった。


刹那「これで分かるのか。方法が。」


そしてそのサイトをクリックしようとした瞬間、パソコンがフリーズしてしまった。


刹那「どうしてだよ…」


執事「それはお嬢様の意向です。」


刹那「なんですか⁉」


突然後ろから話かけられ、ビックリしてしまった。


執事「そのサイトはSランクのものしか開けないサイトです。」


刹那「つまり永遠なら知ってる可能性があるのか?」


執事「私も聞いたことがありましたが全く話してもらえませんでした。」


刹那「そうですか…ありがとうございます。」


そして執事さんが去った後も帝国高校についての情報収集を行った結果、少しだけわかったことがある。


一つ目はどんなランクの生徒でも受け付けているということ。


二つ目は「消息不明になる生徒」が相次いでいるということ。


そして消息が分からなくなった生徒にはとある共通点があるらしい。


それは帝高を自主退学しようとした生徒であるという。


帝高を卒業した生徒さんは、


「あそこは命の価値が軽い。」と話していたそう。


俺はこれを見て余計に怖くなった。


そして俺は震えながら眠りについた。


そして起きるとそこはどこか暗い場所であった。


刹那「ここどこだよ…」


そして自分の周りにある暗く見えていたものは雑草がとても大きくなったような植物であるとわかった。


その植物を分けて進むと、目の前にはきれいな夜空が見えた。


その夜空を背景に二人の人がいて、そのうち一人は倒れていた。


そして一人が近づき、その人も倒れてしまった。だが、もともと倒れていた人が立ち上がり、その人が手から強烈な光を出したところで目の前が真っ暗になり、自分も倒れてしまった。


刹那「ん…?」


目を覚ますと寝ていた部屋だった。


刹那「なんだ夢か…びっくりした。」


刹那「というかもう朝か…」


そんなことを言いつつもリビングに向かうと永遠と執事がいた。


永遠「帝高はここから近いから歩いていこう。刹那。」


執事「お嬢様と刹那さんにもしものことがあっては困るので私が付きます。」


そして朝食を済ませ、徒歩でその高校に向かった。


「日本最強」と謳われる高校へ…


そして1分ほど歩いていると道端で倒れている人を見つけた。


執事「大丈夫ですか⁉」


そう執事さんが話しかけても反応がなかった。


そして執事さんが助けを呼ぼうとすると突然刃物を持った人たちが襲い掛かってきた。


刃物を持った男「そこのお前…何ランクだ?」


執事「Bランクですけれど?」


刃物を持った男「なんだBランクの雑魚か…じゃあ能力核をもらうぜ…」


刹那「能力:模写眼」


永遠「刹那⁉戦おうとしてるの⁉早く逃げて!」


そして永遠の静止を無視して能力で拳銃を取り出した。


刃物を持った男「それでAランクの俺に勝てるとでも?」


刹那「ただの拳銃じゃない。これは「世界最強の拳銃」だ。」


そして男に向かって発砲すると玉は見事に奴の頭を打ち抜いた。


そして男は倒れ、頭から血を流して死んだ。


執事「どうしてあんなに反動の強い拳銃を…?」


刹那「それは…昔っから使ってたので。」


永遠「何とか入学式には間に合いそうね…」


そしてそのまま「日本最強の高校」に向かった…

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