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俺は模写眼  作者: 霧崎刀
帝高編 2章Cランク
14/15

十四

この話は第14話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。


前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。


もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。


by霧崎刀

翌日。


俺は学校に向かうと、本当にCランククラスの名簿に俺が乗っていた。


刹那「ここで待ってたらいいのか?」


そしてクラスにクラスメートが入ってきた。


もちろん全員初対面だ。


???A「お前が校長に気に入られてるってやつか?刹那。」


刹那「そうです。これからよろしくお願いします。」


???A「じゃあ授業始まるまでに時間あるから俺と勝負しようぜ?どうせDランクだろ?」


刹那「じゃあ3対1でお願いします。」


???A「3対1?お前が仲間呼ぶのか?それは卑怯じゃないか?」


刹那「いいえ。そちらが3人です。」


???「お前強気だな。じゃあいいぜ!相手してやるよ。どうせ俺らのこと殺せないだろうからな!」


そしてグラウンドに向かった。


刹那「かかってきてください。」


???A「じゃあやっちまおうぜ!」


そして3人同時にかかってきたので、SP-1Kを出して3人に命中させた。


???A「なんだこれ…!お前ら助けろ…!」


???B「無理です…!」


???C「今の一瞬で3人同時に…!」


刹那「今から保健室に行くので動かないでください。」


???A「別に殺してもいいんだぞ…?」


刹那「いいえ。殺したくありません。だって…これから仲良くすればいいじゃないですか。」


???A「お前…校長に気に入られるだけあるな。」


刹那「とりあえず保健室着いたのでお願いします。先生。」


保健室の先生「刹那君。もうこっちに任せて教室戻りなさい。」


刹那「はい。」


俺はCランク初日から絡まれたのだった。


そして教室に戻るともうすぐHRの時間だったので席に座ると先生に話しかけられた。


先生「どうも皆さんおはようございます。今日は新しい子が来てるので自己紹介からします。」


先生「私の名前は箱崎浩司はこさきこうじと言います。Aランクです。」


箱崎T「とりあえず刹那君。前に出てきて自己紹介をしてください。」


刹那「はい。今日からCランククラスになる天野刹那です。銃火器を使うのが得意です。よろしくお願いします。」


そして教室中からざわつきが感じられた。


箱崎T「刹那君はDランクだから気を付けてあげてね…」


箱崎先生は少し笑ったような言い方で言った。


そして1時間目が始まった。


箱崎T「ひとまず1時間目は対人戦闘です。」


箱崎T「くじ引きで決めた人と戦ってもらいます。それではどうぞ。」


そしてくじを引くと5番だった。


刹那「5番の人いますか?」


???D「なんだ雑魚か…」


刹那「よろしくお願いします。」


???D「サクっと終わらせてやるよ。俺は五十嵐隼人いがらしはやと」だ。


刹那「よろしくお願いします。」


俺らはグラウンドに移動した。


五十嵐「じゃあスタートだ。」


相手がそう言った瞬間、俺はすぐさま発砲し、相手は弾丸を喰らった。


どうやら相手の体が消えたので、即死だったようだ。


俺は落ちた緑色の能力核を飲み込んだ。


刹那「やっぱり食べてる感じしないよな…」


そんなことを思いつつ俺は教室に戻った。


教室に戻ると先生に話しかけられた。


箱崎T「君と戦った五十嵐君ってどこ行ったか知ってる?」


刹那「いや…トイレに行くって言ってから帰ってきてません。」


箱崎T「どうやら最近行方不明の生徒が数人いるんだよね…何か知らない?」


刹那「俺は特に知りませんね…」


箱崎T「そうか…何か知ってたら教えてね。」


刹那「はい。」


そして全グループが戦闘を終え、帰ってきた。


箱崎T「皆さん。お知らせがあります。先ほどまでいた五十嵐君が行方不明になりました。何か知っている人はあとで伝えにきてください。そして3時間目から5時間目にかけてオリエンテーリングを行いますので3時間目は体育館に集まってください。」


そして2時間目が始まった。


刹那「ちょっとでも情報が欲しいな…」


俺は西館の入り口に向かい、インターフォンを鳴らした。


刹那「Sランククラスの神崎さんはいますでしょうか?」


そして数分すると永遠が出てきた。


永遠「なんで呼び出したの?」


刹那「なんかオリエンテーリングについて知らないかなって思って。」


永遠「あぁあれね…私のクラスではないらしいからね。」


刹那「そうなの?」


永遠「あれは人数を減らすためのものよ。」


刹那「そうか…わかった。ありがとう。」


そして俺は西館の入り口を後にした。


刹那「人数を減らすためのものか…じゃあ…殺し合いか…やるっきゃねえな。」


そしてすぐに体育館に向かうと、すでに何人かは待っていた。


刹那「何をするんだろうな…」


そして時間になるとD~Aランクの全クラスメイトが集まっていた。


さらに教壇に校長の姿が見えて、話を始めた…

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