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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

僻遠の森

作者: 嵯鞠 増男

碧煙(へきえん)の森って、知ってるか?」


 四角い部屋の、冷たい夜。

 僕は、隣室に居合わせた男から、こんな話を聞いていた。


「普段は霧なんて出ないくせに、ある月ある日の決まった時刻に、緑色の煙霧が出るって森だよ」

「そいつは、都市伝説か何かですか?」


 尋ねると、男は小馬鹿にしたような声で笑った。


「都市じゃねえよ。ドがつく田舎の、山奥の更に奥深くだ」


 男は、友人とふたりでその森を目指し、ちょっとした旅をしたという。

 その時のことを、男は寝るまでの時間潰しだとか言って、強引に僕に語って聞かせてきた。


***


「まったく、なんてえ深い森だ」


 湿った空気を吸い込みながら、俺は愚痴ばかりを吐いていた。


「うおっと、危ねえ。またこけかけたぞ」


 柔く沈み込む腐葉土に足を取られながら、俺たちは、森の奥深くへと向かっている。

 辺りはとにかく木、木、木。

 茶色い土と茶色い幹が、視界全体を埋め尽くし、おまけにじっとり薄暗い。

 鬱蒼と茂った枝葉が、まるで分厚い天幕のように、青いはずの空を覆い隠しているからだ。

 湿度が高くて、景色は暗色。

 延々と続く陰気すぎる世界に、気持ちがどんどん滅入(めい)ってくる。


「っち、休憩にしねえか丈伍(じょうご)。煙草でも吸おうぜ」


 歩きながら、俺は同伴者に声をかけた。

 奴の名は、藁井(わらい)丈伍。

 ふざけた名前だが、もちろん本名じゃない。

 名付けたのは俺だと奴は主張しているが、そんなにダサい名前、俺はペットにだってつけたりしねえ。


「もう少し我慢だ。このペースじゃ間に合わん。第一、俺はこの森の中では煙草は吸わんのだ」


 丈伍は俺の提案を蹴って、ずかずかと進んでいく。

 分厚い登山靴で地面を踏みしめ、行く手を塞ぐ枝や蔓草を、サバイバルナイフで刈っていく。

 手つきにも足つきにも、こういう道への慣れがあった。


「なんだよ、エコノミストってやつか?」


 先週、居酒屋で会ったときには、あんなにパカパカ吸ってたじゃねえか。


「いんや、自然環境のことなぞ何にも知らん。単純な話だ。この森にしばらくいるとな、煙草をちびりちびりと吸ったことと、おんなじ効用があるんだよ」


 なんだよそりゃあ。

 馬鹿げた話に、俺はますます不機嫌になった。

 こいつ、俺を休ませねえために、下らねえ作り話をしやがって。


「この森の樹は、ニコチンでもばら撒いてるっていうのか、ああ?」


 強い語勢で、いいから休ませろという意味を声に持たせた。

 が、丈伍は歩みを止めることなく、こんなことを言う。


「ニコチンじゃないだろうが、別の何かを吐き出してんだろうな。木の中か、或いは、土の下から。本物のニコチンじゃないからか、ヘビースモーカーには効果がねえんだ。前に何人かに試してもらったが、皆ニコチン切れでイライラして、さっさと帰っちまった」

「じゃあ、俺にも効き目は無いな」


 俺は、そこまで酷い愛煙家ではないはずだが、歩き続けている限り、このイライラは治まる気配を見せないだろう。


「だろうよ。お前さん、『くくりの森』って呼ばれる場所を知ってるか?」

「初めて聞いた。この森のことか?」

「いんや違う。とある地方の民間伝承で、正式な地名じゃない」

「民話の類かよ。とすると、妖怪変化でも現れるのかね」


 丈伍は、もったいぶって首を振る。


「もっと質が悪いぞ。あれは人を化けさせる森だ」

「ほう、胡散臭い森もあったもんだ」


 俺の皮肉を、丈伍は「まったくだ」と受け流した。


「化けさせるといっても、人の内面だ。頭ん中をおかしくする。というのもな、ここの森はニコチンの代わりになるもんを吐き出してるが、くくりの森は麻薬を吐き出してるんだよ」

「なに、麻薬だと?」

「そうだ。コカインだのヘロインだのっていう、禁止薬物の類だな」


 おっかないような、ボロ儲けの臭いがしてきそうな、なんとも曰く言い難い話だ。


 丈伍の語ったところによれば、その森は、悪神のおわす忌み森として、決して入ってはならんとされる 禁忌の土地だという。

 年に一回、地元の巫女が地鎮のための禁厭(まじない)を施す以外、土地の者は誰も入らない鎮守の森であるらしい。


「入った者は祟られる。神隠しにあって戻れなくなるか、万にひとつに戻って来れても、心がおかしくなって、言動が奇怪になる」

「そいつが麻薬の仕業だってのか。科学的にも解明されてんのか?」


 丈伍は「一応な」と苦笑した。


「後に民間の民俗学者がつきとめた所によると、森の中には所々にガスの噴出する窪があって、そのガスにやられると頭がおかしくなっちまうらしい。そのガスが出てくる穴ぼこがまた曲者でな。ちょっとした洞穴みたいになってるから雨露や寒さを凌ぐのに丁度いい。だから、森に迷い込んで一夜を明かそうとするやつは、大抵そこに潜り込んじまうって寸法よ」


 まさに、大自然のブービートラップってやつだ。


「悪魔に手招きされてるみてえだな」

「そう。くくりの森は捕食者だ。入ってきた獲物は見逃さない。例外はまじないを施す巫女さんの一族だけだ」

「安全な道でも知ってんじゃねえのか」

「いい勘だな。そのとおりだ。森の奥には神を祀る祠がある。そこに行くまでの道筋を、巫女の家は代々口伝している」

「種が割れりゃあ、そんなもんかよ」


 なにが麻薬だ。

 結局、俺を休ませないための与太話じゃねえか。


***


 俺がこの男と出会ったのは、一週間前のことだった。

 月に一度の給料日、梯子(はしご)した二軒目の居酒屋で、男はすでに出来上がっていた。


「あはははは、兄さん、いい飲みっぷりだねえ!」


 やけに大口を開けて笑う男だった。

 酔っぱらいの笑い上戸か? しかし、顔は赤くない。


「はははは、笑い上戸と来たか。じゃあ、そうだな。俺の事は藁井丈伍と呼ぶがいい。ははははは!」


 本当は、薬物中毒の危ない奴じゃないだろうな?

 そんな疑念を抱いたが、しかし、酔いが回っていた俺は、そのまま藁井と名乗る男と飲み続け、三軒目まで梯子したあげく、終電を逃した藁井を、自分のアパートに泊めてやった。



 翌朝。

 まだ酔が醒めきらない頭を抑えて、ぐうすか寝ている藁井丈伍を見た俺は、なんでこんなやつを家にあげちまったのかと後悔した。


「藁井さん」


 揺すってみたが、起きなかった。


「なあ藁井さん、おい、藁井さんってばよう」


 強く揺すると、藁井はようやく薄目を開けた。


「ん? ああ、俺の事だったか」


 この男、自分でそう呼べと言っておいて。


「そろそろ起きてくれねえかい。つうか、呼ばれ慣れないなら本名を教えてくれよ」


 男はのんきにあくびをしながら、


「いや、それには及ばん。だがそうだな、呼び名は下の丈伍にしてくれ」


 こんなふざけたことを抜かしてから、藁井はうちで朝飯を食べて、「じゃあな」とどこかに去っていった。


***


「そいで、碧煙(へきえん)の森ってやつは、そろそろなのかい?」


 いい加減に歩き疲れてきた俺は、丈伍に突っかかった。


「まだまだだ。あと一時間は腐葉土の道が続くぞ」

「けっ。これが道っていうのかよ」

「慣らされてないが、立派に道だ。わずかにでも逸れてみろ、崖から落ちるか、沼にはまるか、二度と戻ってこれなくなる」

「……おいおい、そんな物騒なとこなのかよ」

「もともと山とか森っていうのは、決まったルートから外れたら遭難扱いだ」


 言われてみりゃあ、その通りだ。


「とはいえ、ようやくここまでは来た。あと五分ほどあるいたところに、大きな岩がある。そこで休憩にしよう」


 丈伍から休憩の言質をとった俺は、大岩を目指して最期の力を振り絞った。

 本当は五分じゃなくて十分はかかっていたが、その大岩に背を(もた)せかけ、ペットボトルのスポーツドリンクを喉に落とし込んだその瞬間、俺は総ての疲労を忘れ去った。


「かぁっ、うめえっ!」


 こんなにも美味いスポーツドリンクは初めてだ。

 ガキのように叫んだ俺に、丈伍が笑いかけた。


「さっきも言ったろ。この森の空気はニコチンもどきが入ってる。だから、喫煙者にとっては最高のリフレッシュ環境なんだ」

「なんか今なら信じられるぜ。過酷な肉体労働の後の水分補給だって、こうはならねえ」


 水を飲んで叫ぶなんて真似、小学生以来じゃねえだろうか。

 酒で酔っ払うのとも違う、何ていうか、忘れていた童心が戻ってきたような、そんな心地よい気分に俺はなっていた。


「でもよ、よくあんたはこんな森のこと知ってたな」

「好きなんだよ。森を歩くのも、地方の伝承を調べるのも」

「さっきも『くくりの森』だなんて話をしてたもんな」


 いや、それを言ったら、こいつはここに来るまえから、森のことばっかり話してたような気がしてきた。


***


 給料日から3日後、藁井丈伍が、俺のアパートを訪ねてきた。


「何だ、あんたかよ」


 露骨に歓迎しなかった俺を無視して、丈伍はずけずけと部屋に上がり込んだ。

 手には、スーパーのレジ袋。

 先日のお詫びにと、缶ビール数本と酒肴(つまみ)の珍味を買ってきたそうだ。


「ま、酒があるなら許してやろう」

「ははははは、そうこなくっちゃ」


 丈伍はやはり笑っていた。


「なんだよ、実はもう飲んでんのか」

「来るまでに一本だけ、はははははは」



 しばらく酒が進んでから、丈伍が切り出した。


「あんた、登山とかってしたことあるかい?」

「あん? いや、あんまりねえな。丈伍はやんのか」

「山登りじゃなくて、森歩きが専門だ」

「なんだそりゃ?」


 冗談かとも思って聞き直してみたら、本気のやつだった。

 装備は山登りとほぼ同じ。

 地面が坂じゃないかわり、湿地帯のようなぬかるみや、木の根っこなんかが多い

 だから結局、足への負担はそれなりにあるということだった。


「せっかくだ、次の休みに一緒にどうだい。登山と違って人気が薄くて、同好の士が見つからなくてさ」


 服や道具は、全部丈伍が貸してくれるという。

 金がかからねえんならと、俺はその場のノリでオーケーした。


***


 休憩場所の大岩から、およそ一時間ほど歩いた頃だった。


「なんだよ、急に景色が変わったじゃねえか」


 それまでの腐葉土地帯が突然途絶えて、乾燥した硬い地面と、葉枯れした白茶けた木々ばかりがひしめく世界が広がった。


「ああ。面白いだろ。森林限界でもないのに、突然気候と植生が変化する」

「ここが、碧煙(へきえん)の森なのか?」

「その一歩手前だ」


 丈伍は、さっきまで蔓草を叩き切っていたサバイバルナイフの刃を拭いて、腰に下げた革のケースにしまうと、その場で屈伸運動を始めた。


「少し足をリセットさせるぞ。歩き方もガラッと変えないと」


 丈伍の言った通り、ここからは地面が完全に固まっていて、森の中というより、都会のコンクリート道に近かった。


「さっきまでより楽そうだな」

「油断するなよ。道が変わると、ここまでの蓄積が一気に出てくるからな」


 これも、丈伍の言った通りになった。

 二十分ほど歩いたところで、膝があえなく限界を迎えた。


「くっそぉ、痛ってえ……」


 両足の膝が熱を持ち、ぴくりとも曲がらなくなった。

 地べたに尻をつき、手で何度も擦ってみたが、効果はない。

 丈伍の持っていたコールドスプレーで冷やしてもみたのだが、結局、立ち上がることはできなかった。


「しょうがない。独りで行くか」


 あっさり言い捨て、すたすた歩いて行こうとする丈伍。

 俺は自分の目と耳を疑った。


「おい待てよ! 俺を置いていくのか!」

「だって、歩けないんだから仕方ないだろ」


 馬鹿言うな。

 こんなところに連れて来といて。

 休憩だってなかなか取らせないで。

 まさか、こいつ、最初っから俺をこうするつもりだったのか。


「ふざけんな、責任を持て!」

「なんだよ責任て。それに、この森なら平気だ。しばらく休んでれば――あれ?」


 丈伍は俺から目をそらして、森の奥深く、進行方向の先を見た。


「あんた運がいいな。今日は碧煙(へきえん)の森が大盤振る舞いだ。ひょっとしたら、気に入られたのかもしれないぜ」

「何を、言ってる……?」


 子どものようにはしゃぐ丈伍に、俺は不気味なものを感じた。

 丈伍の見つめる先からは、謎の気配が、生暖かい風と臭いが、だんだんと漂い始めてきていた。


「先に行くよ。あんたも後からついてきてくれ」

「な!? おい、待てよ!」


 俺の叫びを気にも留めず、丈伍は奥へと進んでいく。

 向こうからは、深緑色の靄が、池に浮かんだ藻のような濃さの緑の霧が、白茶けた森を呑み込み迫ってくる。


「く、来るな! 行くな!」


 どう叫ぼうとも霧は拡がり、呼び止めようとも丈伍は進む。


 やがて、丈伍の姿は霧にまみれて見えなくなり、それでも霧は止まらずに、世界をじわじわ侵食してくる。


「ひっ、はっ!」


 俺は尻餅をついたまま、ざりざりと後ずさった。

 緑の靄は、餌を捕食するアメーバのように、薄靄の触手を俺に伸ばしてくる。

 俺を喰おうと、流れてくる。


「うぁ、あ……」


 悲鳴にならない悲鳴が漏れる。

 俺は、こいつに喰われるのか?

 俺は、こいつに呑まれるのか?

 いやだ! いやだ!

 誰か助けろ!

 助けろ、丈伍!


 緑の靄が、鼻先にまで迫り来る。

 その靄を、わずかに吸い込んだ瞬間に、深い緑の紗幕の先に、誰かがいるのを感じとった。


「こいつが俺を!」


 俺の心に、何かが入った。

 曲がらない膝を強引に曲げて、カエルのように靄へと跳んだ。

 緑の煙がくゆる中には、果たして、誰かが立っていた。


「おまえかっ!」


 俺は体ごとぶつかって、相手を地面に押し倒した。

 馬乗りになり、遮二無二(しゃにむに)拳を振り下ろす。


「おまえがっ! おまえがっ!」


 手に衝撃と、生暖かい水の感触。


「おまえっ! おまえがっ!」


 殴りながら、俺は相手の腰元に手を入れた。

 そこには幅広のナイフがあることを、俺は知っていた。


「おまえがぁ!」


 太いナイフを逆手に持って、相手の胸に突き落とす。

 殴るのとは違う衝撃。

 刺さったそれを、捻るように引き抜いてから、今度は順手で刺し入れた。


「おまえ、おまえぇ」


 短刀が、肉を裂いて進む感覚。

 包丁で鶏肉を切るより滑らかに、ぐにゃりぐにゃりと侵入していく。

 その『ぐにゃり』が、これまで感じたどんな手ごたえよりもおどろおどろしく思えた瞬間、俺は意識を失った。

 緑の揺蕩(たゆた)う靄の中、目の前が、白い光に包まれたのち、黒い(とばり)が落ちてきた。


***


 俺は誰かに揺り起こされた。

 耳を叩く、『おい、起きろ』という高慢な声。

 目を開けると、そこはアパートの俺の部屋で、喋っていたのは、駆けつけてきたお(まわ)りだった。


 お巡りは、何たら交番の誰々と名乗っていたが、ぼんやりとしか覚えていない。

 俺はずいぶん長いこと眠ってしまっていたらしく、意識は朦朧とし続けて、ちっとも覚醒しようとしなかった。

 現場の状況をある程度確認し終えたお巡りが、外のパトカーの無線で何事か連絡し始めた頃になって、ようやく視界にかかった靄が消えた。


 目が冴えてきて、同時に、自分の両手がやけにごわついているのに気づいて見てみると、赤黒いペンキのようなものがこびりついていた。

 ペンキは乾きかけていて、拳を握ると、ボロボロひび割れ、粉々に剥がれて手のひらから零れ落ちていく。

 どす黒い欠片が落ちていくのを、他人事(ひとごと)のように眺めているうち、脳裏にあの『ぐにゃり』の感覚が蘇った。

 両手に残った、生々しく不快な肉の感触――


 俺は悲鳴を上げて飛びのいた。

 お巡りが何事かと駆け寄ってきた気がしたが、それに構うどころじゃなかった。

 ここに至って俺はようやっと思い出した、ようやっと認識したのだ。

 目の前の床に横たわる、血糊塗れの冷たい人型。

 人間の死体。

 藁井丈伍と名乗った男の刺殺体。

 あの『ぐにゃり』によって、生きる術を奪われた憐れな遺体が、冷たく無様に横たわっていた。


***


「……以上が、俺が碧煙(へきえん)の森で体験した出来事だ」


 隣室の男の、罪の告白めいた話が終わった。


「夢、だったんですよね?」

「夢じゃねえ。藁井丈伍は確かにいたし、俺は確かに森に入った。目を覚ました時の俺の服は、森を歩いたときの恰好だったし、室内なのに履いてた登山靴には、靴底の筋に腐葉土がびっしりだった。警察が撮った現場の写真にも残ってるし、夢じゃねえから、俺はこんなところ(・・・・・・)に入ってる」


 彼の話を、僕は否定した。

 黒鉄の檻を掴んで、精一杯に否定した。


「いやいや、そんなの夢ですって。でなきゃ、こんなのおかしいです」

「おかしかねえよ。世の中、起きたことだけが事実なんだ」

「あり得ないです。おかしいです。だって、だって、それじゃあ――」


 掴んだ檻の冷たさが、僕の手に、不快な感触を思い出させた。


「――それじゃあ、僕が殺した藁井丈伍は、いったい何者だっていうんです?」



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