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魔法×科学の時間旅行者  作者: 伊達 虎浩
8/19

入学編 中(4/4)

【1】


 入学式も終わり、学園生活にも慣れ始めた頃である。1週間も経つと、クラスにも所々でグループが出来始める。流石に派閥などは存在しない・・・いや、今後も存在する事などないと願いたいがな。

 拓斗が教室を見渡しながら、そんな事を考えていると、隣の席のあずさから声をかけられた。


「拓斗は何かクラブに入ったりしないの?」


「悩んでるところだ。あずさは決めたのか?」


「私と香菜はバックアタッカー部に入るつもり」


「そうか・・咲は・・って寝てるのか」


 バックアタッカー部とは、入学式の日に拓斗も参加させられた模擬戦、バックアタッカーという競技のクラブだ。

 通常、模擬戦として授業で受けるのだが、生徒からのあまりの人気に、クラブになったという経緯がある。


「咲は入らないって言ってたわよ」


「咲は生徒会役員だからな・・そういえば伊波も悩んでいたな」


「伊波もバックアタッカー部に入ればいいのに」


「興味が無いのに入るのはダメだ。それはあずさにも分かるだろ?」


「そりゃぁ分かるけど、興味がわく事だってあるじゃない」


 どちらも正論である。

 友人がいるからという理由だけで、クラブに入部するのはあまり好ましくない。バックアタッカー部などは怪我をしてしまう場合もあるからだが、あずさの言うように最初は興味が無くても、やってみたらはまってしまうケースもある。


「まぁ、決めるのは伊波だ。誘うのは自由だが、あんまり強く言わないでやってくれ」


「わ、私を何だと思っているのよ!」


 何か間違えた事を言っただろうか?急に怒りだしたあずさに対し、何て返そうか考えていた拓斗であったが、授業開始のチャイムに救われた。


「はいは〜い。皆んな〜席について〜。よし!さな、頑張るのよ」


「・・・・」


 教卓に立って、小さくガッツポーズをする女性。基本的には、担任である祐美子が授業を行う。その為、急に現れ、急にガッツポーズをしだした女性を見て、生徒達は固まってしまっていた。


「あ、あの・・・祐美ちゃ・・藤峰先生は?」


「ん?祐美ちゃんなら〜、B組で授業しているわよ〜」


「・・・・」


 再びおとずれる沈黙。

 教卓に立った女性は、終始ニコニコしている。


「あ、あの?授業は・・・」


 先ほど質問をした女子生徒が、再度質問をする。


「あっ・・ご、ごんなさ〜い。さなったらうっかり。初めまして。科学を担当します。押切(おしぎり)さなえです。さなちゃんって呼んでね〜」


 おっとりとした性格なのだろう。うっかりの後に、テヘペロっと聞こえたような気がするのは気のせいだろう・・。

 甘い声に、ゆったりとした言葉遣い。A組担任の祐美子とは全くタイプが違う。


「おほん。祐美ちゃんは魔法師だから〜、科学と技術の授業は私が担当します〜。宜しくね〜」


 授業を行うにあたり、科学と技術の授業は魔法師である祐美子には不向きである。その為、科学と技術の授業に関しては、さなえが担当する事になっているらしい。と言っても、技術は選択科目なのだが。


「先生。質問いいですか?」


「は〜い。どうぞ〜」


「前から気になっていたんですが、魔法者じゃなくて魔法師って言ってますけど、それって何ですか?」


「魔法師は〜魔法師です〜」


「・・・え?」「ん〜?」


 答えの意味が解らず、固まる生徒達。それを見たさなえは、頬をぷく〜っと膨らませた。


「祐美ちゃんったら、もぉ!・・おほん。魔法師と科学師について少し説明しましょうか。まず、皆さんは魔法者と科学者です。しかし、ずっとそのままではありません。この国が定めた試験に合格すると、魔法師と科学師になれるのです」


 どうやら、祐美子が説明しておくべき案件だったらしい。

 さなえは右手人差し指を立て、得意気に話し始めた。


 この国には魔法者と科学者が存在する。

 しかし、それは、ひとくくりにまとめただけである。

 小学校の頃は、基礎を学ぶ。

 その為、小学校時代は魔法者見習い、科学者見習いと呼ばれているらしい。

 そして、高校に入る試験に受かると、はれて魔法者と科学者となるのだが、当然なれない人もいる。

 高校の入試に落ちた生徒は、また見習いを1年間やり直し魔法者と科学者を目指す。


 高校を卒業する頃にはまた試験があり(様々な試験によって名称が変わってくる)、その試験にもA級B級C級と、ライセンスがわかれている。


「魔法や科学の力を医学に役立てたいと考え、医学の道に進む生徒達も多いです。見事ライセンスを取る事ができれば、魔法医師や科学医師と呼ばれるようになります」


 他にも、建物を作る魔法建築師、科学建築師。

 MAG開発や製造といった魔法技師、科学技師などなどだ。


「私と祐美ちゃんは魔法師と科学師です。魔法や科学を、魔法者見習い、科学者見習い、魔法者、科学者に教えるライセンスを持っています」


 真面目な話しをしているからなのか、語尾を伸ばす事なく喋り続けるさなえ。

 生徒達は皆、さなえの言葉を黙って聞いていた。

 本来、魔法教師、科学教師というところなのだが・・魔法師と科学師か・・。

 拓斗だけは、全く別の事を考えていた。


「おほん。は〜い。私と祐美ちゃんのようになりた〜いと考える子は、大学に行って、魔法教員免許、科学教員免許を取る事をお勧めします〜。それ以外を目指すという子は、これからの4年間で、きちんと考え、きちんと行動すれば大丈夫で〜す」


 両手を合わせながら、満足気なさなえ。

 言葉遣いや雰囲気が元に戻っている。

 しかし、その事を気にする生徒はいない。

 生徒達の中で何かが変わったのは、間違いなくこの日の授業がきっかけであった。


 ーーーーーーーー


【2】


 あれから特に、変わった事はない。

 授業も基礎の復習がメインであり、拓斗にとってはつまらない授業ばかりである。

 補欠と馬鹿にされる日もあるが、事実は事実と受け止めている拓斗にとっては、特に気にする出来事でもない。


 そんな拓斗だが、体育の授業だけは別であった。

 彼は体育の時だけは、気をつかっていた。


「ちゃんとバックアップしろよ補欠!!」


「・・・すまない」「ちょっと待ちなさい!」


 模擬戦をしている時である。

 バックアップとして授業に出ていた拓斗に対し、アタッカーである男子生徒がキレたのだ。

 そして、その男子生徒の態度を見てあずさが(いか)りの声を上げる。


 拓斗(ほけつ)とチームを組んだら負ける。

 そんな噂が流れているのを、学年中が知っている。友人同士の会話、部活中の会話などで広がっていたので、当然、バックアタッカー部のあずさや香菜は耳にしている。


「補欠、補欠って、拓斗は何もしていないじゃない!」


「あぁ。だからしっかりしろって言っているんだろ」


「・・・・ぐぬぬ」


 男子生徒の言うように、拓斗は何もしていない。

 ポイントも取られていなければ、ポイントも奪っていなかった。だからといって、彼は遊んでいる訳でもただつっ立っている訳でもなく、アタッカーやバックアップからの攻撃をかわす事に専念している。


 負けてしまったのは拓斗(お前)が、何もしない所為だと主張する男子生徒のいい分も分からなくはない。

 向こうのチームは彼の攻撃魔法を、バックアップの女子生徒の支援魔法で阻まれ、アタッカーからの攻撃魔法でポイントを奪われてしまっていた。

 彼の言い方はともかく、彼の言い分に対して、反論する言葉が見つからないあずさは、言葉を詰まらせてしまうのであった。


 拓斗は自ら望んでバックアップをしている訳ではなく、名前が呼ばれた後、どっちをするか?という話し合いのもとバックアップをしている。

 拓斗は間違いなく補欠である。

 その為、アタッカーがポイントを奪う役目なので、補欠である彼がアタッカーをやれと言われる事はない。

 拓斗以外の生徒がアタッカーを務めているのだが、拓斗とチームを組んで勝てたチームは0であった。


「おぃおぃお前らはガキかぁ?」


 そんなやりとりに気づいた祐美子が、禁煙パイポをくわえながら軽く注意する。体育の授業はほとんどこうなる為、拓斗は体育を苦手としていた。


 ーーーーーー


【3】


 4月の終わりの、ある放課後の出来事である。


「1年 A組桐島拓斗君。生徒会室に来て下さい」


 校内放送で呼び出しを受ける拓斗。

 何かしたの?というあずさの視線に、わからないと首をかしげるジェスチャーで返す。

 呼ばれてしまったからには、行くしかないので、伊波と一緒に帰ってくれとあずさに告げて拓斗は席を立った。


 ーーーーーーーー


 生徒会室は、別棟の3階にある。

 扉の前に立ち、ドアを数回ノックしながら、拓斗は声をかける。


「失礼します。1年桐島拓斗です」


「どうぞ」


 扉が自動で開き、声をかけられた拓斗は、軽くお辞儀をしながら部屋に入る。

 待っていたのは言うまでもなく、生徒会のメンバーであった。


「おぉ!拓斗!遊びに来たのか?」


「・・校内放送を聞いていなかったのか、咲」


「寝てたからな!!」


「・・・そうか」


 両手を腰にあて、偉そうな態度の咲に、何か言ってやろうかと考えた拓斗であったが、ここはクラスではなく生徒会室。上級生の先輩もいる為、何も言わない事にした。

 九頭龍咲は、生徒会の会計である。

 学年2位の彼女は優秀な生徒であり、生徒会から声がかかった事からそうなったのだが、引き継ぎが全く終わらない為、副会長兼会計の九条なぎさの悩みのたねであった。


「・・初めまして。1年 A組桐島拓斗と申します」


 自分から挨拶をするべきだと判断した拓斗は、姿勢を正し、丁寧にお辞儀をする。


「うん。うん。新入生はこうよね。咲ちゃんとは全然違う」


「・・・そうなんですか?」


「あ、あぁ。彼女は部屋をいきなり開け、片手をあげながら『来てやったぞー』とだな・・」


「まぁまぁなぎさ、可愛くていいじゃない」


「お前がそうやって甘やかすから、咲がいつまでたっても会計の仕事を覚えないんだぞ」


「か、会長も副会長も、新入生が困っています」


 この生徒会で最も苦労しているのは間違いなく彼だと、拓斗は一連の流れを見てそう考えた。流石に、苦労人ですね。などと面と向かって言う事はできないので黙っていたが。


「あっごめんなさい拓斗君。咲ちゃんの紹介だったからてっきり・・ね」


「あさみちゃん酷いじょ!」


「こ、こら咲!あさみちゃんじゃなくて、生徒会長とだな・・こ、こら!逃げるな」


「か、可愛いわぁぁ・・あぁやっぱり、彼女を生徒会に入れて正解だったわね」


「か、会長も副会長も九頭龍さんも、し、新入生が困ってますから」


 やはり彼は間違いなく苦労人だ。そんな事を考えながら、拓斗は一連の流れを無言で見ていた。


 ようやく落ちついた生徒会室で、拓斗は咲の隣に座っていた。


「さて、まずは自己紹介から始めましょうか。生徒会長、2年 A組片瀬(かたせ)あさみです。こっちが私と同じクラスで生徒会副会長の九条(くじょう)なぎさね。で、拓斗君の前に座っているのが、生徒会事務、3年C組の中村将吾(なかむらしょうご)先輩。咲ちゃんとは面識があるから大丈夫よね」


「宜しくお願い致します」


 あさみからの質問を無視する形になってしまったが、先に挨拶からだろうと判断し、席を立って頭を下げる。


「宜しく」「宜しくね」


 なぎさと将吾は席を立つ事なく、手を挙げるだけの軽い挨拶ですませた。新入生の緊張をほぐしてやろうという優しさであったが、初めから緊張などしていなかった。


「先ほど、咲の紹介と言っていましたが?」


「ええそうよ。拓斗君クラブに入っていないって聞いたから」


「・・・・・・」


 拓斗は無言で咲を見た。明らかに顔を逸らし、吹けもしない口笛を吹く素振りを見せる咲。


「それでね、今日はお願いがあって来てもらったの」


「お願い・・ですか?」


 咲から視線を外し、あさみの方に視線を戻す。


「ええそうお願いよ。拓斗君はこの学校の任務制度を知っているかしら?」


「えぇ・・まぁ・・」


 この学校には任務制度というものが存在する。

 一般の方からの依頼を受ける制度であり、学年の3位~10位の生徒はこの制度を受ける義務がある。

 また、パートナーである科学者や魔法者も任意で受けることになっている。

 1位である生徒は軍からの依頼を、2位である咲は学校に何かあった時の防衛線である。


 人口の減少に伴い、警察官も人手不足である。

 そこで考えられたのが、この任務制度である。

 例えば、ペットの飼い主の方からの依頼があったとしよう。

 ビルの隙間や下水道などにペットが行ってしまったので助けて欲しいという依頼。

 こう言った簡単な依頼は、学校側に依頼が来るか直接生徒に依頼がきて、手続きをきちんと済ませれば、単位をもらえるシステムとなっている。


「我が生徒会も社会貢献活動に力を入れていきたいと思っているのよ」


「社会貢献活動ですか」


「生徒会長である私は残念ながら、生徒会室を開けられないし、副会長であるなぎさは咲ちゃんの教育、事務の中村先輩は事務仕事。去年居た書紀の先輩は卒業しちゃって、先輩の代わりを拓斗君にお願いしたいのよ」


「つまりは生徒会書記を自分に・・ですか?」


「そうだ。本来であれば私がやろうと思っていたんだが、咲の教育もあるし、学校の見回りもある」


「書記の仕事についてお聞きしてもいいですか?」


「あぁ。勿論だ」


 生徒会長であるあさみは、当然生徒会室で様々な仕事をしている。

 学校行事に加え、他校とのオンライン通信や任務制度の処理、風紀委員や各クラブの部長との面談等々だ。

 副会長であるなぎさは、去年まで会計だった為、後任者である咲への引継ぎに加え、あさみが休んだ場合の為に、あさみと行動を共にする事も多い。

 事務である将吾は、部活動の予算や学校側の予算の見直し、各クラブからの報告書を見直したり等々だ。学校側の予算の見直しは、学校側に不正がないかを見直す作業の為、最も神経を使う仕事である。

 会計である咲は、将吾から許可が降りた予算を学校側に申請したり、各クラブに報告したり等々だ。

(事務と会計は一緒では?と思った拓斗であったが、口にはしなかった)

 書記の仕事は、生徒会の活動記録、各クラブの活動記録、各イベント(行事)の活動記録、学校周辺の記録等々だ。


「他のは大体分かりますが、学校周辺の記録とは何ですか?」


 なぎさの説明を聞いていた拓斗は、手を挙げて質問をする。


「任務制度が起きる前に何とかして欲しいという生徒の声が多くてだな・・コラ!咲!寝るな」


「・・・つまりは学校周辺の見回りですか」


「そうよ。それこそが社会貢献活動になるのよ」


 身を乗り出しながら、生徒会長であるあさみがそう締めくくった。

 毎回ペットの救出に、駆り出される生徒の気持ちも解らなくはない。

 学校側としては、任務制度で単位をあげるより、生徒に来てほしいのだろう。

 不審者がうろついていないかを、確認する大事な仕事でもある。

 生徒会役員が学校周辺をうろつけば、少しは犯罪や任務制度が減るかもしれない。

 しかし、クラブに入っていないというだけで、そんな面倒くさいのはごめんだ。


「とても素晴らしい活動だと思われます。しかし、残念ながら自分ではお役立てないかと・・」


「ん?どうして?」


「・・・・・自分は補欠ですから」


 あさみからの質問に、少しの間が出来てしまったのは、拓斗自身、補欠だからという理由をあまり使いたくなかったからである。自分はこんなにも出来ない。自分は補欠何だからと、まるで昔の両親の様な言い方を彼は嫌ったのだ。また、拓斗は時間旅行という呪われた魔法を持っている。あまり人と関わると鍵を探す理由が増えてしまうので、あまり人と関わりを持ちたくない。


 しかし、自分は時間旅行などと言えるはずもなく、断る()()()()()が思いつかなかった為、希望を込めた理由で補欠だからという理由を選んだ。


「拓斗君。補欠だからという差別的思考はやめなさい。私達は貴方が補欠だからという理由で選んだわけではありません」


 あさみの表情が変わる。

 先輩が下級生に対する大人な対応。


「勿論、拓斗君がクラブ活動をしていないという理由になってしまうけど、私は貴方に書記をしてほしいと思っています」


 考えているのではなく、思っています。

 会う前は考えていたが、実際に会って、接してみて、考えが思うに変わったということだ。


「拓斗君がクラブ活動をしていない理由は分かりません。もしかしたら、どのクラブに入るのかを、まだ悩んでいるのかもしれません。拓斗君がクラブ活動を頑張りたいと思っているのであれば、私達はそれを応援します」


「ありがとうございます」


 社交辞令かもしれないが、たった数十分しか自分という人間と、接していないというのに、そこまで思ってくれてありがとう。

 差別的思考をやめなさいと、教えてくれてありがとう。

 2つの意味を込めて、お礼を告げる拓斗。


「そうなると、伊波ちゃんに書記の仕事をお願いしたいと考えているけれど、いいかしら?」


「・・自分がやりたいと思っていますので、宜しくお願い致します」


 自分がやりたいと考えているのではなく、やりたいと思っています。

 伊波を人質に取られてしまっては、拓斗に断るという選択肢はない。せめてもの皮肉のつもりで使った言い回しであったが、あさみにきちんと伝わったか、本人に聞いてみないと解らない。

 聞く機会などおとずれる事はないのだが・・。


「よかったぁ。咲ちゃんと同じクラスの拓斗君が引き受けてくれて・・。くぅー。拓斗君!いい?絶対に咲ちゃんと一緒に、生徒会室に来るのよ!」


「・・善処します」


「い、嫌じゃ!!」


「さ、咲!さっきも教えただろう!ここはこうでだな・・」


 あさみが拓斗を、生徒会書記に選んだ本当の理由は、あさみにしか分からない。

 その事を拓斗からあさみに、聞く機会などおとずれる事はないだろう。


「生徒会書記になりました。今日からお世話になります」


 知らぬが仏。

 そんな言葉を思い出しながら、拓斗は生徒会室で頭を下げるのであった。

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