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19 本日の雑談⑥ 今年一年を振り返ってみたりする

 あんまりネガティブなことは書きたくないな、と思いつつ進めることにいたします。


 一月二日「オッケー牧場」な事件が(笑)。詳しくは拙エッセイを読んでみていただけましたら幸い。年頭の誓いは、まあ九割九分くらいはイケてるんじゃないかな……うん、そう思う!


 二月一日 某公募・新人賞発表。最終候補作品賞を頂戴する。

 元々これ、なろうさまと出版社がコラボする某コン作品にエントリーしていたものだったのよ。けど、完結させてしばらくしてから。

「ああ、もういいや」

 と、なろう掲載分まるごと削除して他公募に出しました。その判断が適切だったのかもしれない。とにかく某レーベルの「第一回・新人賞/最終云々」の看板を付けることはできたから。

 電子書籍刊行は十二月になりました。このことは後述いたします。


 なろう他で活躍される書き手の方々と、お会いすることができた。

 愉しかったーーーー!

 色々と触発も受けて、とてもいい刺激になりました。


 伊勢神宮にも出雲大社にも高野山にも行けた。これは純粋に日本人として、うれしい。伏見稲荷大社も山の頂上まで行けた……しかし伏見稲荷さまは外国人観光者が多すぎる。しかも誤解を恐れずに申し上げると、特定アジアの人たちのマナーの悪さに辟易する。

 なので、ちょっと足を延ばして藤森神社に行ってみるとよいかもしれない。競馬好きには、タマランと思うんだけどな。ここ最近は刀剣乱舞ですか、ゲーム? (知識がなくて、ごめんね)の影響か若い腐女子の方々が御朱印などを求めているらしい。あの場所に、年若い腐の方をお見掛けしたときはビックリした(キャピキャピ女子さまたちがお立ち寄りする場ではないと思ったのさ)。


 夏に挙行されたジムのイベントで四苦八苦(笑)。某KALI演目では出場チームが優勝してたというね。これも「上手な皆さんの足を引っ張らなくてよかった……」と冷や汗モノでした。

 実をいうと、このジムの宣伝に使われそうになってた自分。道でばらまかれるチラシとかで画像を使うだとお……ヤメテ! お願い! 必死の祈りが天に通じて、それは却下になりました。あはは、冗談じゃないですよぅ。


 十月後半。元世界チャンプ・T吉丈一郎さまレッスンを受ける。マンツーマンじゃないよ。丈一郎さん、なぜかわたしにばかり話しかける(きっと、こっちのこと。なんてドンくさい人なんだ、と思ったに違いない)。その場にいたジムのイントラ複数から

「うらやましい!」

「もう、すっかり『二人の世界』でしたね!」

 と言われたけど。ワイ緊張しっぱなしやったんやで(とほほ)!

 そのあとでKALIオリンピック出場者たちからもレッスンを受ける(これも拙エッセイにありますね)。ものすごく目からウロコぽろぽろ落ちまくった一日であった。今、思い返しても夢のようです。ナイス! この言葉、すっごく大事!



 十二月二日。某レーベル第一回新人賞最終(以下略)作品「拾った仔猫が異世界の王子と名乗るのですが一体わたしにどうしろと」を電子書籍で配信開始。

 配信開始から一週間、会社の休み時間など利用してちまちまとランキングを見ていた。がんばってます我が作品。

 かかわってくださった皆さま、読んでくださる皆さまの御蔭です。ほんとうに感謝の気持ちしか、湧いてこない。

 さて、これ以降は電子書籍で作品を出そうとしている方々に注意喚起情報を、ひとつ。

 わたしも無知なもので。つい最近、人から教えてもらって驚嘆したのだが。電子書籍ならば、テキスト文字数が何百万字あっても一冊に収めることは可能なのだ。

 以下は読む方によっては不快感を覚えるかもしれない。

 でも言いたい。

 電子書籍オンリー作家を応援したいと思ってくださる方々に、切にお願いしたいことがある。

 大概のレーベルは、売上で続刊配信を決める。まあ、ここは紙書籍も同じかもしれないですね。初動一週間の売上で、次の作品を依頼するしないを決めたりするみたいだから。でも紙書籍ならば印刷部数で印税が決まる。電子書籍のみであれば実売印税なので、ここは非情な結果しか出てこない。

 紙書籍で刊行した人たちの、なんと優雅なことか。たとえ思い出出版になったとしてもね、一冊の金額×発行部数×印税率で「ばん」と固まった金額が副収入として得られるのだ。でも電子書籍オンリーだと、出版歴にも入らない、印税収入は契約書に定められた金額を超えないと受け取ることができない。もちろん、売上が悪かったら即刻で続刊停止。続刊を出します、というのは口約束。ビジネスマンとしての誇りも体裁もあったものではない扱いを受ける。

 なにが言いたいかというと、ほんとうに書き手を応援する気持ちがあるならば、ダウンロードなり読み放題にアクセスしてあげてほしいのだ。

 これは実際に見聞した話だが、出版社側は電子書籍刊行を「出版歴」とは見てくれないのだ。まあね、アマゾンさんほか、自分で作って販売する手法も最近は増えてきたから。それは、ある意味で当然かなあとわたしも思うよ。

 それと。

「紙の作品と同じもので電子書籍、これはソコソコ売れている。でも電子書籍だけしか出していなかったら、まったく売れない。なんで売れないんでしょうかね?」

 そういうことを聞きつけた日にゃ。

 それ書き手が考えること? 百パーセント、売る側の問題なんじゃないの?

 とかね。他人事ながら、イライラムカムカ状態になっちゃうんだよ。大沢在昌氏の御言葉「一冊だけで満足してはいけない」どころじゃない。

 満足、不満足云々を言い募る俎上に乗ることもできないのだ。

 それを痛感しているから、わたしはホントに好きな人の作品ならクレカ切っちゃう。同様に「買いましたよー」と言ってくださった方の御言葉には、本心から泣いてしまう。これが感謝でなくて、なんだろう。

 別にね、その人の全作品にクレカ切りまくれと言っているわけではないのです。買いまくれと言っているわけではないのです。

 だって実際に。わたし「電子書籍を刊行できました。今、がんばってランキング上がってくれているんです」って、報告申し上げて。それだけでいいやって思う方もいらっしゃるからね。たとえ、その御方が「読ませていただきます」と仰ってくださってもね。

 ヒトって感情の動物だからね、常日頃から感謝している存在から、やさしい眼差しで聞いていただけで充分に満足なんじゃないのかなって思う。

 やさしい眼差し、大事だよね。なにかあったときに決して傲慢にならず、一緒によろこびあえる人がいいよね。それは某社長から教えてもらった気づきかな。

(社長の息子から「社長、と呼ばれるの嫌いなんですよ。だから〇〇って呼んでください」と言われたのだが……尊敬する人を仇名で呼ぶなんて出来ない! いや! 私は嫌われたくないのだけれど! どうしよう! ……これは来年の課題にしよう/汗)



私も含めて電子書籍オンリー組の書き手は頑張っています。読んでくださる方がいらっしゃらなければ、続刊を出せないのです。よろしくお願い致します。……拾った仔猫は一巻完結だけどw

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