ヘルプカードとヘルプマーク
ツイッターを見ていると、赤いカードに上が白十字、下がハートのカードを見た。
調べると、ヘルプカードとヘルプマークというらしい。
調べていると、県庁のサイトで
『ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるものです。
ストラップにより鞄等に着けて使用し、裏面に付属のシールを貼り、ヘルプマーク利用者が周囲に伝えたい情報や必要な支援の内容を記入することができます。
ヘルプマークを身に着けることで、外見で援助や配慮が必要なことがわかり、公共交通機関で席を譲ってもらったり、困っている場合に声掛けをしてもらうなどの援助が得やすくなります。』(あるサイトの一文より)
とあり、気になったのが『内部障がい』という言葉だった。
私は体調が崩しやすく、今日のように体が冷えて関節が痛んだり、昨日は腰が疼く、手や指が痺れる……そして心の病を持っている。
めまいがする。
もし、体調が悪い時にそのカードがあればと思ったのだ。
昨日の晩に県庁にメールで、自分の状況を説明し送った。
すると、今日になってメールではなく直々に担当の方から電話がかかった。
「もしもし。あ、あの、刹那ですが……」
「県の障がい担当課のものですが。わざわざメールを頂きましてありがとうございます」
「いえ、こちらこそ」
「ヘルプカードとヘルプマークの件ですが、刹那さんは取りに来ていただいたらお渡しできます。市役所でも大丈夫ですよ」
「そ、そうでしたか。ありがとうございます」
ホッとする。
実はツイッターには『ネットフリマで有料で売られている』とか、小さい普及団体があって、送料別で有料だと書かれていたのである。
明日にでも、調子が良ければ取りに行こうと思った。
でも、私は病気ですと自慢しているのではなく、めまいと呼吸困難感も増えて、電車に乗るのが厳しい自分がいる。
人の多いところを歩くのも怖くて、スーパーにも行けない自分がいる。
倒れて迷惑をかけるよりも、自分の症状などを書き込めるカードがあればと思ったのである。
このカードを当たり前に身につけられる世の中になって欲しいと思う。




