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姉妹の愚痴〜心身障害者への理解を〜  作者: 七宝しゃこ
もう疲れた、もう眠りたい、もう諦めたい
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辛すぎて、再び薬を飲んだ。だって、私のあの話はどうなっているんですか?

2018年1月25日 3時8分

この問い合わせを運営に送った。




▼お問い合わせ内容

返信用アドレス:@gmail.com

件名:一昨年の第2回○○コンについて


一昨年、第2回○○コンに応募して、賞を受賞させていただきました。

向こうとのやりとりはネットで、一昨年の12月末までに文章をあちらに送りました。

そして、昨年契約書をいただき、『全10巻、本年中に電子書籍一巻を出版し、順次出版させていただきます』と契約書を交わし、1巻のラフイラストが送られて、ホッとしていましたが、それ以降、出版したとも連絡がなく、調べて見ても、その形跡はありません。

第2回の他の賞をいただいた方の作品も電子書籍化になっておらず、不安で(昨年)7月にメールを送りましたが、返事はなく、それなのに第三回は行われ……本当に年が明けても何も変わりませんでした。


どういうことでしょうか?

向こうには連絡しても返事はないです。

出版しないつもりなら契約書を取り交わしたりしなくても良かったじゃないでしょうか?

1巻のラフイラストも送ってくれなくても良かった……。

こんなひどい……地獄に突き落とされた思いがします。

賞をいただいたときは本当に嬉しくて、必死に添削をして向こうに送り、契約書のやりとりをして、もう出版されるか、明日か……と待って待って待ちくたびれました。


どうなっているのでしょうか?

教えてください。

出版する気がないのなら、文章を送らせたり、契約書、イラストと、順番に喜ばせることを出して見せて、最後はドロンじゃないですか。酷すぎます。


どうか、確認をしていただけませんか?よろしくお願い致します。


私の作品は、○○です……


です。

どうか、よろしくお願い致します。




私は不安神経症だ。


去年一年ずっとずっと我慢したし、前日の夕方ある方とお話をして、その上、睡眠導入剤を飲んで半分以上自分を戒めていたタガが外れたのだろう。

意識は残っている。

体は眠りたがっているが、起きてみれば、半分夢遊病状態だったはずだ。

メッセージを打ち込みながらふた袋目の……二日目の睡眠導入剤を飲み、イライラと二週間分の薬を準備していたタッパーを開けて、ラムネを飲み込むように錠剤を出して口に放り込む。1日分の睡眠導入剤は10錠。

二日分を飲んだから20錠、そして、一週間分の朝昼晩の薬を約200錠を50錠ずつ水で流し込んだ。

そうしながら、再度運営に送った。




3時24分


▼お問い合わせ内容

返信用アドレス:@gmail.com

件名:本当に辛いです。


一昨年は本当に必死に、下手は下手なりに130万文字を一人で添削して、送り続けました。

3ヶ月で痩せるほど必死に頑張りました。


去年は頑張った結果を見られる。

そう思っていたのに、契約書を取り交わした後、連絡が途切れ、日に日に憂鬱になり、どこかいけないところでもあったのかと不安で、日々を過ごしていました。


もう辛いです。

出版の契約をしているのに、何故出してくれないのですか?

もう、出してくれないなら、違約として、弁護士さんに相談します。

出版すると約束したのに、契約書も取り交わしたのに、ひどいです。

なろうさんも一年以上経っているのにチェックして欲しかったです。

私の年には入選者は多かったです。

でも、それでも、電子書籍出版と書かれていて、準備して送った私の努力は?

作品はどうなるのですか?


約束が違います!

酷いです!

信頼していたのに!




と、なんとか書き終え、送信。

そして、電源を消し、目を閉じた。




この文章で、賞を取り消されても構わない。

それに、そうなったとしても、心への負担は減ることもないけれど……どれだけ苦しい思いをした人間がいるか分かって欲しいと思った。




今日は病院に行き、新しい薬が増え、注射をしてもらい、


「安静にしているように。きちんと薬を飲み、心を安寧にしなければ入院」


と念を押された。


でも、どうしたら心は穏やかになるのだろう……こんなになったら入院している方がまだましだと思う。

もう疲れた。

渡された薬では眠れない……。




私の地域はたぬきの多い地域……やっぱりたぬきに化かされたのか……それとも、バカにされているのか……朝、昨日の薬の残骸を見て、今も、今晩の分の睡眠導入剤を飲んでいるのに眠気がこないのが悲しくて涙を堪える。


夢は夢……昔聞いたじゃないか……。

『みんな夢の中』と言う曲を……。


でも、言えない……。


『何で惜しかろ どうせ夢だもの』


惜しいに決まっている。

あれだけ心を、命を削って書いたのに……。

どれだけの期間を、時間を、込めてきたのか……何で……。




だから、眠れるまで、横になっていよう。

眠れなかったら、お風呂場で泣こう……。

薬はもうすでに毒に近い……。


本当なら、私の命は、泣くためのものじゃなく、笑って誰かと一緒に前を向いて歩くためのもの……。

現実は地獄同然で苦しいけれど、夢は……もっともっと悲しく苦しい。


『ビビディバビディブー』


と言って、優しい魔法をかけてくれる魔女なんてこの世にいないし、楽しい夢さえ見せてくれなかった……。



成人式の晴れ着問題の会社と同じように思えるのはどうしてだろう。

もういいんです。

コンテスト名だけ消してもわかると思いますが、私の病気が悪化したのはこれも一因です。

これでコンテストから削除されても構いません。

もう疲れました。

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