日陰の花
前回までのあらすじ
魔王を倒した勇者ラクスの前につきつけられた
新たな事実
そして最後の敵とは
いったいなんなのか?
拙者服部雄三でござる
覚えテルでござるか?
なにしろ作者の更新が遅いもんで
困ったものでござるな〜
雑談はこのぐらいにしといて
本編をはじめるとするでござるかな
では始めるデござるよ
日陰の花
「あ〜松田!!」
淳平は寝たままだ
「まつ・・・松田君おきなよ」
隣の女の子が優しく起こす
「う〜んなんでしょうか〜?」
俺はさわやかにおきた
「やっとおきたか!!松田!!」
ボカッ!!
「イッタ!!殴ったな先生」
「寝るからいけないんだろうが!!」
また怒られた
「まあいいこの問題解いてみろ!!」
「わかりましたよ〜」
俺はさわやかにといて見せた
「正解だ・・・」
先生も驚いてるぜ
しかしこれには種がありまして隣の
小村さんに聞きましたのさ
「ありがとな〜小村さん〜」
俺はさわやかにお礼を言った
「あっ・・・どういたしまして」
小村さんは恥ずかしそうにいった
「今日はここまでだ明日テストやるからな〜」
いきなりのテスト宣言だこういうのが全国の子供たちのやる気を
下げてるとあっしわ思いますね
まぁ今回は特に変わった日常ではないので
今回は小村さんについてかたろうと思いま〜す
小村 佳奈子
この方とは私松田は三年間クラスが一緒なのでありまして
まあだからどうしたという話であって
じゃあ小村さん視点に物語きりかえるか〜
小村さん視点の愉快な物語
さっきの授業の後
「佳奈子ってさ〜 絶対松田の事好きだよね〜」
「えっ!? そっそんな事ないよ〜」
「あんな奴のどこがいいんだかね〜」
「だから違うって〜」
この後私はしばらく言い合いになったのでした
もー春ったらカッテに妄想してさ〜
松田君の事は好きじゃ・・・なぅいよ
考え事をしながら廊下を歩いていたら
「小村殿〜〜〜〜」
服部君と・・・
「あっ! 小村さん」
松田くんだ・・・
「あわわわわ まっ松田くん???」
ダメだ・・・きょどっちゃう
「小村殿? どうしたでござるか?」
「はひっ!! いやっ!! 別になんにも」
「小村さんっていっつもきょっどてるよな〜」
「えっ!? そうかな?」
私いつもきょどってるのか・・・
「あのーいいでござるか?」
「あっいいよ」
「実は・・・小村殿におりいって頼みがあるでござる」
「なっなに・?」
「これを松田殿と一緒に先生に渡してほしいのでござる」
「えええっ!?」
嘘でしょ〜
「俺もかよ!! 自分でいきゃあいいじゃないか!!」
「残念ながら 拙者はあいにく先輩方に呼び出しを
くらったのでいけないでござる」
「またかよ!! そんなのイヤだよな 小村さ・・・」
「私がまっまつ松田くんと・・」
「・・・・雄三 っていねぇし!!」
「しかたないね 二人でいくか?」
「?もどった?」
服部君に頼まれたものはプリントだ
どうやら今日が期限らしい
なんのプリントかは教えてくれなかったけど
「くそ〜〜〜 先生どこだよ」
「先生ぜんぜんいないね」
私たちはかれこれ三十分探していた
「あきらめて帰ろうかな〜」
松田君がぼやいた
現在時刻は五時部活生徒以外はもう下校している時間だ
「ちゃんと探さないとだめだよ」
「わかってるよ〜」
数分後
「すんごいこといっていい?」
「なに?」
「先生の机にプリントおきゃあいいんじゃねぇか?」
「あっその手があったか〜」
なんでもっと早くきづかなかったんだろう
その後役目を果たした私たちは帰ることにしました
「雨降ってるし!! マジかよ」
外は土砂降りだ
「かっ傘あるけど一緒に帰る?」
アーッ私なにいってんだろう
「マジで!? じゃあお言葉に甘えて」
「あっうん」
帰り道
「あっ雨 すっすごいね〜」
「すんげぇ降ってるよな〜」
今私たちは相合い傘で帰っていた
「明日体育あったけ?」
松田君がきいてきた
「あるよ」
「まじかよ!?」
「まじで」
そんな話をしながら今日は
家帰った
楽しかったな