頭が痛くなりそうだから帰ります
これ聞いて皆が「え?」ってなる。
それはそう。だって、具合が悪いから帰るんじゃないの? って思うもの。
頭が痛くなりそうだから? 予言ですか?
言われた側の脳裏に浮かぶのは「仮病」の二文字。
これは、偏頭痛持ちの私が(というか職場の関係者が)同じく偏頭痛持ちの同僚の一言に振り回された時の話です。
私は現在、専門医の下で偏頭痛の治療をしています。
月に一度の偏頭痛予防の注射と頭痛発生時に頓服薬による治療です。
これで日常生活が送れるようになりました。
ズキン、ズキン、という脈打つような痛みと共にやってくるのは吐き気。身体が動かず指一本も動かない。
それに、音や光が刺激になって更に悪化する。本当に辛い。とにかく辛い。
特に私は光に敏感で光を見ると頭痛がどんどん酷くなっていくんです。
そりゃあもう、白いものがLEDライトかってくらい光って見えて、辛いなんてもんじゃない。照明類だけじゃなくて、白いものが全て光って見えるんです。紙、曇り空、パソコンなんて仕事でエクセル開くと真っ白で内容が全く見えない。
仕事でミスも増える上に、目がよく見えなくなるので日常生活を送るのが困難なほどになりました。
ですが、そんな苦しみを分かってくれるであろう、同じ偏頭痛持ちの人でも分かり合えないこともあるのです。
私は経験したことがないのですが、偏頭痛には前兆が起こることがあり、それをサインに頭痛薬を服用したり、休息を取るのが偏頭痛との付き合い方なのですが……。
それを万人が皆知っているかとなると、そうじゃない。
理解を得ることは必要ですが、偏頭痛持ちの一方的な理解しろアピールは、単なる押し付けにしかならないのです。
「頭痛が起こりそうだから帰ります」
これ、偏頭痛持ってない人が聞いたら「は?」ってなります。とういうか実際なりました。
偏頭痛持ちでない人は、偏頭痛に前兆があるなんて分からないし、偏頭痛持ちの人だって、皆が皆、前兆があるわけじゃないからです。
「今痛いんじゃないの?」
「今具合悪いんじゃないの?」
「仮病じゃないの?」
こうなるわけです。
本人としてにれば、正直に事実を話してるだけなんです。
ただね、一方的過ぎる。
だから、信用が無くなる。頼られなくなる。
そして、同じ偏頭痛持ちが肩身の狭い思いをする。
だって頭痛が酷いから休みますって言うと、疑われるんだもん。
特にこの時期は気圧の変化で不調が起こる方も多いと思います。
だから皆さん、学校や仕事をお休みする際は、「頭が痛くなりそうだから」ではなく、「体調が悪いので」と言って休みましょう。
嘘も方便です。
なんか愚痴みたいになっちゃいました。ごめんなさい。
お目汚してました




