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第2話 どうやらお友達が出来たらしい

家を出てから30分程経ち、学校にようやく着いた私は

「おっきぃ〜〜〜!」

頭の悪そうな感想である。でもこんな感想しか出ないのも仕方はない。なにせ本当に大きいのだから。校門から校舎の距離、どうなってんだ?それに校舎も大きすぎる。なんか周りも森みたいになってるし。

本当に今日からここに通うのかぁ

あまり現実味が湧かない。とりあえず教室に向かおう。どのクラスに配属されるかは色々な入学に関する書類と共に家に配送されてきたのだ。

確かこの学校の1年生は全部で6クラスあるらしい。

ええと、私のクラスは4組だから、、

この教室だ。

教室も、おおきいな。まああんなに校舎が大きいんだ、当たり前か。

人がいたらどうしようかなぁとか思いつつ、緊張した手つきで教室のドアを開ける。私が一番乗りのようだと少しホッとする。楽しみすぎて早く来すぎてしまったかもしれない。

席はどこだろう、、出席番号は13番だから、、

「あっ!ここの席だ。」

と言いながら1番後ろの横から二列目の席へと着席する。

1番後ろの席かぁ。まあ悪くない。

新しい友達出来るかなぁとか周りの人はどんな人かなぁとか考えていたら、、。

ガラガラガラと教室の扉が開く。いや、実際はドアの立つけ良すぎて音なんて鳴ってないけどね?元気そうな女の子が入っきた。クラスメイトだろうか、どこの席に座るんだろうと考えていたら自分の右の席に着席。隣の席の子だったようだ。どうしよう、、とても気まづい。私、佐倉結衣は決して人見知りな性格でもなく、むしろ小学校や中学校でも友達は多い方であった。が、それでも初対面は緊張してしまっているようだ。

 しかし、

「あっ!そのキーホルダー!」

 オロオロしていた私だがあることに気がつき声を上げてしまった。その子のバッグに私のつけているのと同じキーホルダーが付いていたのだ。私がバッグに付けている猫のキーホルダーは2年ほど前この辺りのデパートでやっていた猫のポップアップストアで買ったものである。まさかこんな所で同じキーホルダーに巡り会えるとは。

 声を上げてしまった私に彼女は

「え、このキーホルダー知っているの?」

「う、うん!デパートで買ったやつじゃない?」

「そうそう!同じの持ってるの?君、名前は?」

「ゆ、結衣です!佐倉 結衣!」

「結衣、良い名前じゃん!私のことは穂乃果でいいから。よろしくね!」

「よ、よろしく穂乃果ちゃん!」

どうやら新しい学校でぼっちになるなんて事は回避できたようだ。

そこからは出身中学や猫の話題で盛り上がっていたら、気がついたら教室内にチラホラ人が集まってきたようだ。この後入学式が始まるのだろうか。

 

 




 

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