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空に描く自由の軌跡 〜翼なき魔法使いの夢〜  作者: kchan
空を夢見る少年
18/62

第18話「防御魔法」

ギュイーーン、ザンッザザン、ザン!!ガガガガガガ!!

メキメキメキメキ……ズドーン!ドン!ドン!ドーン!


(ハ、ハハハ……こりゃ必殺技過ぎる。後ろの岩すら結構中まで削り掘ってるし。威力が高すぎても使いにくい。ここはやはり土魔法で弾丸のように打ち出すのがベストか)


僕は集中して人差し指の先に5センチほどの鉄のライフル弾をイメージし、ガンガン回転させて打ち出してみた。


ギャン!ガツっ!!

(あれ!?空気砲のような反動がない)


反動で右手が持って行かれると覚悟していたが杞憂に終わった。何でだろーな、魔法って不思議だなーと考えながら着弾点を見に行くと、しっかりと穴ができていた。


(反動がないし、威力も申し分ない。これだけ威力があれば飛距離もそこそこだろう。攻撃魔法の軸はこれで良いな)



さて次は防御魔法である。

おそらく咄嗟に使うものになる。1番得意な風魔法でないと素早く出せない。


体の周りに猛烈な気流を生み出せないだろうか?せめて前面だけでも良い。


(上昇気流の様に下から上へっ!)



「ホイッ」

ビュオオオー、ブァオゥーーーー!!


「……ワカラン、良いのか悪いのかワカラン。……あー、そっか、魔円斬飛ばさずに防御魔法として使えば良いのか」


(しかしいずれにしても攻撃を受けてみないと何とも言えない。風バリアは今度誰かで試そう。念の為土壁も試しとくか)


僕は2mほど前の地面を(壁になれ!!)と強くイメージした。


ドドド!


続いて何もない場所に向かって(土壁になれ)と強くイメージした。


メキメキメキメキ


(なるほど、魔力消費は本物の地面を変化される方が小さくて済む。ただ僕の場合、魔力量が多いから関係ないな。濃度を濃くすれば、めっちゃ硬くできるし範囲も形状も自由自在だな……ん?自由自在?)



「……ん羽作れないかな、天使のような白い羽」


(軽くて丈夫な羽根を何百枚も紡ぐイメージだ。色は白!背中から……)


ヴァサッ!!!

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