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〜四振目〜 日常のありがたみ

登場人物


瀬川隼人せがわはやと

この物語の主人公。高校一年生。野外活動部所属。

ごく普通の顔。意外と優しいが、なぜかモテないことを悔しがっている。


蟹江咲かにえさき

隼人の同級生。野外活動部所属。隼人のことが好き。

可愛い系女子で、おてんばさん。隼人のことを「はやちゃん」と呼ぶ。モテているのかは不明。


後藤晴菜ごとうはるな

隼人たちの高校の二年生。野外活動部部長。咲と従姉妹の関係。

美人かつ、可愛さも兼ね持つ頼りな先輩。咲と一緒で隼人のことを「はやちゃん」と呼ぶ。

ガラガラと”優しく”部室のドアを開ける。

部長のせいでドアが外れそうで怖いから。

部室に誰か居るかな。

そう思って部室に入ると、

蟹江がいた。


「こんにちは。蟹江」

「あー!はやちゃんこんにちは!」


いつものテンションだ。

昨日のことがまるで嘘だったかのように。

さすがにここで昨日のことを触れるわけにはいかない。

だから、いつも通りを、日常で過ごそう…と思っていた矢先。


「ねえ、はやちゃん。昨日はごめんね。全部私の都合で進めちゃって。」

「いいよ、そんなの。気にしてないし。」

おいおい。ここで気まずくなるのはごめんだぜ。


ガラガラズドーン、と音を立ててドアを開けたのはまたまた部長。

と思っていたら、

ガタ、とドアが外れた。

「こんにち…ありゃりゃ。やっちゃった。テヘ」

嗚呼。恐れていたことが起きてしまったではないか。


「あーぶちょー。何してるのぉ。」

「ごめんごめん。じゃあはや…」

「僕やりませんからね。自分でどうぞ。」

「「えーはやちゃんひどぉー。」」

二人そろって言わないでくれ。


「はぁ。やりますよ。さっきのは冗談です。」

なんで僕がやる羽目に…。ま、いいけど。

外れてしまったドアを直す。


「おー。はやちゃんさっすが!見直したね。」

「蟹江。一言余計だぞ。」

「あー。ごめんごめん。」


とりあえず、ドアと、蟹江との関係は何とかなったっぽい。

「部長さん。もう少し優しくドアを開け閉めして下さい。」

「はーい。」

分かっているのか…。こりゃ一苦労だ。


「それで、次何するの?」

「うーん。何かいい案ありますか?部長さん。」

「えーっと。顧問探し。手伝って?」

「嫌です。」

「そうだよぶちょー。これはぶちょうの仕事だからね。」

「はい。分かりました。」

しょんぼりした口調で答える。


「とりあえず、僕は今思いついたのが、テストだから自習しよう。と。」

僕は少しでも勉強して、点数を稼いでいるのだ。

頭は悪くはないと思いたい。

「え~。テストかあ。」

「そういえば、テストだったね。なにも覚えていなかった。」

もう一か月前だぞ。学期末テスト。


「勉強して下さい。二人とも。」

「「いや!」」

子どもか。一応高校生だぞ。


「嫌じゃなくてやりましょう。」

「うーん。じゃあ勉強会しよ!」

「おー!咲ちゃんナイスアイデア!」

えー。まじか。


「どこでする?」

「やっぱり室内で、気軽に入れる場所で、友達がいる場所がいいよねぇ。」

そして、こちらを向く。

やっぱりか。そうゆう流れだもんね。

「はあ。分かりましたよ。僕の家に来るんですね。」

「よーし!話が早い!」

「咲ちゃん一緒に押し掛けるか!」

「さんせーい!」

あれ、この部活って”野外”活動部でしょ。

家だから屋内だし、部活じゃないじゃん。

普通に入ろうとしてんなこいつら。


「じゃあ今週の土曜日はやちゃんの家集合で!」

「勝手に決めんな。土曜日ならいいけど。」

「よし。じゃあ決まりだな。部長も勉強頑張るぞ!」

「「おー!」」


意気投合する二人。

絶対勉強しずに僕の部屋で遊ぶじゃん。やめてくれよぉ。


土曜日


そんなわけで僕の部屋に二人が上がっている。

今日は親は夜にしか帰ってこないから来てもよかったんだけど。

そういえばわが妹は?どこ行った?


「よーし。始めるぞぉ。」

「そうだな。」

「あ。私、土曜日なのに、やる時間がないとか言われて部長会議であと30分で帰るね。」

おいおい、何のための僕の家だ。

でもそんなことされたら蟹江と二人じゃないか。どうしよ。


「と、とりあえず、参考書開いて、始めよう。」


何とか始めることはできたものの、この二人、勉強できないのか。

全部質問されるんだけど。まだ同学年のものは分かるものの、

高校二年生のものなんぞ分かるか。


「少しは考えて解いてください、二人とも。」

「だってはやちゃん頭いいし、教え方うまいし。」

なるほど、そのように褒めるのもいいのか。

またまた少し学んで、


大体30分後


「よし、はやちゃんまたね。今日はありがと。」

「は、はあ。部長さんさようなら。」

まじで何のために来たんだ。この部長。

でもその前に、蟹江と二人になる事自体に問題があるのではないかと、思うのだが。


「ばいばーい。ぶちょー!」

どうもーそーめんです!

いつもこの作品のお話を作っているときに、音楽を聴いてるんですけど、おすすめの音楽あったら教えてください!モチベーションが上がります!

平日だろうが休日だろうが投稿するのでよろしくお願いします!

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