表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

〜三振目〜 恋って何だろう 

登場人物


瀬川隼人せがわはやと

この物語の主人公。高校一年生。野外活動部所属。

ごく普通の顔。意外と優しいが、なぜかモテないことを悔しがっている。


蟹江咲かにえさき

隼人の同級生。野外活動部所属。

可愛い系女子で、おてんばさん。隼人のことを「はやちゃん」と呼ぶ。モテているのかは不明。


後藤晴菜ごとうはるな

隼人たちの高校の二年生。野外活動部部長。

美人かつ、可愛さも兼ね持つ頼りな先輩。咲と一緒で隼人のことを「はやちゃん」と呼ぶ。モテてはいるらしい。

「私どうしちゃったんだろう。」

今日家に帰ってから、ずっと心臓がバクバクしてる。

同じ部員の、友達の、はやちゃんに会ってから何かがおかしい。

おもしろそうで、”あーん”とか、口を拭いたりとか、したけど、

「もしかして…」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「こんにちは~!」

ガラガラと勢いよく部室のドアを開けたのは部長である晴菜先輩。

日に日に勢い増してない?

「こんにちは。部長さん。」

「あれ?今日は咲ちゃん来てないの?」

「なんか今日、用事があるって帰っちゃいました。」

「ふーん。それ、多分嘘よ。」

「え、どうしてですか?この部活好きって言ってたのに。」

「どうしたも何も、女の子って繊細なのよ。」

え、僕何かしちゃったっけ。

もしそうなら申し訳ないが…


「僕、何かしました?」

「はあ、そうゆうとこだよはやちゃんは。」

えー。なにそれ。

「ま、多分あの子に会いに行ったほうがいいわよ。多分。知らないけど。」

自分に責任が来てほしくないやつじゃん。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

キャンプ場で隼人が先に帰ったあとに…


「はるちゃん。多分次の部活いけない。」

「え?どうして。」

「はやちゃんに会うとどうしても、何か変で。」

おー。ついに咲ちゃんの好きぴ判明かな。

「うーん、来なくてもいいよとは言えないけど、無理してくる必要はないよ。」

「なんかごめん。はるちゃん。」

「いいわよ、別にそんなことは。」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「行くって言っても僕家知らないですよ。」

「はい。どーぞ。」

折り畳まれた紙を渡された。

「住所書いてあるから。」

まるで、今後の行動を決められているような、そんな感じだ。

なにか企んでいるのかも知れないが、とりあえず、僕が何かをしているのなら、謝りたい。

「じゃあ、今から行ってきても?」

「もちろんよ。そうじゃなかったら住所が書かれた紙を気安く渡さないでしょ。」

それもそうだ。

「親とかいたらどうするんですか?」

「はあ?親ごときでチキるの?でも多分いないわよ。共働きで夜くらいにしか帰ってこないから。」

「分かりました。」


「それじゃあ、ありがとうございました。」

「うん、ばいば~い。」


「学校からこう行けばいいのかな。」

スマホの地図アプリで入力した場所へのルートを確認する。

本当に何かしたのかな?

もしかしたら、部長の早とちりかもしれないし。

少し不安を積もらせながら、歩く。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


私の早とちりではないと思う。

はやちゃんは知らないと思うけど、なんたって従妹だからね。

何年の付き合いなのか。

多分今日ではないと思うけど。近々だね。

私は応援してるよ。はやちゃん、いい子だしね。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


…ここか。なんか緊張するな。

恐る恐る人差し指をインターホンのボタンにふれる。

ピンポーンと音が鳴ると余計緊張する。体中の汗腺から汗が噴き出そうになる。


「はーい。ってはやちゃん?」

「そうだけど…。」

「どうしたの?ていうかなんで私の家知ってるの?こわぁ。」

「いやいや、部長に教えてもらったんだよ。」

「え、なんで。」

「なんで部活休んだのかなって思って。部長が用事じゃなくて、僕が何かしたみたいなこと言ってたから。」

「あー…なるほど。別にはやちゃんは何もしてないよ。」

「え…ほんと?」

「うん。私が嘘つくわけないでしょ。」

「確かに。じゃあなんで休んだの?用事ではなさそうだけど。」

「…ねえ、恋って何だと思う?」

「え?どうして?」

「いいから。」

「うーん、なんだろう。誰かを好きになる気持ちがある事じゃない?もしかして、恋の…」

「ありがとう。それだけちょっと一人にさせて。」

「え、あうん。」


え~、なんか遮られたし、性格変わってたし、帰らされた。

もしかしてなんかやらかした?

今の会話になんかあったか?


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


やっぱりそうだ。

私、はやちゃんに恋してる。好きになってるんだ。

なんか()()()()するのは、想いを伝えたい、そうゆう気持ちなんだろう。

私、どうしよう。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


え、やっぱり嫌われたのかな。蟹江になんかしたっけ。

やっぱなんもしてないよね。そうだよね。

あ、でも、

『女の子は繊細なの』

がフラッシュバックする。やっぱ何かしたんだろうな。


どうも~そーめんです!

なんか鬱展開になり始めてしまったリア転。

咲はいったいどうするのでしょうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ