〜一振目〜 野外活動部
登場人物
瀬川隼人
この物語の主人公。高校一年生。野外活動部所属。
ごく普通の顔。意外と優しいが、なぜかモテないことを悔しがっている。
蟹江咲
隼人の同級生。野外活動部所属。
可愛い系女子で、おてんばさん。隼人のことを「はやちゃん」と呼ぶ。モテているのかは不明。
後藤晴菜
隼人たちの高校の二年生。野外活動部部長。
美人かつ、可愛さも兼ね持つ頼りな先輩。咲と一緒で隼人のことを「はやちゃん」と呼ぶ。モテてはいるらしい。
ドスッ
部室のイスに一人、体重をかけて座る。
「次何やろうかな…」
ボソボソ呟いていると、
「こんにちは〜!」
ガラガラと部室のドアを開けて入ってきたのは蟹江咲。僕と同じクラスで、高校生でも珍しい、おてんばさん。
「こんにちは〜。」
「あれ?はやちゃんしか部室いないの?」
「そうだけど…はやちゃんって呼ぶのやめてくれない?」
「なんで?それは私の勝手でしょ。」
「うーん、それもそうか。」
「それで、次なにするの?」
「それを悩んでいたところだよ。」
会話を続けていたらまたガラガラとドアが開く。
「こんにちは〜!」
「あ、ぶちょ〜!こんにちは!」
入ってきたのはこの部活の部長。二年生の後藤晴菜先輩。容姿端麗で、この蟹江よりも全然しっかりしてる。
「こんにちは部長さん。」
「おー。はやちゃんもいるのね。」
だからなんでそれで呼ばれてるの?
「はいっ。部長から部員の二人に報告がありまーす!」
そういえば三年生が引退していま部員は三人だけになってしまった。
「なになに?」
「この部活に薪が届きました!」
「おー!さっすがぶちょ〜!」
「この薪で何かするのですか?」
「うーん、なにするかはなにも決まってないわ。」
「はぁ。そうなんですか。」
「うーん。薪なら火起こしして温まるとか?」
「おー咲ちゃん。ナイスアイデア!今まだ一月で寒いしね。」
それくらいだれでも思いつくと思うが。
「それなら、今日の部活はたき火ですか?」
「いや、それはできないよ。まだたき火台とか着火剤とかないし。」
「うーん。それもそうか。」
「じゃあ温まるための準備をする計画会議といこうか!」
「さんせーい。」
「わかりました。」
数十分後
「まとめると…明日の1月23日、土曜日に〇〇キャンプ場でこの三人でたき火をして、デイキャンプする、ということでいいですか?」
なんで僕が仕切ってるの?
「「おっけーです!」」
声をそろえて部長と蟹江は言う。
「この部活、顧問の先生がいないからねぇ。火起こしとか、校外でやるしかないんだよね。」
部長さん、そろそろ顧問、見つけて来てくれない?
「はやちゃん、咲ちゃんは買い出しね。たき火台と着火剤、せっかくだし、何か作って食べるか。食材も好きなの、部費から買ってきてね。」
「了解です。」
「だって、はやちゃん。何食べる?」
「やっぱりキャンプ飯かな。」
「おー!憧れるよね。」
「それじゃあ今日の部活は終わり。みんなまた明日のキャンプ場で。ばいばーい!」
「ばいばーい!」
「さようなら。」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
当日
「何買う?はやちゃん。」
「うーん。この少ない部費で買える食材は限られてくる…。」
「とりあえずたき火台と着火剤買お。」
「そうだね。」
近くのキャンプ用品店に入る。
どれがいいんだろうと悩んでいる間に、
「はやちゃん買ったよ〜。」
「はやっ。それでよかったの?」
「もちろん!店員さんのイチオシらしいよ。」
「な、なるほど〜。」
行動力の化け物か。すごすぎる。
「じゃあつぎは食材だね。」
「そうだな。なんのキャンプ飯作ろうかな。」
ちょっと考えていると、
「悩んでるなら私買ってきちゃうよぉ。」
せっかちか。
「一つだけだぞ。」
「はーい。」
子どもか。
うーん。僕はキャンプ動画に出ていた炭火焼きサンドウィッチでも作ってみるか。
数分後
「買ってきたよ〜。」
「おー、早かったな。何買ったんだ?」
「マシュマロとチョコ。おいしそうでしょ」
「一つだけって言わなかったか?」
「さぁ、言ってなかったと思うけどなぁ。」
ガチで何してんだ。
「はやちゃんは?何買ったの?」
「食パンと、生ハム、レタスとか、その他もろもろ。」
「サンドウィッチか!いいじゃん!」
「だろ。さぁ、部長が待ってるから行こう。」
「そうしよー!」
どうも〜そーめんです。
前回はとんでも大幅修正挟んてしまい申し訳ないです。
さて、祝、1話が完成しました!
なんかいい案がないか試行錯誤してたらいつの間にかできてました!
あと、キャンプ場の名前がどうしても思い浮かばないので募集します!なにか案があったらコメントお願いします。




