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第一章 男の話
この話はデスゲームをイメージして書いたものです。
コメディ要素はかなり少ないです。
この物語を通して、読者の皆さんが主人公の人生に思いを馳せ、自分自身の人生を悔いのないように生きるきっかけを得られること願っています。
僕は25歳の無職。
中学高校と親の言うとおりに勉強を頑張ってきた。そのおかげで名門大学に入学することができた。でも本当のところ勉強はもうこりごりだった。そして大学に入学すると同時に、禁止していたゲームに手をつけた。それが後々自分を苦しめることになった。
毎日、弁当を買いにコンビニに通う日々。
「あー、そろそろ就職しないとなー、」
そう言いながら僕は今日も弁当を買いに車でコンビニへ行った。コンビニの駐車場に入ろうとした瞬間、
「ブブー!!ドォン!!」
「ゔぅ...」
僕は車で店に突っ込んだ。
視界が真っ暗になり気絶した。
「あなたには罪を償ってもらいます。」