第8章 エンカウント
さて、入学式は怒涛の新キャララッシュで皆さんつかれただろう。大丈夫、あとゲームのストーリーに関わってくる未紹介者が3人いる。目の前に立っている4人、その内の3人がそうだ。
「貴女が先程僕にぶつかってきたやつだな?すぐ逃げやがって」
攻略対象の1人、ラルトがヒロインに問う。
めっちゃ高圧的だが内心は関わりを持ってみたいんだろうな。
ツンデレ男め...
てかこんな奴らに絡まれるんだったらついてこなきゃよかったかも。
「はっはぅ...申し訳ございませんでした...
でもそちらからぶつかってきたんじゃ...」
はぅって何だよ、笛か?そしてどうして煽る?
ごめんなさいで済む話だっただろ。
「フッおもしろい。僕の従者にならないか?」
うわ出た。よくあるやつ。
おもしれー女って奴だ。
『えっきも。』
「なにか言ったか?そこの女。」
あ。やっちまった。やべえやべえ。
ポロッと口から言葉が漏れてしまった。
「なんだ貴様は?ラルトに気があるのか?何の用だ?」
そう聞いてきたこいつ。
どこをどう見たら気があるように見えた?
彼はリット=クオーツ。黄色の能力者の中で珍しい土などを操作する能力を持っている。めちゃめちゃゴツくて190cmくらいある人間ダンプカー。頭が弱い。絶望的に。
『いえ、初対面の名彼女に凄く馴れ馴れしいので...
殿下を知らぬ人にとっては少し怖いかなと...』
ヒロインは鈍感天然可愛い系女子なため原作でもラルトの存在を知らないのである。
「申し訳ないです...実はご存知なくて...」
少し涙目になりながらヒロインは言う。
ラルトは涙顔のヒロイン可愛いという顔と
知られてないなんてというショックから顔が変になっている。
「貴方、本当にラルト様を知らないのですか?軽蔑を通り越して呆れますね。」
この男、リアス=クォーター。メインキャラ内で唯一メガネをかけている男である。生徒会長のセッカと似た色の髪をしており、髪型はこいつがポニーテールであっちがショートである。
原作では従姉弟関係にあるとされている。あんま関わったところ見たことなかったけど。ラルトの従者という設定のため攻略対象の中でこいつだけラルト様と呼んでいる。
「ラルトはこの国の第1王位継承者なんだぜ☆めちゃめちゃ偉いんだひれ伏せろ!!」
この文字だけうるさいやつがレト=ギフト。こいつは黒の能力者で毒系、毒による暗殺を得意とする。普段からガスマスクを付けていて素顔は彼のルートに行かなければ明かされない。私の見た実況者は彼ルートに行ったので知ってるがあのマスクの下のには大きな火傷あとがある。昔、親に炙ったナイフで切られた時の跡である。その後家から逃げラルトに拾われ今の姿のなった。
「次期王様ってことですか!?はわわごめんなさい失礼しちゃって...」
「構わぬよ。」
何様だてめぇ。
王子様か。
「わ、私フーカ=ユリシャっていうんですけど、ごめんなさい従者はちょっと...」
でしょうね。
「ふうん。この俺が気に入る女などそういない。次期女王になれるやもしれんぞ?いいのか?」
「えっいやっ...その..」
「もったいないぞ?」
「せっかくのチャンスですのに...」
「そーだ!!そーだ!!」
ゴリラ、メガネ、クソガキが追い打ちをかける。
本当はここで逃げてしまいたいのだが、さっきから私に突き刺さるほど救援信号を送ってくる。
『彼女嫌がっているわよ?強引に行くのは紳士らしくないと思うのだけれど』
「さっきからなんだ?貴様は。」
対応違いすぎない?
『あら、クォーツ殿下。お初にお目にかかります。ユラ=ヘルベルクと申しますわ。』
「ふぅん。あの田舎の成り上がり者の娘か。なかなかいいじゃないか。そんなに俺の目に止まりたかったのなら従者にしてやってもいいぞ?」
ラルトがそんなことを言う。実家を悪く言われたのと品定めするような視線に死ぬほど腹が立ったので
『ごめんあそばせ。紳士ではない方に興味はないの。』
と言い影を操って足を滑らし転ばせてヒロインと一緒に逃げる。
「ほう、面白い能力をしているな。少し話がしてみたいな。」
盗聴器から聞こえてくる情報を耳に入れガンマはそう、微笑んだ。
昨日は更新できずすみません...
それに前回結構読みづらかったと思います...
何度も読んで噛み砕いて頂けると感謝します..
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※追記
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