一日メッ!(ぜんぺーん)
まさかのつづき
雲一つない青空に輝く太陽、素晴らしき行楽日和なこの日、とある浜辺でうるさい御一行が。
「海だーーーーーーーー!!!」
「よっしゃぁーーーーーーーーー!!!!」
まあ釘屋兄妹である、この日は最高気温摂氏三十七度を誇る猛暑日であり現在の気温は三十五度、元気な奴らである。
「あの……」
「なんだい。」
「今回はこんな旅行に連れてって貰ってありがとうございます。」
釘屋のご両親に頭を下げるいたみ。
「ははっ、いいんだよ、君には息子共々お世話になってるからね。」
「そうよ、大体いつも突拍子も無いこと言うのだからあの子達は、そこが可愛いのだけれど。」
「そうだね、前もいたみ君が女になったなんて急に言われてびっくりしたよ。何の冗談だ?ってね。」
「そうね、でもいたみちゃんがきてから目に見えて賑やかになったわ。元気なのは良いことよ。」
「いやははは……ご迷惑おかけしてすいません。」
「謝らなくて良いよ、いたみ君はきちんと家事も手伝ってくれるじゃないか。」
「そうよ、あの子達なんていつもぐーたらしてなんにもしないのよ、その点いたみちゃんは偉いわねえ。手伝いも言わずともやってくれるし行儀を良いし、ほんといい子ねー。うちの子に欲しい位だわー。」
「君ならいいお嫁さんになりそうだ。」
「えっ、あっはい、いえそんなお嫁さんなんて恐れおおいのに成れる物でございますか。」
あわただしくテンパるいたみ。
「もうあなたったら。蓮の恋人だからって飛びすぎよー。まだまだ清いお付き合いでしょうに。」
「いや全然、まだ、付き合ってないし?蓮なんてどうでもいいし?どじですけべで馬鹿でまぬけなあいつがおれの恋人?いやいや絶対ないし?」
「あらあらまあまあからかってみたらそこまで想っていたのね、これじゃ恋人どころか結婚を前提としたお付き合いじゃないの。孫の顔が早く見れそうだわぁ。」
「はは、まああまり僕らに構わず遊んで来なさい、ほら息子達が呼んでるよ。」
「はよ行こーぜいたみー!」
「行こうかいたみん!!」
「あっ」
蓮と鈴はもう既に水着に着替え、水鉄砲と浮き輪を装備している。
(いいなあ、堂々と肌を晒せて、おれも海で遊びたいのに水着絶対見られる、何でこんな胸に……蓮や鈴ならいくらでも見せて良いけど。)
ピューーっと放物線を描き水が飛んで来る、そのまま狙いすましたように敏感なところへと水ががかかる。
「ひゃん!」
「キンキンに冷えた水道水だ、どうだ効くだろう。」
「さすがに服着たまま濡らすのはどうかと思うよ兄ちゃん。」
「下水着だろ?服もそのうち乾くし問題ないな、よし!」
「良くないよ兄ちゃん!?いたみんが痙攣してるよ!?水掛けられただけで!?当たりどころ悪かったとはいえ敏感過ぎるよいたみん!?」
「はよ更衣室行くぞ。」
「えっ、ひゃわ!」
いたみは抱き上げられて更衣室に連れて行かれる、そしてやれやれと鈴は後に着いていく。
「さあ脱ごうかいたみん☆」
「さっきまでやれやれみたいな感じ出したのに乗り気じゃん!ちょっと待って覚悟があーー!」
「はよしろよん」
「つーか見てんじゃねぇよ蓮!」
「いつも家で半裸ゴロゴロして言うセリフか?」
「水着は違うだろ水着は!……お前に見られると死にたくなるんだよ……」
「見ました?これが照れ隠しですよお兄さん、どうみても恋する乙女だねいたみん!」
「うるせえ!蓮なんざ関係ねぇ!恥ずかしいだけだっ!」
わりかし本気で殴りかかるいたみ、だがあっさりと鈴にあしらわれる。
「顔真っ赤にして言われてもねぇ、やっぱり好きなんだねぇ兄ちゃんのこと。」
「そこまでにしとけよー」
「うにっ」
いたみの背筋をつつつーっとなぞる蓮
「ごめんごめん、じゃあいたみんも水着になったし海に行こうか」
出来たら投稿せな忘れるなこれ
ほなまた3年後に(遺言)




