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⑷『悪という概念について』

⑷『悪という概念について』



大切な善の人を守るためなら、悪に染まることも、或いは、大切な悪の人を守るためなら、善に染まることも。複雑なその形式、しかしまた、善と善が、悪と悪が、ぶつかり合う時の反発を、心の感情と呼ぶのなら、それは、人間の劇的な劇場にも変容するだろう。



自分の顔を見返して、最早別人だと思う様な時、腐りきった顔の自分は、遊泳の彼方に、一種の、善と悪のルールを発見するだろう。憂鬱なるミューズは、面白いことを探して、自分に、悪に染まれと言う、そんな物語も、悪という概念を具体化するためには、執筆しなければいけないのか。



美味しい食事を食べる時、その似通った食事の好みから、互いの相性が引き出される場合、絶えず、善と悪が揺らめいている。少なくとも、その食事は、善であるべきだろう。作ったもの、或いは、食費を出しているもの、それが、善である以上、その食事に、悪は見られないだろうと、思っては居る。

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