香川の変化
井上「なぁ、田宮くんは彼女がアレだからここに居ないのは仕方ないとして最近、香川くんも来てなくない?」
湯澤「そういや、俺、あいつと講義結構被ってるんだけど姿をみないな。」
田宮の彼女事件から1週間、香川は大学を休んでた。
中村「田宮に彼女が出来たのが相当悔しかったんだろうな。」
井上「あぁ、俺も悔しいがな。」
高橋「あの娘、怖かったね。やっぱり女性って怖いや。」
井上「まぁ、ビビったよな。」
中村「あの娘、俺たちと田宮が居ることも気にくわないみたいだよな。」
湯澤「そろそろ、俺は講義あるから一旦抜けるわ。まさよしさんもあの講義受けてるよな。行こう!」
高橋「うん。」
井上「俺、今日は3限ないからここにいるわ。終わったら来てくれ!」
中村「俺は次の講義、休講になったから俺も残るわ。」
湯澤「あぁ、行ってくる。」
湯澤と高橋は、いつもの席に着いた。
この講義は教授の自慢話が8割を占める授業で退屈だ。
??「よっ、湯澤、まさよし!」
湯澤「おいっ、お前どうしたんだ!」
??「実は、彼女が出来たからイメチェン、イメチェン」
湯澤「コイツは大変だ。皆にラインしないと。」
井上「おいっ、湯澤が何か言ってるぞ!」
中村「まぁ、それはないだろう。まぁ、もうすぐ講義も終わりの時間だ。奴らを待とう。」
??「やぁ、井上、中村久しぶりだな!相変わらず彼女も居ないんだろ!」
そこには、髪を茶髪に染めた香川が居た。短髪で横に大きい彼が髪を染めるとまるでドンキーコングのようだった。
井上「学校休んでどうしたんだ?湯澤君が君に彼女が出来たとか言ってるけど。」
香川「ははっ、湯澤はお喋りなんだから。」
この一言に湯澤はイラッとした。
中村「所でどうやって、その彼女?とやらと知り合ったんだい?」
香川「文通だよ。文通で知り合った大阪の彼女」
一同は何かを察した。