表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
デオンの暇仕事外伝  作者: kazfel
8/11

シュヴァリエ・デオン伝 ロンドンのデオン

 1784年11月9日のヨーロッパ通信紙上で、デオンのロンドン時代の家主ラウテムは「シュヴァリエ・デオンの蔵書ならびに機密書類一切を次回の競売にかける」という告知をしてきた。


 1785年11月17日。デオンがヴェルジェンヌから付与された清算金6000リーヴルを持ってロンドンへ着いた。

 デオンは自分のための小さなアパルトマンを用意してくれた家主ラウテム宅に寄宿した。

 交渉が好転して家具や8000冊に及ぶ蔵書の売却をされずに済んだ。


 ロンドンのデオンは好奇の目にさらされたが、宮廷からも一般市民から歓迎された。

 ロンドン在住のフランス人たちからも、デオンは好意的に迎えられた。


 大使はしばしばデオンを晩餐に招き、豪華な四輪馬車で送り迎えをしてくれた。

 貴賓たちはすべて、マドモワゼル・デオンに特別な思いやりを示した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ