Act.8 用語辞典・世界観紹介篇 part.Ⅸ
◆スマートフォン専用RPG『カ・ディンギル〜神言の塔〜』
後に最強のタッグとして有名になる高槻斉人とフルール・ドリスがタッグを組んだ第九作。
最果ての地『バブ・イル』とそこに聳える果のない塔『カ・ディンギル』を舞台としたスマートフォン専用RPGであり、サービス開始から二年以内にイベントを挟みつつ全ストーリーを解放、その後、三年ほどイベントを挟みながらサービスを続けていたが、サービス開始から五年後の時点でサービスを終了し、現在はプレイできなくなっている。
インタビューにおいて、フルール・ドリスは『アンダーワールド・クエスト』の構造当時から「下に行く物語があるなら上に行く物語と対にならないとねぇ」と考えており、当初はConsole Game(家庭用ゲーム)としての販売を検討していたが、『スターチス・レコード』での失敗もあり、スマートフォン専用RPGという形で売り出すことになった。後に再編集したものがパソコンゲームとして『アンダーワールド・クエスト〜地底の国の冒険〜』と共に販売された。
言素と呼ばれるエネルギーが潤沢に存在する世界に突然出現したアヌンナキと名乗る神の如き存在によって『カ・ディンギル』が建造された。闇・火・水・風・地・天・光の言素の力を言業を持つ者達が『カ・ディンギル』の頂上にあるという巨万の富を求めて挑戦していく……が。
『カ・ディンギル』とは本来、一人につき一種類のみしか扱えない言素を収束し、束ねることによって第八の言素、神の属性の言素を作り出し、神の言素による言業でかつての配偶者で天空の神アンを抹殺するための最終兵器だった。この装置は七つの言素を吸収することで起動し、遂には世界に存在する言素を根こそぎ奪い取り、あらゆる生物の生きられない世界へと変えてしまう。
事実を知ったプレイヤーは塔の最上階で神を騙るアヌンナキ、こと地の支配者キと戦い、キを倒したところで物語は完結する。
キャラクターメイキングは『アンダーワールド・クエスト』と同様に自由度を高めたシステムを採用しており、身長、体重、年齢、三サイズ、髪型、容貌に至るまで幅広く選択可能だが、種族は当然ながら人間のみしか選択できない。
プレイヤー以外の言業使いは第一層の街でスカウトし、ガチャで獲得することになる。無料ガチャに加え、期間限定ガチャ、狙い撃ちガチャの計三種が用意され、狙い撃ちガチャでは指定したキャラのみが出現するガチャをカスタマイズして作ることができるという画期的なものが誕生した。例えば一種類のキャラを設定した場合、そのキャラの★三、★四、、★五のみが出るようになるというもので、狙っていない★五が出て欲しいものが出なかったという事態が減らせるように工夫されている。
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それでは、改めまして。カオスファンタジーシリーズ第二弾を今後ともよろしくお願い致します。
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