Act.7 登場人物紹介 part.ⅩⅠ
◆エナリオス海洋王国
・バダヴァロート=アムピトリーテー
海上都市エナリオスの国王。身長約二百三十メートルという巨漢の人魚で、トライデントを武器にしている。エナリオスの王家に伝わる秘薬で尾を足に変えることが可能、後にこの薬は量産されることになる。
海上都市エナリオスが危機に陥った際には自らが先陣を切って戦っていた。危機から救ってくれたアネモネ達には感謝した一方で人間の罪が消えた訳ではないことを強く訴えた。
海棲族の無念を晴らすためアネモネ達に同行し、アネモネ達と行動をする内に彼女達が自分達の知る人間とは大きく異なることを理解する。
アネモネが海上都市エナリオスで炊き出しを行い、刺身と粗汁を振る舞った際には毒味もせずに粗汁を飲んで「美味しい」と評価し、海棲族の警戒を解いて見せた。
海棲族の利益と損を天秤にかけ、同盟への参加を決意する。
ラインヴェルド、イルワと面会し、冒険者ギルドに大海の主の尖兵や深淵魚魎系統の魔物の討伐に関する依頼も出した。
フォルトナ王国擾乱の最終局面である『怠惰』戦にはフォルトナ王国・多種族同盟軍の一員として参戦した。
ルヴェリオス帝国侵攻に際し、ローザから『玉手箱』の秘宝、人魚の涙を求められる。
人魚の涙を基に完成させた「夢幻変化の妙薬」の実験台となり、薬の効果を実証すると共に、即死魔法の無効化を体験した。
己に無断で「真なる即死」を使われたことに怒りを覚えるのではなく、その薬の本当の価値に戦慄を覚えており、
・シリェーナ=アムピトリーテー
海上都市エナリオスの王妃。人魚族の出身。
ローザを多種族同盟の創設の立役者だと考えており、彼女を多種族同盟の中心人物だと認識している。
バダヴァロートが「夢幻変化の妙薬」の実験台となり、「真なる即死」を使われた際にはローザに戦慄を覚えた。
・ソットマリーノ=アムピトリーテー
海上都市エナリオスの第一王子。人魚族の青年で父や弟と共に国を守護する武闘派の王族で誠実な性格。武器は二振りのサーベル。
フォルトナ王国擾乱の最終局面である『怠惰』戦にはフォルトナ王国・多種族同盟軍の一員として参戦した。
ローザを多種族同盟の創設の立役者だと考えており、彼女を多種族同盟の中心人物だと認識している。
バダヴァロートが「夢幻変化の妙薬」の実験台となり、「真なる即死」を使われた際にはローザに戦慄を覚えた。
・ボルティセ=アムピトリーテー
海上都市エナリオスの第二王子。人魚族の青年で父や兄と共に国を守護する武闘派の王族でどちらかといえばルーズな性格。武器はロングソード。
フォルトナ王国擾乱の最終局面である『怠惰』戦にはフォルトナ王国・多種族同盟軍の一員として参戦した。
ローザを多種族同盟の創設の立役者だと考えており、彼女を多種族同盟の中心人物だと認識している。
バダヴァロートが「夢幻変化の妙薬」の実験台となり、「真なる即死」を使われた際にはローザに戦慄を覚えた。
・シレーヌ=アムピトリーテー
海上都市エナリオスの第一王女。人魚族の少女で「海棲族の至宝」とも称される絶世の美少女。極めて人見知りな性格。
バダヴァロートが「夢幻変化の妙薬」の実験台となり、「真なる即死」を使われた際にローザに恐怖を覚えてしまい、人見知りがかなり助長されてしまった。
部屋に引き篭もってほとんど外に出ないという引きこもり姫で、部屋の中にいる間に何をしているかは家族も知らなかった。
ローザに趣味がイラストであることを見抜かれており、ローザから間接的に画材を贈られている。
・ヴィアベル=ノティラス
海上都市エナリオスの政治を司る政司長を務める海人族の男。バダヴァロートの命で魔法門の設置に相応しい場所を用意した。
人魚の涙を受け取りに来たローザからシレーヌに贈り物を届けるように依頼された。
・シャードン=ピストリークス
海上都市エナリオスの軍部を司る軍司長を務める魚人族の男。
フォルトナ王国擾乱の最終局面である『怠惰』戦にはフォルトナ王国・多種族同盟軍の一員として参戦した。
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