Act.6 登場人物紹介 part.ⅩⅢ
◆ルヴェリオス帝国
・皇帝/カエサル/トレディチ=イシュケリヨト
現在はカエサルと名乗っている。ヴェガスと前皇帝を殺した存在だが、正体は最後の最後でようやく判明する。ヴェガスの元部下の誰か。
その正体はトレディチ=イシュケリヨト。
・グローシィ=ナイトメアブラック
帝国に仕える暗殺者兼医療術師の女。普段は愛用している黒ロリィタのドレスを身に纏っているが、状況に応じて衣装やメイクを変えており、変装術も心得ている。
二つの帝器を保有しており、一つは毒に侵された者に小さな黒い月のような痣が現れるこの毒は、夢を見ている間という局所的な時間に、人間の自己治癒能力を反転し、身体を蝕んでいく夢の毒、もう一つは細胞を自在に老化・若返らせることが可能な薬人魚と死神の毒薬。前者は暗殺実行のための毒薬として、後者は潜入を円滑に進めるための切り札として皇帝から下賜されている。
この薬の効果で様々な年齢での活動を可能にしており、普段好んでいる少女としての姿もこの薬で若返ったものである。実年齢は八十二歳の老婆だが、人魚と死神の毒薬には細胞が若返るのに合わせて寿命もそれに見合ったものにするという副作用があるため、擬似的な不老不死となっている。
過去にメリエーナ暗殺に関わり、別世界線では漆黒騎士団を含むオルパタータダ派の騎士団を一掃し、オルパタータダとルーネスの殺害にも関わったブライトネス王国とフォルトナ王国に悲劇の元凶とも言える人物(暗殺を依頼した人物に責任の大半はあるが)。
皇帝を現人神と崇拝し、彼のためならば自らの命が失われることも厭わない狂信者。アネモネが暗殺者の正体を見抜いて自身を捕らえることも計算に入れており、自爆することでローザ陣営と帝国の戦争の開戦を告げる花火となることを選んだ。ローザ好みの見た目と、その高い推理力をローザからも評価されており、できるなら鞍替えさせたかったと思っていたことをグローシィの死後に明かしている。
お読みくださり、ありがとうございます。
よろしければ少しスクロールして頂き、『ブックマーク』をポチッと押して、広告下側にある『ポイント評価』【☆☆☆☆☆】で自由に応援いただけると幸いです! それが執筆の大きな大きな支えとなります。【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしてくれたら嬉しいなぁ……(チラッ)
もし何かお読みになる中でふと感じたことがありましたら遠慮なく感想欄で呟いてください。私はできる限り返信させて頂きます。また、感想欄は覗くだけでも新たな発見があるかもしれない場所ですので、創作の種を探している方も是非一度お立ち寄りくださいませ。……本当は感想投稿者同士の絡みがあると面白いのですが、難しいですよね。
それでは、改めまして。カオスファンタジーシリーズ第二弾を今後ともよろしくお願い致します。
※本作はコラボ企画対象のテクストとなります。もし、コラボしたい! という方がいらっしゃいましたら、メッセージか感想欄でお声掛けください。




