【キャラクター短編 木天蓼猫美SS】ミステリアス猫耳少女・木天蓼猫美の半生
このキャラクター短編は『乙女ゲームの廃スペック悪役令嬢は百合を愛でて暮らしたいだけ』の重要なネタバレを含んでいます。
必ず一つ前のキャラクター短編「影澤照夫SS」読了後にお読みください。あくまで著者としてのおすすめですのでどうしてもという方はどうぞお読みください。
<三人称全知視点>
木天蓼猫美という少女に対するイメージはどのようなものが挙げられるだろうか?
猫耳にセーラー服姿の女子中学生という容姿。
圧倒的な美少女の美貌と、それを台無しにするほどの金への執着や「玉の輿を狙っている」、「楽して稼ぎたい」と憚らずに言ってしまう良い意味で言えばざっくばらんな、悪く言うと生々しさを感じさせ過ぎる、行き過ぎたリアリストのような言動。
同性・異性問わずグサグサと辛辣に批評していたと思いきや、相手の立場によってはすぐに態度を変えてしまう変わり身の早さ。
その批判的な態度は『Eternal Fairytale On-line』内部では女性限定ギルドで女性プレイヤーを固めて百合の花園を作り上げている美空華菜や五大戦闘ギルドの一つ『MilkyWay』のギルドマスターを務める『Eternal Fairytale On-line』の二大アイドル、または三大アイドルの一人でギルド内外に多数のファンを持つ皐月凛花にも向けられており、猫美、chaton共に美少女の範疇に入るにも関わらず、嫌う者こそ多くいるが彼女のファンを自称する者は全くと言っていいほどいない。
特に江摩結衣に対しては「猫耳でキャラが被っている」と露骨に嫌っており、桜猫を信奉する桜猫親衛隊とも幾度となく衝突している。
猫美、或いはchatonと出会った者の共通認識は、影澤と行動を共にしていることから、影澤のペットの猫娘や影澤の相方といったところか? 共にいる影澤とセットで思い浮かべられることが圧倒的に多く、猫美、或いはchaton単体で話題に上がるのは『Eternal Fairytale On-line』のプレイヤーの中で考えればごく僅かしかいない、chatonの強烈なアンチくらいである。
と、まあ色々挙げて述べてきたが猫美という人物について改めて考えてみると、意外にもほとんどの人がどのような人物かを知らないということが明らかとなる。
まずは、木天蓼猫美は果たして中学生なのかという疑問がある。
影澤は江戸帝国大学の学生で資産家になっていた頃に、住処にしていたネットカフェに猫美が押し掛けたことが切っ掛けで出会った。
どこで猫美が影澤の存在を知ったのかは当の影澤も知らない。まあ、影澤も他人の過去を気にするような性格ではないので、聞こうとしなかったから知らないということもあるのだろうが。
その頃から既に猫美はセーラー服姿だった。女子中学生を自称する彼女は現在まで全く容姿が変わらず、出会ってから四年以上は間違いなく経過している「十二月二十四日特別リアル連携イベント、クリスマスイブに『Eternal Fairytale On-line』の仲間達と過ごしませんか?」のホテルタイアップ企画の際にも美空から中学生だと認識され、それを否定せずに「女子中学生」として通している。
その年月の経過を全く感じさせない美少女中学生の美貌を持ち、「永遠の女子中学生」というロリコン達が歓喜しそうな見た目だが、現実を直視すれば果たして本当は何歳なんだろうという疑問を覚えることもあるだろう。
次に、彼女が影澤と出会うまではどのような生活を送ってきたのか。
家出少女の彼女はあまり自分のことを語りたがらない……というより誰にも語っていない。
彼女が影澤と出会うまでどのような人生を送ってきていたのかということは、全く謎に包まれている。
あまりミステリアスな雰囲気を感じさせているが、実はミステリアスな人物なのである。
そして、何故彼女が「お金」や「猫」に拘りを持つようになったのか?
何故、美少女という最強の武器を帳消しにするような、ここまで生々しいリアリストな性格になったのか。
これまで明かされなかった、彼女しか知らない木天蓼猫美の過去を今回は紐解いてみるとしよう。
「待つにゃ!! 勝手にウチの話をするのは許さないにゃ!! ウチは金にがめつい商人気質で、玉の輿を目指していて、猫が大好きな女子中学生で通っているから、今更そんな話なんてしなくていいにゃ!!」
……と、猫さんが物凄い剣幕で口封じを仕掛けてきているので、ストーリーテラーの逢魔時さんは場所を変えることにした。
「あっ、逃げたにゃ……ちっ、こんなことなら上手く交渉して金をせしめてやれば良かったにゃ」
◆
木天蓼猫美という名前の少女はこの世に存在しない。どこの住民票を探しても同姓同名の一つとして見つけられなかった。
改名された形跡もなく、その姓名から彼女の過去を探ることは不可能だ。
それもその筈、彼女は本名は夏梅猫美なのだから。
そして、この夏梅という苗字を聞けば聞けば、数年前まではこの世界の誰もが夏梅グループと呼ばれる大財閥を思い浮かべただろう。
夏梅グループは創始者の夏梅次右衛門が一から作り上げた大倭秋津洲有数の大財閥である。創始者で当時は相談役についていた次右衛門が大きな権力を握り、娘婿で現在会長職につく夏梅猫美の父親がその後継者として義父の築きあげた夏梅グループを継承するのだと誰もが信じて疑わなかった。
そう、木天蓼猫美は「金」や「玉の輿」などの言葉とは結びつかない生粋のお嬢様だったのだ。
名門の私立小学校に通い、中学からは中高一貫の超お嬢様学校に通うことが決まっていた猫美は昼は学校で勉学に勤しみ、友人達と優雅な小学生活を送り、家に帰れば祖父と祖父が可愛がっているミミという白猫の元へ真っ先に向かうほど、祖父とミミが大好きだった。
影澤照夫という人物を知ったのも、祖父の次右衛門が存命だった小学生の頃である。
クラスメイトの一人に、影澤悠里という女の子がいた。
一般家庭の出身ながら、学費の高い私立の小学校に通っていたその子は、クラスの中で浮いている存在だった。
お金持ちの息子や娘の多い学校の中で数少ない一般家庭の出身だったから……という訳ではない。
「お兄様ー♡ お兄様がー♡ お兄様はー♡」
彼女が極度のブラコンだったのだ。
その兄は決して裕福な家庭の出身ではなかったが名門の大学に進学し、株によって資産を数十倍にも数百倍にも膨らませたのだという。
何をやっているのか家族にも分からないが、何年かに一回は思い出したように帰ってくることもあるという。家族との関係が冷め切っているということはなく、物凄い額の仕送りも毎月行われているそうだが、本人は自由な生活を愛しているらしく、一つところに留まりたくないらしい。
そんな兄は悠里にとって、ヒーローのような存在だったそうだ。自由に生きる兄に憧れ、その憧れはいつしか兄への愛に変わったらしい。
悠里の学費も照夫が出しているそうだ。
余談だが、この時点での悠里の兄への憧れ、愛は極めて純粋なものだった。血の繋がった兄妹の愛と聞けば不順にも思えてしまうだろうが、この頃の悠里の兄への憧れや愛は汚れを知らない綺麗なものだった。
後にそれは、『Eternal Fairytale On-line』での影澤照夫との出会いや、その自由な生き方に隠された裏世界での彼の生き様の片鱗を知る中で、一つの哲学へと昇華されていくことになる。
無論、悠里が兄への憧れを捨てることになるという訳ではない。妹としての尊敬する兄から一つの理想へ、目指す到達点へと変わっていくのである。だが、この話は猫美の過去話とは特に関係ないので割愛するとしよう。
猫美がハイランダー症候群と呼ばれる奇病を持っていることが分かったのもこの頃だった。
ハイランダー症候群とは身体的に年をとらない奇病のことだ。死の直前の数日で急激に老け込むと言われているが、この病気が存在する大倭秋津洲がある地球においても、この奇病の実態は解明されていない。
祖父の次右衛門は猫美が普通の人間として、健常者として生きられるようにと優秀な医者達を招いて治療にあたらせた。
しかし、治療の甲斐もなく、猫美のハイランダー症候群が治ることはなかった。
一方、猫美は祖父の考えとは裏腹に、この病に好意的なイメージを持っていた。
「何故、お爺様はこの病気を治そうとなさるのかしら? 若くいられる時間は長い方がいいに決まっているわよ。でも、死の間際に老いていくというのは頂けないわね」
その頃はまだ自分の持って生まれたハイランダー症候群に対し、その程度の感想しか抱いていなかった。
その若さの維持への興味に死への恐怖が結びつき、彼女の「永遠の美少女」への執着が始まったのは、彼女にとっての大切な人がこの世から永遠に喪われてしまった瞬間からだった。
◆
小学六年生の夏、夏梅猫美の順風満帆な筈の人生の歯車が狂い始める。
その始まりを告げたのは、大切な人と大切な猫の死だった。
「お爺様、猫美と遊んでくれるって約束したよね……目を開けて、目を開けてよ!!」
いつものように家に帰った猫美を待ち受けていたのは、祖父、次右衛門の死という彼女が予想もしていなかった事実だった。
死因は虚血性心臓性突然死……即死だった。
何の前触れもなく訪れた死。彼女自身、死の存在を知らなかった訳ではなかったが、その死が突然に、しかも最も大切な人の命をこんなあっさりと奪っていくと思ってはいなかった。
必死に祖父を起こそうと身体を揺らす猫美を母は祖父から引き離し、別の部屋に連れて行って猫美に何か大切な話を沢山したのだが、猫美はその話の内容を全くと言っていいほど覚えていない。
初めて目の前に姿を現した死――その恐怖が猫美の中に生まれ落ちた。
誰もが死んでいく……その当たり前を、猫美は本当の意味で自覚し、彼女は恐怖した。
その恐怖は、祖父の後を追うように死んでいったミミによって大きく膨らんだ。
――誰もが死ぬ。大好きなお爺様も、ミミも死んだ。……私も死ぬの? 冷たくなって……消えていくの? 嫌だ嫌だ……私は、死にたくない!
そして、その死の恐怖がハイランダー症候群の症例の話と結びつき、「永遠の美少女」への執着が始まる。
もし、仮に彼女の中に「死後天国で家族と再会できる」という考えがあればまた話は変わっていたかもしれないが、冷たくなった祖父が温かい世界に行ったとは猫美にはどうしても思えなかった。
家族とも切り離され、どこまでも広がる冷たい暗黒の世界で酷く孤独に消えていく。そんな夢を猫美は何度も見た。
一方、祖父という偉大な力を失った夏梅グループにも変化が生じた。
次右衛門の死後、夏梅グループに古くから仕え、大きな力を持っていた番頭の男が行動を起こした。次右衛門の娘である母に近づいた番頭の男は父の目を盗んで何度も母を抱いた。最初は拒絶していた母も、いつしか番頭を心から愛するようになってしまい、母を寝取られた父は夏梅グループでの居場所を失い、番頭との不倫を見せつける母からの拒絶の言葉がトドメとなって父はその絶望から自殺、こうして元番頭の天下が訪れた。
その番頭は贅沢三昧。猫美の母を正式に妻にしつつも、同時に大量の愛人を抱え込み、ハーレムを築き上げた。
猫美に対しても粘着質な視線を向けていたことから、いずれは猫美自身も毒牙にかけるつもりだったのではないかと当時の猫美も薄々気づいていた。
猫美にとって家族の中心は祖父だった。相談役としては厳格だった一方、猫美にとってはまるで太陽のような、家族を照らす存在だった。
無論、父や母のことが嫌いだった訳ではない。だが、祖父ほどの執着を持っていなかったのもまた事実だった。
一番大切な祖父とミミが死んだ。父は死に、母は家族ではなく快楽を選び、家庭は崩壊した。そして、今度は自分の身に魔の手が迫ろうとしている。
最早、この夢の跡に猫美を縛りつけるものは無くなった。
猫美はすぐさま行動を起こした。番頭が祖父から略奪した夏梅グループの資産の一部を盗み出し、黒いセーラー服を着て屋敷を脱出した。
この黒いセーラー服は入学する筈だったお嬢様学校の制服――その制服姿の猫美を生前の祖父は「可愛い」と言ってくれた。
猫美は順風満帆な人生が狂ったこの夏に沢山のものを失ったが、学んだこともあった。
夏海グループを乗っ取った番頭――何もかも手に入れた彼から、猫美はこの世界の絶対的なものはお金と権力と女……つまり、「金、力、女」の三つであり、この三つを手にしたものだけが勝者となることができることを学んだ。
逆にその三つを奪われた父は敗者の惨めさを味わって死んでいった。見習うべきなのがどちらかなのは一目瞭然であった。
幸い、番頭は猫美に執着することはなかった。目をつけていたのは確かだろう。しかし、姿を晦ました彼女を見つけて母のように屈服させる必要性を番頭は見出していなかった。
番頭は酒池肉林の日々を送った。そんな堕落した生活はすぐに夏海グループの資産を食い潰し、たった数年で夏海グループは破産してしまった。そのニュースをネットで知った猫美は夏海猫美だった頃には絶対にしなかった口調で絶対に使わなかっただろう言葉――「ざまあみろ、ですにゃ」と口にした。
猫美が求めるのは「金、力、女」、そして死を超越した「永遠の命」。
このうち、女は既に手中にあった。猫美自身が誰もが羨む絶世の美少女であることを、猫美自身が理解していたのだから。
よって残るは金と力と永遠の命――幸い、一般の女子中学生ならまず持ち得ないほどのお金を猫美は持っているが、そのお金も永遠に無くならないという訳ではない。お金は使えば無くなる――この当然の理を猫美が意識しない筈が無かった。
一番に辿り着いたのはこの中で一番手に入る筈のない「永遠の命」だった。
ネットカフェでダイブしたディープウェブで崑崙山主催の「誰でも十二日で仙人になれるトライアル」という胡散臭い広告を発見したのだ。
英会話教室の詐欺の亜種かと疑った夏海を捨て木天蓼猫美となった猫美だったが、便宜保証付きでクーリングオフの対象ではないものの、ダメだったらバックレればいいだろうと連絡を入れた。
これが、後に遥か遠く離れた崑崙山において、猫美の悪名が轟く切っ掛けとなるとは、当時誰も予想していなかった。
この「誰でも十二日で仙人になれるトライアル」は、英会話教室以上に胡散臭いにも関わらず、何と詐欺ではなかった。当時、資金不足に陥っていた崑崙山かオンラインで仙人教育を行い、資金を調達するという新しい修仙の方法を打ち出していた。幾ら永遠の命があると言っても、様々なものの維持にはお金が掛かる。
昔はかなりの数の仙人を目指す者達がいたが、科学が発達した現在ではそのような話を信じる者も減っていっている。仙人の名門――崑崙山も形振り構っていられる状況ではなかった。
猫美はすぐに詐欺ではないことに気づいた。で、あれば容赦をする必要はない。
まず猫美は最も崑崙山で優れた仙人に教えを乞いたいと申し出た。その結果、担当になったのが崑崙山でも高い地位にある元始天尊だった。
だが、これで猫美は満足しない。続いて値段交渉。交渉の末、猫美は半額に値切ることに成功した。この強引な交渉が猫美の悪名の由来である。
崑崙山側もこのような強引な契約を結ぶことは不本意だった。だが、崑崙山には多少不利な契約を結んでも大倭秋津洲人を仙人の獲得できるなら、と考えるほど大きな意味があった。
仙人の市場は崑崙山の寡占状態ではない。中華で言えば金鰲島と蓬莱山がライバル関係にあり、大倭秋津洲には蓬莱山から派生した浦島地仙、月に上った天仙である仙女の姫が地上に降りた物語の中ではかぐや姫として知られている光竹赫映が統括する月仙派、海底の竜宮城に住まう月に到達した月の民と源流を同じにする海仙の海宮海仙の三派がある。大倭秋津洲の三派はいずれも新たな仙人を増やそうと動いてはいないが、崑崙山の影響力を大倭秋津洲まで広めようとすれば、縄張りを荒らされたと考え抗争になる可能性もある。
崑崙山が影響力を持つためには中華以外への進出が欠かせないと崑崙山の仙人達は考えていた。
結果として、崑崙山の目論見は外れることになる。猫美は崑崙山の仙人として活動することも、口添えすることもなかった。
不老不死を手に入れられればそれでおさらば。値切るだけ値切って、いらなくなれば切り捨てる猫美に、崑崙山の仙人達は「大倭の女って怖!」と揃って戦慄を覚えたようである。
元々顔を合わせた瞬間に戦いが始まる赫映と島子の噂は海を超えて轟いており、大倭秋津洲の仙人の恐ろしさは崑崙山も理解していた。が、二人は例外中の例外であると考えていたため、大倭秋津洲の人間がこれほど恐ろしい存在だとは誰も思わなかった訳である。
猫美の件で「大倭秋津洲人は皆恐ろしい!」もいう見解に至った崑崙山の仙人達であるが、この見解は誤りであることを付け加えておこう。
大倭秋津洲人が皆、猫美のように押しが強い訳ではない。
◆
崑崙山主催の「誰でも十二日で仙人になれるトライアル」によって「永遠の命」と、副産品として「力」を手に入れた猫美。
こうして、残ったのは「金」だけとなった。
この「金」についても当てがあった。小学校のブラコンな友人が自慢していた兄――影澤照夫だ。
猫美は、その超人から金を楽して稼ぐ方法を学びたいと考えていた。更に言えば、影澤を上手く取り込めれば自分が稼がなくても勝手にお金が手に入る。
そこまで上手くいくとは猫美も思っていなかったが、猫美の持つ「女」の武器が通用すれば上手くいくかもしれないと希望的観測を残していたのも確かだ。
「初めまして。単刀直入に言いますが、弟子にして欲しいにゃ! こんな可愛い女の子を弟子にできる機会は今を逃せば二度と来ないにゃ!」
猫美は久々に連絡を取った悠里の情報などを頼りに、遂に影澤の拠点となっていたネットカフェを見つけ出した。
結局、猫美の「女」の武器は通用せず、のらりくらりと躱そうとする影澤に何度もしつこいと思われるほどアタックし、そして遂に折れた影澤が彼女を弟子にしたのである。
――そして、この瞬間から影澤と猫美という最高のコンビの物語が始まったのだ。
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それでは、改めまして。カオスファンタジーシリーズ第二弾を今後ともよろしくお願い致します。
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