Act.5 用語辞典・世界観紹介篇 part.ⅩⅡ
◆VRMMORPG『World Sphere on-line』
高槻斉人とフルール・ドリスがタッグを組んだ第二十九作。前衛的な「E.DEVISE」での失敗を経た結果、他社に遅れて開発されることとなったヘッドマウントディスプレイ(VRゴーグル)とセットになったVR対応ゲーム機器「Play Gimmick」のVRソフトとして開発された。
キャラクターメイキングはこれまでと同様に自由度が高く身長、体重、年齢、三サイズ、髪型、容貌に至るまで幅広く選択可能。また、パーツの数も大幅に増やされている。
チュートリアルでは大剣、片手剣、盾、槍、メイス、杖を選択可能。その後初期ステータスを設定することが可能。ただし、ジョブ制ではないため途中でビルドを変えることはできる。しかし、これまで振ってきたステータスに応じて成立するビルドと成立しないビルドが存在するため、無策でステータスを振ることは推奨されない。また、装備ごとに装備に必要なパラメータの最低値が決まっていることが往々にしてある。
チュートリアルで手に入る武器以外にも様々なものが存在する。通常の魔法は巻物、特技は煌短剣で習得することが可能。巻物や煌短剣はショップで売っている他、高位のものはレイドなどで入手することができる。チュートリアルで杖を選んだ場合は巻物が三つついてくる。
また下級の魔法を極めたり、アレンジしたりすることで上位の魔法を解放したり独創魔法を作り出すことも可能。他の武器攻撃職にもモーションを設定することで独創技を開発することは可能で、自分の使える範囲の技術を組み合わせて一連の技として使う連鎖と呼ばれるシステムも搭載されている。
一方で、魔法・特技の他にスキルが存在し、これらは様々なプレイ中の様々な挙動によって手に入れることができる。
例えば、魔物の捕食や何度ダメージを受けるなど……その種類と入手方法は千差万別。
第二回アップデートの際にクランシステムが搭載され、最大百人までという制約があるもののクランを結成することが可能になった。
『Clans in the wilderness』のプレイヤーの傾向を参考にしつつ運営側の趣味が詰めに詰め込まれた【運営達の悪巫山戯】が数多く搭載されており、その多くが超高難易度の条件を満たす必要があり、また内容の多くも矛盾したもののため(一度も死なない/今までに一万回以上リスポーン)、全てを習得するためには余程ゲームの内容を熟知している必要がある。
セットになっているユニークシリーズと呼ばれる装備には予め何種類かのスキルが搭載されているが、これらも初回攻略が前提条件となっており、早い者勝ちの面が強いため、コンプリートは実質不可能。
階層が設定されており、特定の迷宮を攻略することで上の世界を目指すことが可能となる。基本的に上の階層の方が広くなり、難易度も向上していく。
お読みくださり、ありがとうございます。
よろしければ少しスクロールして頂き、『ブックマーク』をポチッと押して、広告下側にある『ポイント評価』【☆☆☆☆☆】で自由に応援いただけると幸いです! それが執筆の大きな大きな支えとなります。【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしてくれたら嬉しいなぁ……(チラッ)
もし何かお読みになる中でふと感じたことがありましたら遠慮なく感想欄で呟いてください。私はできる限り返信させて頂きます。また、感想欄は覗くだけでも新たな発見があるかもしれない場所ですので、創作の種を探している方も是非一度お立ち寄りくださいませ。……本当は感想投稿者同士の絡みがあると面白いのですが、難しいですよね。
それでは、改めまして。カオスファンタジーシリーズ第二弾を今後ともよろしくお願い致します。
※本作はコラボ企画対象のテクストとなります。もし、コラボしたい! という方がいらっしゃいましたら、メッセージか感想欄でお声掛けください。




