Act.5 用語辞典・世界観紹介篇 part.Ⅸ
◆MMORPG『Fîve worlds On-line』
後に最強のタッグとして有名になる高槻斉人とフルール・ドリスがタッグを組んだ第八作。『Ancient Faerys On-line』が妖精を主題としたファンタジー世界をメインにしていたことから、差別化を図るために人間とエルフやドワーフのようなお馴染みの種族以外の種族でプレイできるオンラインゲームがコンセプトになっている。本編から四年前にサービスを終了している。
プレイヤーは騎士の集う国『ヴォルヴェーランド王国』、妖精と共生する世界『フェアリー・スフィア』、無数の群島からなる『アイランズ』、和風の世界観の世界『鳥居と妖怪変化の町』、夜の摩天楼とお化けが彩るホラーワールド『ホンテッド・ワールド』の五つの世界のうちから一つを選び拠点とする。世界間の移動は一日に一度のみ可能。
世界ごとに個別のイベントが発生し、独立したゲームのようになっている。レイドのようなエンドコンテンツはなく、世界ごとのイベントやエリアの拡張後の探索がメインとなる。
『Ancient Faerys On-line』と同じく転生システムを採用。ギルドシステムが採用されており、第三回のアップデートでは空き家を購入してギルドホームを作ることが可能になった。
また、第五回のアップデートでは、戦闘行為禁止領域内で戦闘を行った場合に出現する神騎を排出している各世界の名門家の公爵に挑戦することが可能になり、勝利することで一定の期間のみ公爵となりその世界を支配することができる。公爵になった場合、その世界でマーケットを利用した商売をした場合に発生する税の一割を手にすることができる。
ジョブシステムがあり、武器系三職、戦士系三職、回復系三職、魔法系三職の計十二職がある。武器系三職は暗殺者、盗剣士、吟遊詩人、戦士系三職は守護騎士、刀剣士、武闘家、回復系三職が治癒師、聖職、神祇官、魔法系三職が妖術師、魔術師、精霊術師。
種族は、人間族、妖精族、人魚族、黒森精、亡霊族、蛇人族、蜘蛛人の七種族。
・人間族
お馴染み人間。名前はホモ・サピエンス。人間→真人→神人という順で転生する。
・妖精族
掌サイズの妖精種族。回避力が高く、飛翔能力を持つ。『フェアリー・スフィア』でのみステータスが上昇するため、『フェアリー・スフィア』向けの種族。妖精族→大妖精→神聖妖精という順で転生する。
・人魚族
下半身が魚の種族。水の中での移動速度は高く、潜水能力に補正がかかる代わりに、地上では常に移動速度低下と微ダメージが発生する種族。『アイランズ』向け。
人魚族→海人魚→人魚王/人魚女王という順で転生する。
・黒森精
黒いエルフという見た目の種族。暗視能力に長け、闇に溶け込む特殊能力を持つ。『フェアリー・スフィア』でのみステータスが上昇するため、『フェアリー・スフィア』向けの種族。黒森精→上黒森精→闇黒森精という順で転生する。
・亡霊族
亡霊の種族。物理攻撃力を持たない代わりに、物理ダメージを受けないという種族。『ホンテッド・ワールド』でのみステータスが上昇するため、『ホンテッド・ワールド』向けの種族。
亡霊族→大幽霊→幽霊王という順で転生する。
・蛇人族
蛇の半身を持つ種族。竜に連なる種族であり、竜の力の一部を使えるという特殊な能力を持つ種族。『鳥居と妖怪変化の町』でのみステータスが上昇するため、『鳥居と妖怪変化の町』向けの種族。
蛇人族→竜蛇人→竜神王という順で転生する。
・蜘蛛人
蜘蛛の半身を持つ種族。状態異常を発生させる毒を生成する特殊な能力を持つ種族。『鳥居と妖怪変化の町』でのみステータスが上昇するため、『鳥居と妖怪変化の町』向けの種族。
蜘蛛人→ 上蜘蛛人→ 蜘蛛人王という順で転生する。
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