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百合好き悪役令嬢の異世界激闘記 〜前世で作った乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢が前世の因縁と今世の仲間達に振り回されながら世界の命運を懸けた戦いに巻き込まれるって一体どういうことなんだろうねぇ?〜  作者: 逢魔時 夕
Chapter 5. ブライトネス王国ラピスラズリ公爵領発フォルトナ王国着の弾丸ツアー〜他種族との国交樹立とフォルトナ王国諸問題の解決という名の無理難題を七年以内に達成せよ〜

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Act.5-100 フォルトナ王国擾乱序曲

<一人称視点・ローザ=ラピスラズリ>


 一旦ラピスラズリ公爵家に立ち寄って、ボクの正体を明かしつつ、この世界の真実を説明した後、アクア達を屋敷において例の会議以降アーネスト達が使っている地下三階の冷暖房完備の会議室に転移した。

 ちなみにこの場所の情報はこの世界の真実やボクの正体について知っている人のみが知らされていて、無関係な文官との仕事は宰相室でしているそう。行ったり来たり大変だねぇ……お疲れ様。


全状態異常回復術式(パーフェクト・キュア)! 聖究極治癒術式セイクリッド・ヒーリング!」


 アカウントをリーリエに切り替え、神官系四次元職の施療帝と聖女が習得可能な最高ランクの状態異常回復魔法で疲れと眠気を取り、神官系四次元職の施療帝と聖女が習得可能な最高ランクの回復魔法でアーネストを体力を全回復させる。

 しかし、たった一日でここまで疲れるなんてねぇ……あの会議で大筋は決めたし、ここまで疲れるとは思っていなかったんだけど。


「すまないな、ローザ嬢」


「お仕事お疲れ様……しかし、昨日の今日で随分と頑張ったみたいだねぇ? 飛ばし過ぎじゃない?」


「昨日の会議でローザ嬢が色々と決めてくれたから残りの仕事も僅かだからと頑張った。そのまま今日の分の仕事を早く終わらせて家族と一緒に過ごす時間をいつもより長くしたい……と思ったのだが」


「……本当にすまないねぇ。ボクが仕事を増やしたようなものだし……」


「ローザ嬢が気にすることじゃない。私は今の仕事に誇りを持っている。……この大仕事が終われば楽になるからと焦ってペース配分を間違えた私の落ち度だ。……これが、多種族同盟の条約の全文と各国の門設置予定地の一覧表だ。多種族同盟の条約の全文については一応目を通しておいてもらいたい。各門は本国の土地購入も終えて、他の国も各国の文官達が予定地をそれぞれの国と相談して決めてくれた。……そちらは私には何もできないからな。よろしく頼む」


「ここまで準備してくれただけで十分だよ。本当にお疲れ様です」


 アーネストから受け取った文書を確認し、その複製をバダヴァロート達に手渡した。


「なるほど、大筋はアネモネ殿……いや、ローザ嬢の話していた通りだな。勿論、この条件で問題ない……ところで、この各国に貸し出されるという時空魔法が使用可能な武装だが……」


「『時空魔導剣クロノスソード』のことだねぇ……エナリオス海洋王国に供給するのは二十本。この時空魔法が使用可能な武装は各国のトップが最も使い熟せると考える者達に所有権を与えるという形にして、普段は国で管理してもらいたいねぇ。ただ、時空魔法は強大な力だからねぇ――使用するのはレイド級の魔物襲来のような非常事態だけにしてねぇ。これの非常事態以外での使用は条約にも書かれている通り、ペナルティが発生する事案で国に責任を取ってもらうことになるからそのつもりでねぇ」


 二十振りの『時空魔導剣クロノスソード』を三人に分けて手渡した。この後、国に持ち帰ってきっちり管理してもらうことになる……その管理の仕方は国ごとに任せているから、どうなっているかは分からないけどねぇ。まあ、紛失したら管理不行でかなり大きなペナルティが発生するから、各国も徹底的に管理すると思うけど……まあ、それよりも『時空魔導剣クロノスソード』を紛失した結果、国を揺るがしかねない力を持つ者が野に放たれたという事実の方がよっぽど恐ろしいだろうけどねぇ。


「後はエナリオス海洋王国に設置する門の場所なんだけど……」


「それについては私の方で探しておきましょう」


「頼むぞ、ヴィアベル」


 その後、ヴィアベルが海上都市エナリオスで門の設置予定地を用意し、ボクはその日のうちにアネモネの姿で各国を巡って魔法門の設置を終わらせた。当面の間は『魔法省の雑用係』こと魔法道具研究室が管理を担当することになり、その後は各国の軍に仕事が引き継がれる手筈になっている。魔法道具研究室は国から雑用を押し付けられてもおかしくない魔法省の最下層という認知がされているけど、実際は第一王子の婚約者を頂点とする魔法省特務研究室というエリート集団で、魔法門を任せても問題ないからねぇ……まあ、これはあくまで仮であって、各国の準備が整ったら国のパワーバランスを均一にするためにそれぞれの管理を魔法門がある国に一任することになるんだけど。


 この門ができたことによって、各国の戦力同士での連携を試すことも可能になった。バダヴァロートがラインヴェルドを介して冒険者ギルドのギルドマスターの一人イルワ=ゴローニャグと面会し、冒険者ギルドに大海の主の尖兵(マローソアタン)深淵魚魎(サファギン)系統の魔物の討伐に関する依頼も出したようで、今後は各国の戦力や冒険者、商人などを中心に交流が広まっていくんじゃないかな。



<一人称視点・ローザ=ラピスラズリ>


 緑霊の森での精霊術法の伝授も、習得した者達に任せたようで、プリムヴェールとマグノーリエがエイミーン、ミスルトウの二人と共に戻ってきた。……いや、戻ってきたというよりは、緑霊の森に魔法門を設置しに行った時に、一緒に着いて戻ってきたという方が正しいかな?


 ということで、本日のラピスラズリ公爵邸での夕食にはこの四人が、ミスルトウは半ばエイミーンに連れて来られる形で参加している。

 そして、最早恒例のようにラインヴェルドとバルトロメオが統括侍女のノクトを伴って参加し(ラインヴェルドの夕食時の脱走については完全に王宮の侍女達も諦めたようで、統括侍女を伴っていれば許容範囲ということになったみたい……頼むから巻き込まれるノクトさんを気遣ってあげて! というか、今更だけど王妃や側妃、第三王子、第四王子、第一王女と夕食を取らなくていいのだろうか?)、今日も今日とて夕食は賑やか……カトレヤ(お母様)も遂に順応してしまったようで、我関せず優雅に夕食を楽しむのが通例になっている。


「これで、予定していた全種族に声は掛け終わったけど、次に予定していたフォルトナ王国への派遣の準備の方は終わっているかな?」


 カトレヤとネストの顔が僅かに曇り、大量の肉料理を競うように食べていたアクアとディランの表情が真剣味を帯びた。……事前に話しておいたことではあるけど、やっぱり寂しい思いをさせることになるよねぇ、二人には。カノープスは……やっぱり寂しいのかな?


「ごめんなさい、お母様、ネスト……使節団のお仕事がようやく終わったばかりなのに」


「いいのよ……ローザの力を必要としている人がいるのでしょう? それに、これが今生の別れという訳ではないわ」


「お母様のことは僕が守りますから、姉さんは安心して行ってきてください」


 ネスト、随分頼もしくなったねぇ。まあ、カノープスもいるし、いざとなれば欅達もいる。出発前に打てる手は全部打っておくつもりだし、この国に関してはボク抜きでも有事には対抗できるから心配はしていないんだけどねぇ。


「……マグノーリエさん、プリムヴェールさん、二人にも謝らないとねぇ。折角急いで戻ってきてくれたけど、今回はボクとアクア、ディランさんの三人で行くことになる。少数精鋭の方が警戒されないと思うし、これは二人の悲願でもあるからねぇ。まあ、本当に危なくなったらなり振り構わず力を借りるから、その時はお願いねぇ」


「……それは、呼ばれない方が良さそうだな」


「……ローザさん、アクアさん、ディランさんには私達抜きで頑張って欲しいですね」


 なんか、一気に行きたくないムードが漂ってきたねぇ。

 まあ、本当にヤバくならないに越したことはないんだけど……。


「凄えクソ面白いことになったら必ず俺を呼んでくれよ! ってか、絶対に呼べ! 国王陛下の勅令だ!!」


「……ローザ、ラインヴェルド陛下に連絡する前に必ず私に報告しなさいね」


「お祭り騒ぎなら私も混じりたいのですよぉ〜!」


「不謹慎です! エイミーン様!!」


「お母様……頼むから恥を晒すのはやめてください」


 ラインヴェルドとエイミーンは自分が参加したいだけだけど……カノープスは国王を戦場に立たせて万が一のことがあったらという意味で先に連絡を寄越せってことだよねぇ。


 その後、少し貴族らしからぬ夕食をとり、カトレヤが部屋に戻ったところでラインヴェルド達の表情が真剣なものに変わった。


「それで、肝心な話なんだが……オニキスとファントってなんで死んだんだ?」


 ラインヴェルドが早速核心に触れる質問を投下した。

 そういえば、この辺りって聞いていなかったねぇ。


「……相棒、覚えているか?」


「それがほとんど覚えてないんだよ……ただ、次々と仲間が倒れていって気付いたら全滅していたって、そう記憶している」


「俺はその辺りの記憶がすっぽり消えているんだが……。ローザ、設定したお前ならなんか分かるんじゃないか?」


「漆黒騎士団は直接ゲームには登場しない設定上の組織で、その設定もほんの僅かしかないんだけど……『サレムの策略でオルパタータダは毒殺され、オルパタータダに重用されていた漆黒騎士団も邪魔だからと罠に嵌められて殺される』……これくらいしか本当に決めていないんだ。個別に漆黒騎士団のメンバーも設定していたし、その設定のほとんどが全くが使われないままボツになったし、掘り下げる理由が無かったのも原因の一つなんだけど、漆黒騎士団を壊滅させられるほどの罠というものも正直思いつかなかったんだよ……状況的にサレム……いや、サレム派の誰かが毒殺したって線が強そうだけど、そこまで深くは決めていない。ただ、確実なのはオルパタータダとルーネス……二人の暗殺は毒殺ってことだねぇ」


「衰弱って言えば、メリエーナもプリムラを産んでからしばらくして体調を崩して亡くなったが、メリエーナの専属侍女の話だと少しずつ衰弱していったって話だったな。産んだ直後は少し窶れているとはいえ、衰弱死するとは到底思えなかったんだが」


「メリエーナの件に関しちゃ関係ないんじゃねぇか? あの頃、カルロスも調べていたみたいだが、担当医の話だと毒物の類は体内から検出されなかったみたいだぜ? ルクシアもあの頃からメリエーナの毒殺の可能性を疑っているみたいだが、都合よく体内から消える毒なんて、そんなもの聞いたことがないぜ?」


「ローザ、メリエーナの死因の方は具体的な設定がされているのか?」


「メリエーナ様の死因は『正室や側室達から虐められ、精神的苦痛を苛まれる中で体調を崩して亡くなった』……本編ではそう語られているけど、実際に死因は不明のまま。実は、その死因も噂のようなもので、それが確実な死因って訳じゃないんだよ。ただ、間違いなく正室や側室達からいじめを受けていただろうし、精神的苦痛を苛まれていたことは間違いない。そりゃ、そういう立場に置かれたって当然だからねぇ。……元々、この設定もプリムラが孤独で後ろ盾を得られないということを演出するために必要なものだった。漆黒騎士団の壊滅も、オルパタータダの死もそう。――華やかな乙女ゲームという世界の下には大量の屍が積み重なっているということは往々にある。……この世界の人間からしてみれば、ボク達の行っていることは残酷な所業だろうねぇ。物語を紡ぐ人というものは、ある側面から切り取れば人の命を弄ぶ最悪の存在なんだよ」


「それが必要だったってことは理解している……それに、そういった運命だって異世界化した以上は変えられた筈なんだからな。お前に責任転嫁するのは間違いだろ? ……で、そんな都合がいい毒って」


「『スターチス・レコード』の世界にはそんなものないよ。体内から検出されず、都合よく人の命を奪うような毒なんて。それに、実際に事件が起きている時期も離れているし、隣国とはいえ二国の国家の中心で犯行が行われた……なんでことになると、二国の王族や側妃に接触が可能な存在がいるってことになるし……あんまり現実的じゃないと思うんだよねぇ。『スターチス・レコード』の世界観では……でも、ここは『スターチス・レコード』の世界じゃなくて異世界ユーニファイド、それがどんなに低い可能性であっても、可能性がゼロではない限りは捜査線状から排除するのは早計だろうねぇ」


 ……しかし、妙な話になってきたねぇ。カルロスとルクシアがメリエーナが毒殺された可能性を疑っていて、ルクシアがこれが切っ掛けで毒薬について研究を始めた可能性が浮上した。いずれも『スターチス・レコード』には無かった展開だ。

 ここから先はボクにも予測不能……直接事件に関わってみなければ、真相には辿り着けないだろうねぇ。


 ただ、もし漆黒騎士団を壊滅させた犯人と、フォルトナ王国の王族を暗殺した犯人と、メリエーナを暗殺した犯人が同じなら……ゲームの作者が用意しなかった真実がこの世界にあるということになるかもしれないねぇ。

 例え犯人が見つかったとしても、メリエーナは戻ってこない……それでも、不明よりも解明された方がいいのかな? ……ラインヴェルドやプリムラ、カルロスにとっては。


 ……いずれにしても、今はこれから失われる命をいかにして救うかに集中すべきだねぇ。明日から気持ち引き締めて頑張りますか。



 夕食を終えた後、ラインヴェルド、アクア、ディランと共に自室に向かった。……二つ確認しておきたいことがあってねぇ。


「ラインヴェルド陛下、ディラン様が長期間抜ける訳だけど、その辺りのところってどうするつもりなの?」


「そのままフォルトナ王国に大臣を派遣ってことでいいんじゃないかって思っていたんだが?」


「……流石に相手に警戒されないかな? 昔は視察とか一人で行っていたから国を開ける分にはそこまで問題はないと思うけど、ブライトネス王国が大臣を隣国に派遣したということは相手を警戒させることに繋がりかねないしねぇ。……そこで、大臣にはこの国に留まってもらおうと思っているんだけど」


「……お嬢様、こんがらがってきました。つまり、ディランは置いていくということですか?」


「そう……より正確に言うと、ディランに変身したメタモルスライムにねぇ」


 ということで、久々の登場――ペルちゃんです。


「お嬢様の影武者をしていたスライムですよね? 確かに、あそこまで完璧な変身をされたら誰も変身した召喚獣だとは分からないと思いますが……」


「ペルちゃんを配置しておくのには他の意味もあってねぇ。一つは召喚者と召喚獣の間で念話が可能なこと、そしてもう一つは召喚士系四次元職の召喚帝が習得する『主従入れ替え(キャスリング)』でボクとペルちゃんの位置を入れ替えられること。何かあればペルちゃん経由で連絡を取れるし、『主従入れ替え(キャスリング)』で瞬時に入れ替えも可能――まあ、他でも十分代用できるんだけどねぇ。とりあえず、国の上層部――ディラン様と関わる辺りには影武者だってことは伝えておいた方が良さそうだねぇ」


「……それはいいんだけどよぉ。そうなると俺が二人になるじゃねぇか?」


「で、残った本物のディラン様には『外観再決定の魔法薬アピアランス・レデターメント・ポーション』を飲んでもらって別人になってもらう。これは、『分身再生成の水薬リ・キャラメイク・ポーション』と違って種族以外の性別、 身長、体重、体型、髪の色や眼の色、肌の色の変更しかできないけど、今回は別種族になりすます必要はないし、特に問題ないよねぇ?」


「……ってことは、ディランの性別を変えるってことか? こいつが女って……ねぇな」


「性別は変えないほうがいいよ? 仕草とかで怪しまれるからねぇ……まあ、本人がどうしてもっていうなら仕方ないけど。まあ適当に弄って自分の見た目から少し遠めくらいに設定すればいいと思うよ? ちなみに、特に決まっていないならアクアはアネモネのメイドの設定、ディランにはビオラ商会の職員の設定で潜入することになるから。戻す時は「E.DEVISE」で介入して、ディラン様の身体データを貼り付けるから戻すときの心配はしなくていいからねぇ」


「んじゃ、適当に設定させてもらうぜ」


 それから数十分掛けてディランは別人になり、アクアはディランと共に二人の屋敷に移動、ラインヴェルドはペルちゃんを連れて戻って行った。

 ペルちゃんが『僕に大臣の真似なんて絶対に無理です!!』って叫んでいたけど、大丈夫大丈夫。ボクの影武者だってできていたじゃないか?


 そして、最後の準備としてエヴァンジェリン、カリエンテ、スティーリアを部屋に呼んだ。

 エヴァンジェリンには装備を外して別の服に着替えてもらい、カリエンテとスティーリアからは持ってきた支給されたラピスラズリ公爵家の戦闘使用人のメイド服を受け取り、装備の強化開始――その間、カリエンテとスティーリアには先達結晶と進化輝石を消費してもらい、従魔進化に勤しんでもらった。



 名前(NAME):カリエンテ=カロル・ヴルカーノ

 種族(SPECIES)古代竜エンシェント・ドラゴン

 所有(owner):リーリエ

 HP:30,000,000

 MP:20,000,000

 STR:80,000,000

 DEX:40,000,000

 VIT:21,000,000

 MND:21,000,000

 INT:5,000,000

 AGI:39,000,000

 LUK:10,000,000

 CRI:10,000,000

 ▼


 名前(NAME):スティーリア=グラセ・フリーレン=グラキエース

 種族(SPECIES)古代竜エンシェント・ドラゴン

 所有(owner):リーリエ

 HP:50,000,000

 MP:31,000,000

 STR:20,000,000

 DEX:45,000,000

 VIT:10,000,000

 MND:50,000,000

 INT:60,000,000

 AGI:10,000,000

 LUK:10,000,000

 CRI:30,000,000

 ▼


 二人とも五回中五回成功でレイドランクの魔物級の力を得た。


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死を司る戦乙女の双剣ヴァルキューレ・ダブル

▶︎魔界級の暗黒戦乙女ダーク・ヴァルキューレの双剣が幻想級の暗黒大剣とユニークシリーズの漆黒の魔剣を得て生まれ変わった暗黒戦乙女ダーク・ヴァルキューレに相応しい漆黒の双剣。


スキル:【死呪の刃】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:999,999/99,999,999,999【該当者: エヴァンジェリン/神話級(ゴッズ)化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・暗黒戦乙女の漆黒革鎧

▶︎魔界級の暗黒戦乙女ダーク・ヴァルキューレの鎧が幻想級の姫騎士の鎧とユニークシリーズの漆黒の革鎧の力を得て生まれ変わった暗黒戦乙女ダーク・ヴァルキューレに相応しい漆黒の革鎧。


スキル:【亜空収納庫】、【超加速】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:999,999/99,999,999,999【該当者: エヴァンジェリン/神話級(ゴッズ)化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

-----------------------------------------------


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・灼夜のイブニングドレス

▶︎ラピスラズリ公爵家に仕える戦闘使用人のメイド服に幻想級の真紅のイブニングドレスとユニークシリーズのメイド服の力を得て生まれ変わった炎の古代竜エンシェント・ドラゴンのためだけのイブニングドレス。


スキル:【亜空収納庫】、【超加速】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:16,000/99,999,999,999【該当者:カリエンテ/神話級(ゴッズ)化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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・氷竜侍女のエプロンドレス

▶︎ラピスラズリ公爵家に仕える戦闘使用人のメイド服に幻想級の氷竜のドレスとユニークシリーズのメイド服の力を得て生まれ変わった氷の古代竜エンシェント・ドラゴンのためだけのお仕着せ。


スキル:【亜空収納庫】、【ー】、【ー】、【破壊成長】


【管理者鑑定】

分類:『異世界ユーニファイド』アイテム

レアリティ:独創級

付喪神度:10,000/99,999,999,999【該当者:スティーリア/神話級(ゴッズ)化条件、付喪神度の最大化+装備に認められる】

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 そして、そこに独創級の装備の力が合わされば、まさに鬼に金棒――よっぽどのことが無ければ敗亡するなんてことはない。


「エヴァンジェリンさん、カリエンテさん、スティーリアさん。ボクのいない間、よろしくねぇ」


『お任せください。このエヴァンジェリン、必ずやローザ様のご期待に応えて見せます!』


『我に任せるのじゃ!』


『安心してフォルトナ王国に行ってらっしゃいませ。ラピスラズリ公爵家は……いえ、お嬢様が築き上げたものは私達が必ずお守り致しますわ』


 自信満々な三人を見送った後、ボクは安心してフォルトナ王国潜入前の最後の日常を目一杯楽しんだ。

 お読みくださり、ありがとうございます。

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 もし何かお読みになる中でふと感じたことがありましたら遠慮なく感想欄で呟いてください。私はできる限り返信させて頂きます。また、感想欄は覗くだけでも新たな発見があるかもしれない場所ですので、創作の種を探している方も是非一度お立ち寄りくださいませ。……本当は感想投稿者同士の絡みがあると面白いのですが、難しいですよね。


 それでは、改めまして。カオスファンタジーシリーズ第二弾を今後ともよろしくお願い致します。


※本作はコラボ企画対象のテクストとなります。もし、コラボしたい! という方がいらっしゃいましたら、メッセージか感想欄でお声掛けください。

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― 新着の感想 ―
[一言]  更新通知を見て話数が一気に30弱増えてて度肝を抜かれたわ。 > 性別は変えないほうがいいよ? 仕草とかで怪しまれるからねぇ……  女が男になるもオネエっぽくなるわけだな! > まさに鬼…
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