【キャラクター短編 蘆屋祓齋/土御門遥SS】財閥七家の陰陽師と、国の走狗な陰陽師達
<三人称全知視点>
《鬼斬機関》が裏切った――少なくとも政府高官からはそう認識されているようだ。
莫大な金と引き換えに百合薗グループに組織を売ったにも拘らず、すっかりそのことを忘れてしまっている。流石はシュレッターに掛ければなんでも無かったことにできるご都合主義の大倭政府というところか?
大倭政府も圓討伐を諦めた訳では無かった。
任務の内容は《鬼斬機関》に握り潰されたものと同じ「赤鬼小豆蔲の殺害と小豆蔲を守る百合薗グループの代表である圓の殺害」。
ただ、その任務を任されたのは《鬼斬機関》ではなく陰陽寮である。政府にとっては誰がやろうと任務さえこなしてお金が入ってくればそれで良いのだ。
そもそも、政府高官には《鬼斬機関》と陰陽寮の差も理解できていないのだろう。彼らにとってはどちらも同じ金食い虫なのである。
彼らは「金食い虫が少しでも国のために役立て」というくらいしか思っていないのだろう。……他でもない《鬼斬機関》と陰陽寮によって怪異や妖怪、鬼による被害は未然に食い止められ、護国が成されているのだが、その平穏を当たり前のように享受している彼らはその平穏の価値を理解していない。
それどころか、怪異が実在するということすら信じていないというのが正しいのだろう。幸せな連中である。
平安時代の陰陽師で源平動乱時代から陰陽寮を統括している安倍氏流土御門家の祖、安倍晴明の直系の子孫で陰陽寮の統括者である土御門遥もこの戦いが圧倒的不利で勝ち目がないことを理解していた……が、公務員である陰陽寮所属の遥には政府の意向を無視することはできなかった。
「……この案件、責任をもって私が担当します。皆様がこの件に関わる必要はありません」
「ですが、遥様!」
「大丈夫です。皆様がわざわざ命を散らす必要はありません。……例え私が命を落としても、皆様には危害を加えないようにお願いしますから」
本当はそんな都合の良い話が通る筈がない……が、遥はそれが分かっていてもその身勝手な要求を通す以外に道が無かった。
陰陽寮の職員を守ることが陰陽寮の長の使命である。遥が国の命令に逆らえないことも敵は承知の上だろう。……命に狙いに行きながら慈悲に縋ろうなど道理が合わない話だが、その慈悲に縋らなければ遥は本懐を遂げることができないのだ。
「蜜虫、貴女もここで待っていて」
『遥様、私はどこまでも一緒に行きます。晴明様に仕えた時からずっと、私は安倍家に仕えて参りましたから。……それに、赤子の頃から知っている遥様をお一人で死地に行かせるなど耐えられる筈がありませんわ』
「そう…………ごめんなさい、私が不甲斐ないばかりに」
遥は今にも泣き出しそうな顔で取り繕った笑顔を浮かべ、蜜虫と共に車に乗った。
目指すは百合薗邸――かつて、共に鬼と対峙した《鬼斬機関》すらも手中に収めた、大倭秋津洲帝国連邦政府の最も勢いに乗る敵対者である。
◆
「やっぱり、圓さんのところのお菓子は美味しいね」
百合薗邸の応接室で圓の対面に座り、出されたケーキを美味しそうに食べるのは黒い陰陽師装束を纏った濡羽色の髪を短髪にした男だ。
彼の名は蘆屋祓齋――大倭秋津洲帝国連邦で強大な力を持つ財閥の一つ蘆屋財閥の創業者一族の現当主であり、安倍晴明とライバル関係にあった蘆屋道満の子孫である。
蘆屋家は安倍晴明との対立以降も陰陽寮に籍を置いていたが、第二次世界大戦後に国家に不審を抱き陰陽寮を抜け、蘆屋財閥を創設した蘆屋清春から数えて三代目であり現在は祓屋を中心に多くの事業に取り組んでいる。
ちなみに、式神とした付喪神を使役する陰陽師が多いことから始めた土木建築分野の仕事で高い収入を得ており、本業である祓屋の収入を超えてしまっていることが最近の悩みのようだ。
様々な陰陽術を習得しているが中でも姿を変える変身術を得意としており、その変身術で美しい濡羽色の髪の女性に変身するという奇妙な趣味を持つ。その術で姿を変えた女性の自分のことを気に入っているというやや特殊なナルシシズムがあるせいか、現在も彼女いない歴=年齢である。ちなみに、彼自身はイケメンのため、その性癖さえなければとうの昔に妻帯者になっていてもおかしくはない。
「ところで、なんで月紫さんは不機嫌なんだろうね?」
「自覚ないのですね? 普通手ぶらで来てお茶するなんて常識的に考えてあり得ないことですわ。しかも、圓様の淹れた紅茶と圓様が作ったケーキで」
「女の嫉妬って怖いわよね? あっ、月紫さんも食べたかったのね。悪かったわね、私だけ召し上がっちゃって。圓さんのお菓子美味しかったわ」
「……祓齋さん、その美女に変身して月紫さんの嫉妬心を煽ってイジるのはやめた方がいいよ? 本当に命取られるだろうし、ボクは月紫さんのこと好きだからそういうことされるとちょっとイラつくんだよねぇ」
「……このバカップルめ。本当に命奪われそうだから流石にやめておくよ。ってか、手ぶらで来て良いよって言ったの圓さんだよね?」
「それは、社交辞令ですわ! 当然、客人として来るならお土産の一つは持ってくるべきです!!」
「なら、最近ビルの屋上で育てている野菜とかどうかな? 無農薬で美味しいよ?」
「野菜は既に育てているからねぇ……でも、やっぱり専門の人が欲しいかな? 庭師とか。……まあ、別にお土産貰っても困るし手ぶらでいいよ?」
「まあ、お土産がないって言った嘘になるんだけどな」
濡羽色の髪の女性から男の姿に戻った祓齋は上目遣いのあからさまな挑発をやめ、真剣な表情になった。
「赤鬼さんの件、聞いたよ。まさか圓さんもあれで政府が諦めた……なんて思っていないよね?」
「まあ、あれで諦めるような連中だとは思わないよ? で、次に仕掛けて来るのは……祓齋さんが来たってことは陰陽師かな?」
「察しが良くて助かるよ。……今の陰陽寮の代表は土御門遥、安倍晴明の直系にあたる女性だ。ほんの数回しか会ったことがないのだけど、職務に忠実で真面目な子でね……単刀直入に言うんだけど、助けてあげてくれないかな?」
「それは、圓様のお命を狙う相手をみすみす見逃せというのですか!?」
「まあまあ月紫さん、落ち着いて。要するに《鬼斬機関》と同じ方法をすれば良いってことでしょう?」
「そういうことになるな。……勿論、陰陽寮を買取できるだけのお金を用意はできなかったが、これで五割くらいにはなる筈だ」
「お金は要らないよ。まあ、その子もきっと辛い思いや怖い思いをしているだろうからねぇ、政府の命令じゃ逆らえないだろうし」
「そこは逆らっても任務を降りるべきですわ! 圓様に刃を向けた時点で万死に値します! どうか、土御門遥を殺す許可を!」
「月紫さんの気持ちも分かるけどねぇ……実際、月紫さんの命が狙われたってなったらボクも一族郎党皆殺しにするまで止まらないだろうし」
「……お前らの愛は重過ぎるわ。まあ、よろしく頼むよ。最悪、俺の首も一緒に差し出すからさ」
「蘆屋さんの首とか要らないって。まあ、ボクの目で見て判断させてもらうよ」
「それを聞いて安心した」
満足そうに笑った祓齋はケーキを食べ終えると百合薗邸を後にした。
「しかし、あの蘆屋と土御門――安倍の子孫がねぇ」
「蘆屋道満は安倍晴明のライバルだったそうですわね。しかし、それを負の関係を子孫まで継承しなかった……ということではありませんか?」
「まあ、蘆屋道満も結局陰陽寮入りして晴明とライバル関係を続けていたみたいだし、蘆屋家がフリーに戻ったのも政府を疑うようになってからみたいだから、案外史実みたいに劣悪な関係じゃなかったのかもねぇ」
蘆屋道満と安倍晴明の関係は劣悪だったと言う事実が伝わっている。これは、後々に政府が蘆屋家を悪に仕立てるために作り出した伝説であるという話もある。
播磨出身の地方の陰陽師だった道摩法師、蘆屋道満はその腕を買われて陰陽寮入りを果たしたのは既に老人となった頃だった。
若く才能高い安倍晴明を蘆屋道満は妬んでいたが、幾多の勝負を経て道満は晴明を認めたそうだ。
それ以来、安倍晴明と蘆屋道満は最強のタッグとして知られるようになった……のだが、それでは大倭政府にとって不都合なことがあり、歴史的資料のほとんどは政府の役人達によって抹消されたという。
全ては国に疑問を持ち、仇なす財閥七家のイメージダウン戦略のためである。国にとって財閥七家は当初それほどまでに恐ろしい存在として認知されていた……筈なのだが、首輪に繋がれた猫のように見えるように表立って政府に楯突くことも無くなった現在では大倭秋津洲政府は財閥七家を恐れることは無くなり、ただの金蔓として認識するようになっている。
「……月紫さん、柳さんと協力して屋敷の警戒の強化をお願いしてもいいかな? それと、来客の対応はボクがするから」
「――ッ! ……くっ、承知致しました」
◆
蘆屋祓齋は様々式神を使役している。その中でも特に祓齋から絶大な信頼を寄せられているのが、祓齋の秘書も務め、辣腕を振るっている道満の時代から蘆屋家に仕えている炎の擬似式神である篝と竹筒の中に入ってしまうほどの大きさの妖怪の式神――管狐の管子である。
この管子はマッチ箱くらいの大きさで七十五匹に増えるためやがては食いつぶされて家が衰えるとも言われるが、祓齋の秘書である篝は管狐達どころか社員全員を食わせるほどの経営能力を有するため、祓齋が怠惰な人間でもしっかりと潰れることなく生活が成り立っている(寧ろ、伝令や諜報係として活躍する管狐よりも、本当に気が向いた時にしか祓屋の仕事をしない祓齋の方がよっぽど金食い虫だと思われている)。
暇さえあれば女に化けて男を引っ掛けてただ飯を食らうというタチの悪い暇つぶしを行っている祓齋だが、このチャランポランを篝が許してしまうのは、本気になった祓齋がカッコいいことを篝が知っているからなのか、将又ダメな男を愛してしまうタイプの女だからなのか……。
「ありがとうねぇ、管狐さん。これ、みんなで食べるといいよ」
『ありがとうございます』
管狐派背中に背負ってきたメモを手渡すと、圓は「重いから気をつけてねぇ」といいながらリーフパイが入った風呂敷を手渡した(流石に七十五匹分は重過ぎるので、残りは後で蘆屋建築本社ビルに宅配された)。
管狐のメモにあった「間もなく遥が到着する模様」という内容を確認すると、圓は月紫と共に百合薗邸を出発し、山を降りていく。
丁度、山の麓にはレディーススーツを着た赤縁眼鏡の女性の姿があった。圓を認めるなり清明桔梗が描かれた黒い扇を取り出し、更に霊符を取り出して構えた。
「灼熱赤符――劫火連撃」
「手荒い歓迎、痛み入るよ。渡辺流水ノ型・洌流之太刀」
火属性の陰陽五行エネルギーを込めた霊符を使って複数の火球を作り出して放った遥に対し、圓は水の霊力を纏った刀で火球を次々と一刀両断すると、そのまま無数の苦無を投げつけた。
「護光障壁」
「ちっ、うざい」
「蜜虫、お願いします!」
「させません! 圓様には手を出させないッ!」
蝶の羽を顕現した少女が無数の青い光条を放ったが、月紫の放った「常夜流火遁忍術・劫火爆裂球」の爆発に巻き込まれて圓まで届かない。
爆発を陽動に蜜虫に肉薄した月紫に対し、青い光を収束させた剣を構えた蜜虫が斬撃を放って交戦――戦闘経験の豊富な蜜虫は月紫の変幻自在な攻撃に騙されることなく攻撃を仕掛けていくが、純粋な剣の腕は月紫の方が上なためなかなか決着がつかない。
「闘気昇纏。常夜流忍術・手裏剣影分身」
「――ッ! 私の結界を破るなんて」
無数の手裏剣が結界を破り、手裏剣が遥に突き刺さる。致命傷になるところを確実に避けていたため大事にはなっていないが、それでも手傷を負ったということの意味は大きい。
「今、どんな気分?」
「不愉快です」
「だろうねぇ、でも何も事情を知らされずに命を奪われそうになったんだから、そりゃ対処するでしょう?」
「貴方を殺さないと、私の部下達が……だから、死んでください! 私の命を賭けても、貴方だけはッ! 血冥斬刀」
傷口もないのに遥の手から血液が吹き出し、剣の形へと変化する。
遥の奥の手――陰陽術ではない妖術に分類される異能、血刀術。その刀に「刀禁呪」を掛けると「灼熱赤符」を付与した扇から無数の火片を圓へと飛ばし、そのまま血液の剣を構えて斬りかかった。
「渡辺流奥義・颶風鬼砕! オン ソヂリシュタ ソワカ・オン マカシリエイ ヂリベイ ソワカ――千羽鬼殺流奥義・北辰」
しかし、鋭い風の刃をイメージした霊力を武器に宿し、勢いよく抜刀して横薙ぎすると同時に爆発させて周囲全てを斬り捨てる渡辺流奥義と善悪や真理をよく見通し、国土を守護し、災難を排除し、正邪を見極め、敵を退け、病を排除し、また人の寿命を延ばす福徳ある面と、それが邪であれば寿命を絶ち斬る面の二つの顔を持つ菩薩の名を関する通り、斬りたいものを斬り、斬りたくないものは斬らないという斬るものを選別する北極星の別名の名を冠する鬼斬の技にして千羽鬼殺流の奥義の組み合わせにより、火片も血の刀の打ち砕かれ、貧血になった遥は倒れ込む。
「蜜虫さん、悪いんだけど遥さんを運んでもらえないかな? 屋敷の中のベッドで意識が回復するまで寝てもらった方がいいでしょう?」
圓を視線で殺しそうなほど睨みつけ、月紫に今にも斬り掛かられそうになっていた蜜虫に圓は柔らかな笑顔を浮かべて優しく声を掛けた。
◆
「――ッ! ここは……私は」
「あっ、ようやく目が覚めたんだねぇ。蜜虫さんには後でお礼を言ってあげなよ。ずっと看病してくれていたんだから」
見覚えのない天井――百合薗邸の客間のベッドで上で目を覚ました遥は、そこに圓の姿を見つけ悲愴の面持ちになった。
「私のことは殺しても構いません……だから、他の陰陽師達にはどうかお慈悲をお与えください!」
「はぁ、ボクはそれでいいけど? でも、あちらさんは無理でしょう? 今回の件を不問としたところで第二第三の陰陽師が派遣されるだけ。何も変わらないよ?」
圓の正論に遥は黙らざるを得ない。ずっと目を逸らしてきた可能性だ。
だが、遥にはもう縋るものがその幻想しか無かったのだ。……そして、ずっと目を逸らしてきたその事実は遥の幻想を粉々に打ち砕いてしまう劇物なのである。
「後で蘆屋さんにお礼を言いなよ?」
「蘆屋さんにですか?」
「あの人が頭を下げにきたんだよ、遥さんを救ってくれって。それだけじゃ決めきれないから実際に会ってから考えようと思ったんだけど、蜜虫さんが一生懸命看病している姿を見てやっぱり蘆屋さんの見立て通りだと分かった。……国の命令なんて聞く必要はもうないよ。ボクが責任を持って陰陽寮を買い取る」
「…………そんな、本当に」
「そんなことあり得ない、ってそう思っていたでしょう? 私達は《鬼斬機関》のようにはなれないって諦めていた……素直にどうしよう? って頼ってきてくれたら嬉しかったんだけどな。だから、及第点。その及第点は二人のおかげなんだから、蜜虫さんと蘆屋さんにいっぱい感謝しなさいよって話。その代わり、遥さんに陰陽術を教えてもらいたい。蘆屋さん吝嗇だから教えてくれないんだよねぇ?」
「そんなことで、私の仲間達を救ってくれるのでしたら喜んで」
「仲間達、じゃなくて遙さん達だよ。それじゃあ、これからよろしくねぇ、土御門遥さん」
◆
<三人称全知視点>
「十二天結界――お願い、頼むから私達のことを守って!!」
「瀬島新代魔法――耐核結界」と「瀬島新代魔法――放射線無害化」をスーパーコンピュータ、量子アニーリング型コンピュータ、量子ゲート型コンピュータの三つのコンピュータを結合した百合薗グループの頭脳とも言えるコンピュータ――ハイパー・トリプルコンピュータ「百合」の超演算能力を借りて制御した瀬島香澄と涙目の遥が張った「式神縛呪」によって使役する思業式神の最高位に位置づけられる十二天将と十二月将のうち、十二天将を顕現するのに必要な符、「十二天将符」を全て使った究極の結界術による完全防御が展開された議事堂の上空から百合薗グループ所有の戦闘機で反物質爆弾が投下され、目を焼き切って余りあるほどの可視光が放たれた。
遥が百合薗グループと組んだことを後悔するほどの最悪の状況に立ち会わされた訳だが、身体的被害は全く皆無のまま議事堂は跡形もなく消滅する。
「これで政府制圧は終了ですね」
「……呆気なかったですね。私達を苦しめてきた連中がこうもあっさり」
自分達を苦しめ、死地に追いやろうとした政治家達の末路を見て、遥が何とも言えない表情になる。
「それでは、お疲れ様でした。柳様より、暫く百合薗邸で待機をするようにとのことです。甘いお菓子と温かい飲み物を用意しております」
通信機経由で柳の言葉を伝える香澄の報告を聞きながら、「この状況でよくお茶会する気になるわよね」と呆れる遥であった。
お読みくださり、ありがとうございます。
よろしければ少しスクロールして頂き、『ブックマーク』をポチッと押して、広告下側にある『ポイント評価』【☆☆☆☆☆】で自由に応援いただけると幸いです! それが執筆の大きな大きな支えとなります。【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしてくれたら嬉しいなぁ……(チラッ)
もし何かお読みになる中でふと感じたことがありましたら遠慮なく感想欄で呟いてください。私はできる限り返信させて頂きます。また、感想欄は覗くだけでも新たな発見があるかもしれない場所ですので、創作の種を探している方も是非一度お立ち寄りくださいませ。……本当は感想投稿者同士の絡みがあると面白いのですが、難しいですよね。
それでは、改めまして。カオスファンタジーシリーズ第二弾を今後ともよろしくお願い致します。
※本作はコラボ企画対象のテクストとなります。もし、コラボしたい! という方がいらっしゃいましたら、メッセージか感想欄でお声掛けください。




