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百合好き悪役令嬢の異世界激闘記 〜前世で作った乙女ゲームの世界に転生した悪役令嬢が前世の因縁と今世の仲間達に振り回されながら世界の命運を懸けた戦いに巻き込まれるって一体どういうことなんだろうねぇ?〜  作者: 逢魔時 夕
Chapter 3. 香辛料は大航海時代以前の地球でも異世界ユーニファイドでも貴重なのです!

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Act.3-13 黒百合の吸血姫と義弟の決断

<一人称視点・リーリエ>


 濡れ羽色の艶やかな黒髪は光を浴びて天使の輪を作り出し、サラサラとした髪は風に靡いてやわらかく揺られていた。

 白磁のような滑らかさと、白磁ではない、淡雪のような暖かさを併せ持ったような白肌のパレッドに鮮血のような緋色の瞳とスっと通った鼻梁に小ぶりの鼻、小さな糸切歯を覗かせる薄い桜色の唇が完璧な配置で並んでいる。

 纏うドレスは黒百合をイメージしたような絹のような光沢のあるプリンセスライン。微かに膨らんだ胸と折れそうなほど細い腰……とても艶なる身体付きとは言えないが、儚い少女という印象をより強く与え、庇護欲を掻き立て……る?


 と、まあ、ボクがなんとなく想像して言っているだけなんだけど、実際はどうなんだろう?

 常夜流忍術を使って浮かべた小さな水のレンズに映った姿は、寸分違わずボクの浮かべた通りだった……いや、過剰に盛っていないよ!

 ナルシシストに見えるかもしれないけど、そもそもリーリエはボクの理想を体現したキャラの一人だし……というか、百合薗圓も実際に女装すればそこらの女の子なんて敵じゃない超美少女だったし? えっ、喧嘩売っているのかって? だって事実だから。


「……姉さんが……魔族!?」


 怯えて後退るネスト。ちなみに、カトレヤもボクが様々な姿を取ることと、その中でも主要なもの――つまり、リーリエを含めて『Eternal Fairytale On-line』のアカウントは全て把握している……たまに、リーリエの姿でメイド服着用して屋敷の掃除をしていることもあるからねぇ……贅沢な気がするけど、実際一番身体に馴染むのはリーリエの身体だし。


 さて、まずは誤解を解くことからだねぇ……そのためには。


「まず、ボクは魔族じゃない。……場合によっては魔族よりも恐ろしい存在となり得るものだけどねぇ。それじゃあ、その辺りから説明するのとにしようかな?」


 具体的な説明な内容は、以前カノープスやラピスラズリ公爵家の使用人に説明したものとほとんど同じため割愛。まあ、ラピスラズリ公爵家が【ブライトネス王家の裏の剣】であるということに関しては説明を省かせてもらったけど。


「なるほど……姉さんはその乙女ゲーム? の悪役令嬢で、それ以前にこの世界の元になったゲームの作成者でもあるのか……」


「まあそういうことになるねぇ……当初はこんな風に形成の書[セーフェル・イェツィラー/סֵפֶר יְצִירָה]によって選ばれた者……神と呼ぶべき存在によって複雑怪奇な異世界に改変されるとは思っていなかったけど……だけど」


 別に本人――ハーモナイアに悪気があった訳じゃない。ただ、彼女の計画に綻びが出た……シャマシュの存在によって。

 まあ、ボクもシャマシュ一体の力だけで、それが成されたとは思っていない。シャマシュがそのようにして強大な力を得るに至ったのなら、同じように異世界化に伴って自由意志を手に入れた神々は……。


「……だけど?」


「ボクが君達――攻略対象の人生を滅茶苦茶にした事実に代わりはないよねぇ」


 通常、乙女ゲー転生とは乙女ゲームを実際にプレイしていた普通の女の子が主人公なり、悪役令嬢なり、将又モブキャラに転生したりする。

 だけど、今回の場合は違う。無関係な、内容を知っているだけの一般人じゃない……ゲームを作った、つまり元々は登場人物だった者達の運命を決定し、様々な不幸を作り出したのはこのボク自身ということになる。それは、悪役令嬢なんかとは比べ物にならない……本当の、悪魔のような存在だ……あっ、比喩の方ねぇ、ヴィーネットは本当にいい子だし、悪魔達にもいっぱいいい人はいるし……天使のことを嫌っていたりして過剰反応するけど、基本的にはいい人ばかりだよ? まあ、例外もいるけど。

 じゃあ、鬼って表現するかと聞かれても鬼にもいい人はいるし……小豆蔲さんとか?


 まあ、とにかく最低な人間だ。悪役令嬢が急に性格が変わって次第に異世界で出会った新たな仲間達と打ち解けていく……なんて展開にはならないだろう……特に事実を知ってしまったら、人生をめちゃくちゃにしたボクを抹殺したいと思う筈だ。……まあ、むざむざとやられてやるボクじゃないけど……殺しにきた奴は殺される覚悟ができているよねぇ? ってのが、ボクのスタンスだから。


「…………僕は、そうは思わないよ。……姉さんは僕達が不幸になることを望んだ訳じゃないよね? ……もし、姉さんの行いを否定したら、もう物語を作ることは誰にもできなくなってしまうよ。……それに、それなら姉さんだって悪役令嬢に転生して運命に縛られているということになるでしょう?」


「……いいや、運命は変えられる……と思うよ。もう既にシナリオは崩壊していると同然だからねぇ……シナリオの強制力の中にはまだまだ有効なものがあるかもしれないから、多少は恐れているんだけど……でも、正直この国の総戦力を相手にしたところで負けるとは微塵も思っていないからねぇ。まあ、それはいいとして……シナリオとして定められた運命自体は変えられるよ。もう、異世界化に伴って結構おかしいことになっているし、乙女ゲーム自体も結局運命が一本に絞られていなかった――つまり、ヒロインの力で切り開いていくことができた。それに、ボツ設定も追加されている今、乙女ゲームの前提が崩壊している。あくまでゲームを基にした世界だから、必ずしも最後までゲーム準拠という訳ではないんだ」


 そうじゃなければ、悪役令嬢がハッピーエンドになるという乙女ゲー作品そのものが否定されてしまうことになる。原作ならバッドエンドになる筈の人達がなんでハッピーエンドを迎えているのかって話になるからねぇ。


「ただ、それでも変えられない運命がある。これは乙女ゲームとは全く関係のない、ボク自身の超共感覚(ミューテスタジア)――物事の浮き沈みを色として視認する力。この力だけは、どうやってもその結果を変えることはできない……少なくとも今のボク達にはねぇ」


 こことは別の、遠い世界に超越者(デスペラード)という概念が存在したという。限界を超えることで運命という因果から脱した神の干渉すらも無効化する究極概念――これは遠い遠い混沌とした異世界でも秘匿されていた領域だったんだけど……魔界を裏切った悪魔ゼロ=ワンが、自らの異理の力(イミュテーション)、《夢幻の開墾ヌースフィア・レクラメーション》によって自らがいたった超越者(デスペラード)の概念を拡張して超剋者(ネオ・デスペラード)という概念を生み出し、全てのオムニバースにこの概念を上書きしたことで、全ての世界においてこの領域に至ることが可能になってしまった……と言われている。


 あくまで、右近衛鬱金という知り合いの神様に聞いた話であって、詳細は神界でも把握し切れていないらしい。ただ、従来の超越者(デスペラード)よりも超剋者(ネオ・デスペラード)はバージョンアップされ、より厄介な存在に変貌している可能性が高いようなんだよねぇ。


 だけど、今回は超越者(デスペラード)でも超剋者(ネオ・デスペラード)でも関係ない――運命を逸脱していさえすれば、ボクの超共感覚(ミューテスタジア)を、定まった運命を超えることができる。……だけど、ボクはその領域には至っていないし、そもそも至れるかどうかも定かではない……というより、無理な可能性が高いと思うんだよねぇ。ボクはどこかの本好きを拗らせた変態とは違うから……。


「まあ、そういうことはそうそう無いよ。……実際、本来見えるべき悪役令嬢の破滅の兆候も今のところ見えていないし、自分の歩いた足跡が運命になる……これが正常だからねぇ。ボクの力をそうして自らの足跡を刻んでいった結果を見ているだけだから、シナリオの強制力みたいな理不尽なものではないんだ」


「……そっか。それなら姉さんが断罪されることはないんだね」


「……そこが問題じゃないと思うんだけどねぇ。……とにかく、もう意地悪な義姉にも勘違いした義母にもイジメられることはないから安心してねぇ。ボクもネストに意地悪したいとは思わないし……ただ、別の問題も浮上しているけどねぇ。……ボクはまだ一つだけ話していないことがある。近いうちに、その話を聞くことになると思う……そこで大きな選択を迫られることになると思うけど、正直ボクからアドバイスできることはないかな。ただ、ネストなら乗り越えられると思う」


「それは……僕が攻略対象の一人、だから?」


「ん? いや、ただの勘だよ」


 ……これだと、ランデス王子のことを笑えないなぁ。


「でも、どんな選択をしても屋敷には置いてもらえると思う。お父様も悪い人……ではないと思うからねぇ。あの人は家族を大切にする人だよ、それだけは確かだからねぇ。……ということで、君は例え暴走したところでボクを殺せない。流石に時空干渉してぶった斬られたら……それでもなんとかできそうだよねぇ。だから、暴走して誰かを傷つけるんじゃないかって怯えなくてもいいんだよ。ここの使用人も、ほとんどの人は対処できるだろうし……。それに、魔力のコントロールができないなら、これからできるように頑張ればいいよねぇ。ここの使用人のほとんどは魔法を使える人だし、ボクも付き合うよ?」


「……本当にいいの? そこまで迷惑をかけて……」


「大丈夫大丈夫。まあ、望まなくても時期に向こうからお声が掛かると思うからねぇ。それじゃあ、屋敷に戻ろうか」



<三人称全知視点>


「……失礼します」


 ローザと分かれた後、ネストは執事長を務めているジーノという男からの伝言で義父であるカノープスの執務室へと向かった。

 その表情は緊張の色に染まっている。


 ローザ(リーリエ)の残した忠告に「お父様」――つまり、カノープスの名前が挙がっていた。その話題の人物からの直々の召集という自体に緊張するのはまあ、致し方ないことである。


「やあ、わざわざ来てもらって申し訳ない。……まあ、必要な話だからね。どうして君をこの屋敷に招いたのか、私達は君に何を求めようとしているのか……ああ、別にその話を聞いた上でどうしたいかを決めるのは君だ。別に私の申し出を拒否したという理由で命を取ることはないから安心してもらいたい。ただし、このことを他言すれば……ここまで言えば分かってもらえるよね?」


 ネストは目の前のカノープスに戦慄した。ただ、殺すと宣言されるのであればここまでの恐怖を抱くことは無かっただろう。

 まるで井戸端会議で話題に出すように、表情一つ変えずにこれまでと同じ優しい雰囲気のまま、カノープスはネストを殺すことも厭わないと、そう宣言した。


 これまで、殺意を向けられたことはあった。しかし、そこには恐怖や怒り、様々な感情が付随していた。

 しかし、カノープスからはそれらを何一つとして感じ取れない。その空虚な殺意……いや、そもそもこれを殺意と呼ぶべきなのか。まるで水が高いところから低いところへ流れるように、それが自然の摂理であるかのように、ネストを殺す――それが、目の前の男にはできる。これを、化け物と言わずして何と形容すべきか。


 それから、カノープスが語ったのはブライトネス王国を支えてきた暗殺者一族の話。王家に仕え、表立って動けない王家のために邪魔な存在、害悪と化した存在を駆逐するために動く毒剣。


「……私はローザこそがその毒剣を継ぐのに相応しいと考えている。だが、それは無理な話だ。彼女は、このラピスラズリ公爵家の当主という小さな立場で終わる人間ではない。彼女は、私の陛下に匹敵する、そのようなお方だよ。上に立つべき存在だ。……だが、私もこのラピスラズリ公爵家を絶やす訳にはいかない。そこで白羽の矢が立ったのが、攻略対象の一人である君ということになる。ローザからこの世界の話については既に聞いているだろう? 使用人に確認させたから間違いない筈だ。向こうもそれに気づいていたようだから、流石は私の娘……いや、烏滸がましいね。彼女は私よりも強い……親の七光ではないのだから、私が誇るのはおかしいのだろうけど。……この公爵家を継ぐということは普通の公爵家を継ぐのと同じではない。それに、君に素質があるのかも分からない。もしかしたら、そういうのに相応しい人間性ではないのかもしれない。……君について分かっているのは、魔力が強いことと、それを制御することができないことの二点だけだからね。……さて、君に聞きたいのは一つ、この公爵家を継ぐか、継がないか。例え継がないとしても私は君を追い出したりはしない、それだけは約束しよう」


 正直、ここまでの話を打ち明けられるとは想像もしていなかった。

 ラピスラズリ公爵家という組織の裏の顔――確かに、これは義姉や義母に苛められるというよりも遥かに厄介だ。


「…………僕には、無理だと思います。その話だと、重要なのは王家をどれだけ大切に思っているか……ということになりますよね。僕にはそういう気持ちがありません。……ですが」


「……ですが?」


 カノープスは、ローザと同い年という幼い少年にここまでの大人びた受け答えができるということに驚いていた。

 ネストは家族から浮き、無邪気な子供のままでいることを許されない環境に置かれ、早く大人にならなくては無かったのだろう。心の傷が子供を子供らしくなくしてしまうことはよくあることだ。痛ましいことではあるが、カノープスにとっては皮肉なことに嬉しい誤算である。


「僕は、暖かく僕を迎えてくれたラピスラズリ公爵家に感謝をしています。特に姉さん……ローザ様には。……僕はその恩返しがしたい。暴走するかもしれないこの魔力も上手く使いこなせるようになれば、姉さんの役に立てるかもしれない、そういう理由では、ダメでしょうか?」


「……そういう理由で当主を継ぐことを決めたという当主はいなかった。まあ、そもそもこうやって外から招いた子に当主を任せようという話自体、今まで無かったんだけどね。……でも、私はそれも一つの答えだと思う。私達は王家を守るために毒剣となった。必ずしもその思想に一致している訳ではないが、大切な人を守るための毒剣という点だけは共通しているからね。どのようにラピスラズリ公爵家をどう扱うのも次期当主の君の好きにするといい……まあ、私が引退してからの話にはなるが。さて……ジーノ、ということだからこれからネストを鍛えてやってくれ」


「承知しました」


 一切気配なくネストも気づかない間に執務室に立っていたジーノは、ネストに恭しく頭を下げ、「よろしくお願いします、御坊ちゃま」と優しく声を掛けた。


「さて…………もう出てきてもいいよ」


 そのままジーノに先導されてネストが執務室を後にし、静まり返った部屋の中でカノープスは誰もいない筈の部屋で何者かに声を掛けた。


「ああ、やっぱりバレていたねぇ」


 「『千羽鬼殺流・廉貞』と『奇門遁甲』でしっかり隠していたつもりなんだけどなぁ」、と言いながらローザが姿を現す。


「……やっぱり、お父様の闘気の発達は異常だよねぇ。……しかし、こんなに簡単に見つかるなんて、ボクもまだまだだなぁ」


「いや、完璧だったよ。ローザには敵わない……私は別に見気で君を捉えた訳じゃない」


 ローザと同じく少し先の未来が見える、戦闘使用人程度の練度であれば数キロほど離れていても位置を感じ取ることができる、生命の発する心の声――意思を読むことができるという状態に達しているカノープスでも、ローザの気配を読むことはできなかった。それほどまでに、ローザという存在はどの分野においても天性の才と言えるほどの驚異的な技倆を持っていたのだ。


「でも、見なくても分かったよ。君は必ず今回の結果を気にすると分かっていたからね」


「ああ、そういうことか。……まあ、お父様の掌の上でも仕方ないよねぇ、お父様はプロで、ボクは所詮三歳児の貴族令嬢なんだから」


 たったそれだけの年で、化け物と言われた初代公爵すらも超える技倆を秘めている少女の甚だしい謙遜に流石のカノープスも異議を申し立てたくなったが、決して心の声を口に出したりはしない。


「とにかく、これでラピスラズリ公爵家も安泰だろう。彼ならきっと、人間らしい家族を集めてくれると思う……情があって、人間らしくて、――そして過激な」


「いや、お父様の使用人も結構人間味があると思うよ。……ボクのところはとにかく破茶滅茶な人が集まるからねぇ。本当に暗殺ができるのか、ってくらい過激な」


「それは、是非……一度共闘してみたいな。()の使用人達と」


「まあ、もしかしたら、そうなるかもしれないねぇ」


 ラピスラズリ公爵家第五十代当主カノープスに、ある意味公爵家の原初の当主と言えるローザが笑みを浮かべながら返した。


 こうして、攻略対象の一人、ネスト=ラピスラズリとの対立は恙無く回避されたのである。

 そして、これが次代の【血塗れ公爵】を継ぐネストの最初の一歩となった。

 お読みくださり、ありがとうございます。

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 もし何かお読みになる中でふと感じたことがありましたら遠慮なく感想欄で呟いてください。私はできる限り返信させて頂きます。また、感想欄は覗くだけでも新たな発見があるかもしれない場所ですので、創作の種を探している方も是非一度お立ち寄りくださいませ。……本当は感想投稿者同士の絡みがあると面白いのですが、難しいですよね。


 それでは、改めまして。カオスファンタジーシリーズ第二弾を今後ともよろしくお願い致します。


※本作はコラボ企画対象のテクストとなります。もし、コラボしたい! という方がいらっしゃいましたら、メッセージか感想欄でお声掛けください。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] > ラピスラズリ公爵家を扱うのも時期当主の君の好きにするといい →ラピスラズリ公爵家を扱うのも次期当主の君の好きにするといい [一言]  黒百合といえば、黄花黒百合っていう見た目に黒要…
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