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お手玉遊び

作者: あお

まるじくんは、今日はお手玉で遊んでいます。


お手玉の遊び方は、こうです。


お手玉を一個ずつ右手と左手に持っています。

右手のお手玉を上になげて、その間に左手のお手玉を右手にうつし、なげたお手玉を左手で受け止めます。


でも、まるじくんはなかなかうまくできません。

投げたお手玉が遠くにいったり、左手から右手にうつすお手玉をうつしわすれたりします。なんどかやってみましたが、うまくいきません。


横で猫のタマがそわそわしています。ときどき手を出したりとんだり跳ねたりしてお手玉をつかまえようとします。


まるじくんは、お手玉遊びよりこっちのほうがおもしろそうだと思い、お手玉をタマに渡してみました。するとタマは前足で動かしたり、つかんだりしていました。でも、動かないことがわかると毛づくろいをはじめました。


もう一度まるじくんがお手玉遊びをはじめると、タマはそわそわして、またお手玉をつかまえようとします。


まるじくんは、いいことを思いつきました。

お手玉をヒモで結んでブラブラさせてみました。

するとタマはそれにあわせて頭を動かしたり、前足を出したりします。


お手玉を床におくとタマはお尻を振ってじっとみています。

そしてヒモを引っぱると飛びついてきます。


上のほうでブラブラさせるとジャンプして飛びつこうとします。

タマがお手玉をつかんだ状態はまるでさかなつりのようです。


おもしろいので何度もやっているうちに、お手玉にタマの爪が引っかかってしまいました。まるじくんはそれに気がつかずにヒモをひっぱりました。


すると、お手玉がやぶれて中身がパラパラといって大きな音をたてて広がりました。

タマはびっくりして、逃げて行きました。


挿絵(By みてみん)

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