入院プロローグ(前)
2013年。艦これサービス開始からしばらくたった頃。
さてどうしたものか。プレイしてみようか、と、
悩みながら発泡酒をあおっていた六月。
喉に違和感を覚え放置してあったものがだんだん無視できない感じに。
具体的に言うなら固形物が飲み込めない。
特に困りはしないけどちょっと病院行ってみるか、と近くのクリニックへ。
しばらく待ってから診察室。喉を見て即、
「これはうちでは診れないから耳鼻咽喉科か歯科行って」
「え?」
今まで色々経験してきたけど、こういうの初めて。
これちょっとヤバイやつかも知れないって病院行くと大したことなくて、
放置してたのがヤバかったパターン(頚椎の骨欠けてたりとか)が多い私。
これヤバイパターンじゃない?
朝一番に出かけたからまだ午前診断間に合うーと、
そのまま耳鼻咽喉科クリニックへ。
しばらく待ってから診察室。じっくり診てもらい、
「腫れがひかないとなんとも言えませんね」
抗生物質を処方されて帰宅。
一週間ほど薬を飲み続け少し楽になってきたので、
やっぱり大したことなかったのかなと思いながら再び診察。
「大きい病院じゃないと無理です」
おぅっ。
そうですかそうきましたか。
こんなこともあろうかとこの日も朝一番で来ていたので、
そのまま大きい病院へハシゴさー。
というわけで名古屋第二赤十字病院。
ほぼ確信したような顔つきで、
「組織サンプル採りますね」
麻酔を打ってから患部(喉右側、顎から少し下あたり)を、
鉗子でぐりっと。
結果は一週間後のお楽しみ。
色々初体験でテンション上がっててクリニックから病院へハシゴ。
診察、サンプル採取など色々やったのに時間はあっという間でした。
病院を後にして近くのコンビニでビール。
なんだか一仕事終えた気分で美味しかったです。