盲導犬ズン太
掲載日:2012/04/14
童話っぽかったので枯れ木も山のにぎわい?(アンゴルモア風)
綺麗な花の香り
グーっと背伸びしてみる
私は目が見えない
その分鼻や耳は良い
外に出るとき
少し怖い 盲導犬のズン太が
側にいてくれるけど
プーっとクラクションの音がした
私のせい?と被害妄想する信号交差点
ズン太は私の友達で私の恋人
ワンでおすわりトゥーでお手スリーで回る
そんなズン太が死んだ
私の家で
冷たくなった躯に信じられない思いの前に
涙が溢れてくる
私は目を見開いた 影の中に温もりを残した
暗闇は私の悲しみの赤い心臓を黒く染めていった
私は死ぬ事にしました
だって私のたった1匹の理解者だったのだもの
さようなら 天国で会えるかな
事件は盲の女性が車に轢かれたと小さな
ニュースになった
私を轢いた人ゴメンナサイ
他に方法は無かったの
私には病院のベッドが天国の雲の様に思えた
もし叶うなら貴方の瞳を見つめたかった ズン太




