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句読点 2  作者: 川進
90/93

いち雨 に山 さん急雨







雨はさびしげ、

音立てて。

落ちるけれども、

いさぎよく。


雪はつめたく、

音も無く。

積もるけれども、

ここちよく。


旅を続ける、

みずみずしく。

きよらかなもの。







真白く、光る。


気高い、

けものの、

背のように。


なだらかに、

盛り上がる。


横たわる、連なり。


あのような、

美しさを。


他に、

知らなくて。


つい。

息を吐く。





急雨



夢うつつを。

打ち鳴らす、

雨。


何粒。

弾けたときに。


目を。

開けた。


いったい、

何粒。


聞かないまま。

逃してしまった。


悔やみつつ、

また。

夢うつつ。







            373 m(_ _)m 39

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