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句読点 2  作者: 川進
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鍵の爪先





きみは上手に。

つま先立ちの片足で。

くるくると回り続ける。


折り曲げている足は、

微かな影を落としながら。

円を描いている。


きみは。

ぜんぶの。

中心点。


針を持たずに、

良い音を引き出して。


流れに変わる、幾重もの。

細かな溝を、明らかにする。


胡桃の殻を割るように。

夜空の雲を押し開き。

満天の星を呼び寄せる。



その瞬きに、

争いの映らない、

一日や。


人々の、

足なみが揃う、

一瞬は。


無いとしても。


少しも離れずに。


きみは、

鍵の形をして。

回り続けている。






            373 m(_ _)m 39

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