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句読点 2  作者: 川進
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覚めるときの色合い





背中をくるむような。

気配をくれるなら。

それで、じゅうぶん。


かつての、疼きを。

中心に込めて。

抱えて、眠れる。


落ちるほどに。

鮮明になる、気配は。


柔らかな底に、

たどり着いて。

温かな水のような、夢になる。



目覚めるとき。

とても優しい、なだらかな海に。


少しずつ、波立つ。

濃紺の色。









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            373 m(_ _)m 39

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