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遠路峰の雪
川沿いに着いた頃には、
すっかり夜は明けて。
しんとしている水面に。
形のまま、赤色は映っている。
綿花のように丸まるものは、
たくさんの水鳥。
まだ波を立てず。
眠っている。
遠くの峰には、
雪が積もり。
流れのように、
山肌を伝う。
行くけれど。
遠いまま。
隠れてはまた。
姿を見せるばかり。
赤い山なみの向こうに。
まだ青く透けている、
冬がいる。
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川沿いに着いた頃には、
すっかり夜は明けて。
しんとしている水面に。
形のまま、赤色は映っている。
綿花のように丸まるものは、
たくさんの水鳥。
まだ波を立てず。
眠っている。
遠くの峰には、
雪が積もり。
流れのように、
山肌を伝う。
行くけれど。
遠いまま。
隠れてはまた。
姿を見せるばかり。
赤い山なみの向こうに。
まだ青く透けている、
冬がいる。
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