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句読点 2  作者: 川進
160/219

雨に背かず






一滴のために。

泣けよ、きみ。


呼ぶ、

似たものを。

溢せ。




満ちて、乾き。

鱗に成る、

泥を。


絞る涙で。

溶かせ。


皮膚ごと。

裏返れ。




降り出す、雨に。

委ねよ、きみ。


流れ行く、

鱗から。


露わになる、

内から。


目を、

背けず。




雨が、止むとき。

戻る、皮膚に。


くるまれ。

燃える。


その。

小さな火は。

何か。


消えずに、在った。


その火は。

何か。







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            373 m(_ _)m 39

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